仕事を口実に3本空けました。『ビアリー 香るクラフト』体験会/ゲームとお酒に関する実験と考察
2021-06-23 15:46 投稿
0.5%の“微アル”第2弾はエールビール風!
2021年6月22日、アサヒビールはビールテイスト飲料の新製品『ビアリー香るクラフト』の体験会をオンラインにて開催した。
本記事では製品の試飲リポートと、ゲーマー目線から見た考察をお届けしていく。
『ビアリー 香るクラフト』試飲してみた!
今回の体験会の主役となる『ビアリー 香るクラフト』は、6月29日より関東・甲信越エリア1都9県で販売されるビールテイスト飲料。その名の通り、フルーティーで華やかな香りが特徴だ。
アルコール度数0.5%の“微アル”という新ジャンルで、従来のビールテイスト飲料よりも本格的な味と飲みごたえが楽しめる製品となっている。
今回はオンライン体験会ということで、実際に新製品が手もとに届いた状態で参加。6月29日の発売に先駆けて、試飲することができた。まずはそのインプレッションをお伝えしていこう。
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まず泡立ちはきめが細かく、ノンアルコールビールよりもビールに近い印象。実際に飲んでみると、前作『ビアリー』が持っていたコクのある味わいはそのままに、フルーティーで華やかな香りが口の中に広がる。系統としてはペールエールに近い味わいだ。
アルコール度数0.5%ということでノンアルコールビールに近いものを想像する人も多いだろうが、味はしっかりとしていてむしろビールに近い。それでいてアルコール特有の刺激が少ないため、より気軽に飲みやすくなっている。
今回の試飲にあたって従来の『ビアリー』も飲み比べてみたところ、従来の『ビアリー』がビールらしいコクや苦味をしっかりと感じられるのに対し、『ビアリー 香るクラフト』は苦味が後を引かないことでより香りを楽しみやすくなっているように感じられた。後味も爽やかなので、ビールをふだん飲み慣れていない人でも飲みやすいのではないだろうか。
個人的にうれしいのが希望小売価格の設定。近年ではスーパーなどのビール売り場でもさまざまな銘柄のクラフトビールが並ぶようになってきたが、価格帯としては300円前後の商品が多い。同系統の味わいで、195円(税込)という価格はなかなかに割安だ。ふだんからクラフトビールを愛飲している人ならば、より気軽に味や香りを楽しめるドリンクとして、十分に選択肢に入るおもしろい存在となりそうだ。
ヘビーユーザーも求めた“微アル”
今回の体験会では、シリーズ第1弾の『ビアリー』という製品が出てきた背景についても語られた。
まず近年では消費者意識の変化により、20代~30代の若年層から度数の低いアルコール飲料を求める声が挙がっているとのこと。とくに少しだけ酔いたいときにちょうどいい存在として、低アルコール飲料が求められているそうだ。
一方、じつはアルコール飲用ヘビー層にとっても、ノンアルコールビールは重要な存在だという。アサヒビールの調べによれば、外出自粛や在宅ワークが増えたコロナ禍で、ヘビー層のアルコール摂取量が増加。アルコールの摂取量を調整したり休肝日を作る目的で、ノンアルコールビールを求める人が増えていたようなのだ。
こうした低アルコール飲料に注目が集まる状況の中で、飲みかたの多様性を相互に尊重しあう“スマートドリンキング”という概念が登場。このスマートドリンキングをより普及・促進させるための第1弾商品として、『ビアリー』が世に登場する運びとなった。
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3月30日より関東・甲信越エリアで先行販売された『ビアリー』は、若年層や女性を中心に支持を受ける結果に。ビールとの併売率も高く、アルコール摂取量を調整したいヘビーユーザーにも愛飲されているようだ。
そして6月29日からは、この『ビアリー』がいよいよ全国展開される。ノンアルコールビールよりも飲みごたえがあり、かつビール以上にカジュアルに付き合っていける存在として、より多くの人に親しまれることが期待される。
『ビアリー 香るクラフト』は“ゲーミングアルコール”になり得るか?
この『ビアリー』シリーズについて、ファミ通Appでは過去にこんな記事を公開している。
▼参考記事▼
記事そのものは『ビアリー』の流通が始まる前に書かれたものだが、記事の最後では、『ビアリー』がゲームをプレイしながら飲む“ゲーミングアルコール”としての役割を担えるのではないか、という予想を語っている。
今回はこの予想について、自身の体で実験できるちょうどいい機会ということで、試飲の傍らで実際にいくつかゲームをプレイしてみた。
まずは、“酔い”による集中力の変化について。今回の試飲では飲み比べのために『ビアリー』及び『ビアリー 香るクラフト』及びを1缶ずつ空け、さらに撮影用に追加で1缶空けたのだが、この量を飲んでもプレイへの影響を強く実感できるほどの集中力の低下は生まれなかった。強いて言えば、アルコール度数が低いせいかビールよりも腹に溜まりやすかったのが気になった程度だ。
一方でアルコールによるリラックス効果だが、これは十分に効果があったと見ている。そもそも仕事中に堂々とゲームをしながら3本空けている時点でリラックスしていないはずがない。環境によって少々スパイスが効いてしまった感もなくはないが、少なくともゲームとお酒を両方楽しむという意味では、間違いなく効果を発揮していたと思われる。率直に言って、ものすごく楽しかった。
なお2種類それぞれの違いだが、個人的には香りの余韻を楽しむことで単体で完結できる『ビアリー 香るクラフト』のほうが、ゲーム中のお供には向いているように感じた。『ビアリー』はカラメル的な苦味が舌に留まりやすく、おつまみが欲しくなってしまうのだ。とはいえふだんの飲みかたによっても印象は変わってくるため、好みの範疇だろう。
競技シーンではプロゲーマーが集中力を高めるためにエナジードリンクを摂取している姿をよく見かけるが、日常的にゲームを楽しむうえではそこまでの集中力は必要ないことが多い。むしろリラックスしながらプレイしたい場面もあるはずだ。
のんびりカジュアルにゲームを楽しみたい場面では、『ビアリー』と『ビアリー 香るクラフト』は確実に良質なリラックスタイムを演出してくれる。もし売り場で見かける機会があれば、“ゲーミングアルコール”という新たなお酒との付き合いかたに挑戦してみてはいかがだろうか。
ゲームプレイ中の飲酒に関するアンケート
ファミ通Appでは現在、ゲームとお酒に関するアンケートを実施中。
アンケートに回答した人の中から抽選で10名に、『アサヒ スーパードライ』と『ビアリー』の6缶パック、およびアマゾンギフト券3000円分がプレゼントされる。
この記事をここまで読み進めるほどにお酒に興味がある人なら、きっと『ビアリー』が持つコクのある飲みごたえを自分の舌でも実感できるはず。ぜひともアンケートを出してプレゼントに当選し、飲み比べに挑戦してほしい。
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