ツアー客のために食材を集め宿を造る!! 新しい体験に満ちた南アメリカ大陸へ『theHunter:Call of the Wild』【Steamハック:猟友会12】

2021-10-14 12:33 投稿

おもてなしの心得を体で学ぼう

第一次大戦の傷跡がある森林地帯や西部開拓時代の跡が残る湖水地域、古代人の足跡をたどる氷河地帯や民族の歴史が詰まったサバンナなど、さまざまな大自然に身を投じ、狩猟を体験していくExpansive Worldsのハンティングゲーム『theHunter:Call of the Wild』。

これまでヒルシュフェルデン保護区、レイトン湖水地方、メドヴェド=タイガ国立公園、ヴルホンガ・サバンナと4つのフィールドを紹介してきた猟友会。

その第12回目となる本稿からは、5つめのフィールド“パルケ・フェルナンド”という、南アメリカ大陸のパタゴニアを舞台にした新たなハンティングの始まりです。

「え、そーいう展開なの!?」

思わず驚いてしまったこれまでにないストーリー。

お客さまをもてなすために奮闘する生活は想像以上に楽しいぞ!!

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亡き旦那と夢見た事業の再開を願う物語

本作では各フィールドごとにナビゲーター役の人物が登場。地域の特徴や歴史に触れる壮大なストーリーへとプレイヤーを導いてくれる。

今回訪れた南アメリカ大陸のパタゴニア“パルケ・フェルナンド”でその役を演じるのは、キャロライナ・バルガスという女性だ。

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豊富な狩猟対象動物たちが生息することで世界中から注目を集めるこの地での開業を目指していたが旦那の急死をきっかけに頓挫。

それから十数年、ツアー業を想定していた施設は親族たちが使う静養所として使われていたため、旦那と夢見たツアー業の再起させるには多くのものが不足していた。

それを手助けするのがハンターの使命であり、これまでのフィールドでは味わえなかった不思議な体験の始まりなのだ。

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ハンティングもするしアウトポストや展望台の開放もする。

やっていることの基本は従来とかわらないのだけど、彼女から依頼されるのは“自分以外のハンター客”をおもてなしするための下準備。

送電するために必要なソーラーパネルの確認ロッジの修復などを通じ、旦那を失い悲観的になっている彼女が希望を見いだしていく展開はとてもよかった。

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保護区の開園を目指すおしゃべりな経営者

心から応援したくなるナビゲーター役のキャロライナだけど、彼女はことあるごとに“テレビが始まるから”と、要件の伝達もそこそこに会話を切りあげてくる。

ちょっと高圧的で怖そうな口調だけど、おしゃべりが大好き。

きっと寂しがり屋で根はやさしい人。そんな彼女との会話はいつだっておもしろく、独特な世界観にどんどん引き込まれていく

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最初はぶっきらぼうで近寄りがたい存在だった彼女が、依頼を通じて徐々に心を許し、穏やかな口調になっていくプロセスはとても印象的だ。

しかし、そんな彼女を動揺させる事態が発生。

ピューマの巣に近い場所でキャンプをし、行方がわからなくなった人物の調査依頼が舞い込む。

次回はその真相を含む、とても魅力的なフィールドとストーリー。

これまでの『theHunter:Call of the Wild』とはひと味違う“パルケ・フェルナンド”の魅力をさらにリポートしていく。

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P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

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