『サクラ革命』フィナーレを迎えて【プレイ日記第51回】
2021-06-30 18:00
2021-06-16 12:36 投稿
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サクラ革命 華咲く乙女たち
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皆さんこんにちは。ライターの松尾です。
終章の物語、楽しんでいらっしゃいますでしょうか。
ストーリーが終幕へと向かっていく、寂寥感とも高揚感ともつかない気持ちで、私も少しずつ進めていっています。
今回も引き続き、お付き合いくださると幸いです。
帝都の手前となる横浜の検問所、そこにはひとりのN12の姿がありました。
鵲裳シヅキ。最明クルミとともに初期のB.L.A.C.K.を作り上げた彼女は、苦しそうな様子で東北からの増援を待っていました。
しかし、当の二名は東北の地にて足止めを食らっていました。
うちひとり、暁アリスはすでに倒され、夜門コハクはその敵を見据えます。
そこにいたのは、かつて帝国華撃団と戦った元中国総督、バイリン。
そして彼が東日本を周り集めていた乙女たち、北方連合花組でした。
▲うんうん、ドリキャスとかほんと、10年未来を行ってましたね……。
▲分担して霊子ドレスの調整ができる彼女らがすごいのか、ひとりでこなしているふうかくんが規格外なのか。
N12の中にあって吉良の側近と言われる夜門コハクと、北方連合花組との対峙で、再び場面は関東へと戻ります。
帝都へと向かう帝国華撃団を阻む、最後の壁になろうとする鵲裳シヅキ。
彼女には降鬼を操る能力があることが明かされます。
司令の帝劇赴任日の降鬼出現や、青ヶ島での降鬼も彼女によるものでしたが、それらの能力と初期の霊子スーツを使用してきた反動で彼女の体はボロボロになっていました。
神器の力があれば病を祓えると説得するしのくんに、これまでの罪の清算を理由に拒絶するシズキ。
そこに、彼女のかつての相棒であったクルミくんがかしえくんをともなって現れます。
クルミくんは彼女なりの言いかたでシズキを引き受けることを伝え、帝国華撃団を送り出します。
最後の検問を抜け、帝国華撃団一行はついに帝都への進攻を果たすのでした。
▲クルミ様語もばっちり翻訳。すっかり力関係が決まってますねこのふたり。
ついにたどり着いた帝都、しかしその空は厚い雲に閉ざされ、戒厳令が敷かれていました。
待ち構えていたのは、大量の機兵とサマエル。
道を開くことすらできない物量の中、四国花組がベリアルという特攻隊長をともなって登場。
これまでのしがらみを吹っ切って、帝国華撃団の一員となったベリアルと一丸となって、機兵達と戦います。
しかしその圧倒的な物量は凄まじく、サマエルは帝国華撃団に経戦能力が欠けていることを指摘して勝ち誇ります。
たしかにこれまでゲリラ的な戦い方をしてきた帝国華撃団は、突破力はあっても補給能力を欠いており、長時間の戦闘には向いていません。
その弱点をサマエルは的確に突いて来ていました。
しかし、そこに待望の救援が届きます。
中央道を向かっていた先発組が、ほかの関西花組メンバーやルシファーを引き連れて到着。
夷守メイサとの遭遇戦で窮地に陥っていた彼女たちでしたが、くりんくんやのぎくくんが連れてきた民間人の義勇軍が到着したことにより形勢は逆転。
民間人に手を出すことを良しとしなかったメイサらが武装解除したことによってここまでたどり着くことができたのでした。
義勇軍やくりんくんのお友達に加え、甲賀忍軍、那智家執事メイド部隊、撰進組、華面刃舞が到着したことによって数の上での敵の有利が消えます。
▲敵の増援に間違われるルシファー。いやなんで顔戻っちゃったんですか。
サマエルはこれまで総督用に使われていた機兵を無人機として投入しますが、そこに宙組の面々が到着。
まさかのまさかで生きていた(?)種子島のクマ機兵がそうかくんらによって復活し、総督用機兵を乗っ取ります。
さらにバイリン率いる北方連合花組も参戦。
どうやら特攻まで敢行したバイリンは乙女たちから叱られつつも、慕われている様子。
中国花組の面々はその様子に松林先生の面影を見ていました。
