【新作】震度7の巨大地震によって逃げ場を失った男の密室サバイバルアドベンチャー『サバイバーズ・ギルト』

2021-07-10 11:00 投稿

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サバイバーズ・ギルト

閉ざされたエレベーターからの生還

2011年3月、何かが崩れ落ちる音に驚き目覚めた“私”は、遠くに聞こえる救助隊らしき声に向かって瓦礫の中から必死に助けを求める。

本記事で紹介する『サバイバーズ・ギルト』は、大震災から15年後の世界を舞台に、“もしも巨大地震でエレベーターに閉じ込められたら”というテーマのもと、極限のサバイバルに挑む密室アドベンチャーだ。

限られた物資をどう活かすのか。

刻々と迫る恐怖に耐え、救助が来るその瞬間まで生き延びよう。

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ゲームの見どころ
●心と体の健康を管理する密室サバイバル
●大震災をテーマに“あの日”を振り返る

心と体の健康を管理する密室サバイバル

webサイト制作会社に勤める主人公の担当する企業が“電波増幅アダプター”という圏外の地域でもスマホが使える便利の装置を開発。

その試作品を実際に使い、紹介ページを制作してほしいという社長の無茶ぶりから物語が始まる。

この電波増幅アダプターがまさか我が身を救うとは、主人公は夢にも思っていない。

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忙しそうな同僚たちの分を含む昼食の買い出しを終え、オフィスのある13階に向かう途中で震度7の大地震が発生。

たった1人、エレベーターに閉じ込められてしまうところからサバイバルが始まる。

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1日は朝昼夜の3部構成、それぞれ10ターンで構成されている。

空腹や喉の乾きなど6つのステータス(生命・満腹・水分、体力・精神・清潔)を手元にある5人分の物資で維持。

誰かに連絡を取ったり体を休めたり、1つ1つのアクションに応じて消費していく。

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電波増幅アダプターを使って家族や消防などに連絡。

いつくるかもわからない救助を待つ中で、主人公は思いがけない人物とのつながりを得る。

限られたターンをどう活かしていくべきか。

買い出し5人分の物資選びはもちろん、運命を左右する数々のイベントを慎重にこなしていこう。

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大震災をテーマに“あの日”を振り返る

本作は東日本大震災を想起させる“2011年3月の震災”というテーマを主軸に展開。

ゲームで描かれる15年後の舞台でも再び津波の被害を描いている点がとても印象深い。

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“災害用伝言ダイヤルセンター”の存在や防災に関連した知識をストーリーの進行度に応じて学び、ゲームの中で実際に活用していくアプローチはとてもよかった。

東日本大震災から10年、忘れてはいけない多くの事柄を改めて考えるきっかけを本作は担っていると強く感じる作品だ。

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P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

サバイバーズ・ギルト

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルアドベンチャー
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