帝国華撃団以外にもさまざまな協力者が現れた帝都。まさに総力戦の様相となります。
▲まじかきみらも仲間になるのか。
数と補給の弱点も制し、切り開かれた道を進む一行。
そこにサマエルが直接現れます。
3名の総督の裏切りにやはり機械こそ至上と掲げ、自身の作り上げたものに自信を持つサマエル。
同じ技術者として、ふうかくんはそこに敬意を持ちつつ、真っ向から挑みます。
そしてついに登場する彼女の霊子ドレス光華四式・特“友光”。
そうかくんの霊子漏れにヒントを得た霊力循環システムを搭載したこのドレスは、ミライという不完全なエネルギーに代わる新たな未来を示すものでした。
技術でも、戦いでも敗れたサマエルはすべての機兵に帝都の破壊を命令。
皆は戦いを止め、市民の避難に動き始めます。
▲このシーンのそれぞれのセリフには、乙女たちのバックボーンを感じてグッときました……。
そして新たなN12、石籠セイラも姿を現し、ななこくんは単身それに挑みます。
▲正直ここだけはギャグかシリアスかよくわからないのです……。
敗れたサマエルを“ダチ”として庇うベリアルにその身柄をあずけ、一行はなでしこさんが囚われる、新帝国劇場に足を踏み入れるのでした。
帝国華撃団が組織であり、装備を有する部隊である以上欠かせないもの、それは裏方の存在です。
表舞台に立つ役者として、また実戦部隊として在る花組以外にも、さまざまな縁の下の力持ちが『サクラ大戦』シリーズには存在していました。
まずは戦力となる霊子甲冑や、翔鯨丸や轟雷号、エクレール、エイハブなどの移動手段となるメカを整備する整備班。
帝国華撃団では李紅蘭が花組のメンバーとメカニックを兼任していましたが、OVAなどでは中嶋親方といった大道具と整備を兼任するキャラクターも存在していました。
『新サクラ大戦』では神山誠十郎の親友である司馬令士が技術部の技師長として近い役割を担っています。
つぎに輸送空挺部隊である風組。霊子甲冑を輸送する手段である翔鯨丸などの乗員であり、かすみ、ゆり、つばきの帝劇三人娘が務めていました。
巴里華撃団ではメル・レゾン、シー・カプリスがこの任に当たっており、レビューの司会もこなしていました。
紐育華撃団では虹組と名前を変え、シアターのウェイトレスであるプラム・スパニエル、売店の売り子で衣装制作もこなす吉野杏里がエイハブのクルーを務めています。
情報担当して存在するのが、隠密行動部隊である月組。
大神一郎の親友である加山雄一が隊長を務め、花組の活躍の裏でバックアップを行っていました。
そして忘れてはいけないのが魔神器防衛部隊、薔薇組。
陸軍の中でもいろいろな意味で抜きん出てしまっていた清流院琴音、太田斧彦、丘菊之丞の3人で構成され大帝国劇場の地下で魔神器を秘匿していました。
スピンオフタイトルのメインとして活躍したのが、降魔の起こす魔障事件に対処する魔障隠滅部隊の奏組。
大帝国劇場のオーケストラ担当としても活躍する彼らは、指揮担当(見習い)の雅音子を中心に楽器から霊力を込めて放たれる音を武器にして降魔と戦っていました。
それ以外にも、女性霊能者によって構成され、帝都で結界の展開を行っていた夢組、局地戦部隊の雪組など、花組以外の部隊も多々存在し、それぞれの役割を果たしていました。
そのイズムは、太正100年にいたる歴史の中でも連綿と受け継がれ、『サクラ革命』においてふうかくんに引き継がれます。
花組は舞台で輝き、そして戦いにも臨むスタァ。しかし、そんな彼女たちを照らす存在もやはり綺羅星なのです。
ふうかくんを発明王≪トップスタァ≫と評したことは、これまで戦い続けていた裏方たちも、スタァであるということの証左ではないでしょうか。
というわけで今回は帝都での総力戦、そして帝国華撃団を支える影の星々についてお話させていただきました。
ほんとうにふうかくんのドレス登場が嬉しかったんですよ。
最後の最後まで活躍してもらいます。
次回は、新帝国劇場での展開をお話できればと思います。
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配信日 | 配信終了 |
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