『サクラ革命』フィナーレを迎えて【プレイ日記第51回】
2021-06-30 18:00
2021-05-25 12:00 投稿
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皆さんこんにちは。ライターの松尾です。
5月も残すところ1週間を切り、終章の配信は目前に迫ってまいりました。
“第二回 掃討クエスト・機”も終わり、皆さん乙女たちの育成は十分でしょうか?
この記事を書いている最中に、終章開幕予定とあらすじが公式サイトに掲載されました。
いよいよ物語のフィナーレが近づく『サクラ革命』。
今回はいまだ明らかになっていない、もしくは疑問の残る点を整理して、終章へ備えていこうと思います。
第一に気になるのは、吉良首相の目的です。
現在帝都をはじめとした太正100年の日本を支えているのは、人々から抽出されている霊力である“ミライ”。
しかし霊力を奪われた人々は降鬼になる可能性があり、それを粛正するために大帝國華撃団B.L.A.C.K.が存在しています。
序章にて吉良首相はこの国の発展のためにミライがあると言っていました。
しかし、人の生命力である霊力を使用したミライは、結果的に国家の礎である人間を減らすことに繋がります。
人口の低下は国力の低下につながりますし、霊力を産み出す人間が減れば、結果的に産出されるミライも先細るのではないでしょうか?
それでもなお、吉良首相がミライにこだわる理由はいったい何なのでしょうか?
それは虚栄心や支配欲から来るものなのか、それとも……?
しのくんの母親であり、帝国歌劇団のかつてのトップスタァであった女性。咲良なでしこ。
現在はテロリストととして囚われている彼女ですが、『サクラ革命』の物語が始まる前に政府に対し反乱を起こしています。
この反乱の詳細はいまだに語られていませんが、時田松林が彼女の同志であったことは、この反乱にも関わっているように思われます。
一方で娘である咲良しのくんは、母親であるなでしこさんに憧れ、その才能を受け継ぎながら歌うことができません。
そしてそんな彼女を、統星プラナくんは“選ばれし巫女”と呼びました。
国民的大女優であったなでしこさんが、なぜ反乱を起こすに至ったのか。
しのくんにはいったいどんな秘密が隠されているのか。
そこにはもしかすると、しのくんの出生、そして彼女が歌えない理由にも関わってくる話なのかもしれません…。
降鬼は、霊力を奪われ魔に魅入られた人間。きりんさんはそう言いました。
神器と乙女の霊力によって魔を祓えば、人間に戻すことができます。
一方でB.L.A.C.K.によって倒された降鬼は人に戻らず、吉良首相はその降鬼を操っているような印象もあります。
ここで気になるのは、その魔がどこから来たのかという点です。
これまでの『サクラ大戦』シリーズの歴史でも幾度となく魔と呼ばれる存在は姿を現していました。
しかし、太正100年にいたる世界ではもう長く魔は現れず、帝国華撃団は帝国歌劇団としての任務がおもになっていました。
そして大災厄以降、降鬼が現れだした。
ミライというエネルギーが、放神の儀と呼ばれる儀式によって生まれたことはプラナくんが教えてくれました。
吉良首相も関わっていたというその儀式は、魔が再び現れた理由にも関係しているのでしょうか…?
また、種子島の地下にあった遺跡に降鬼に似た存在がいたことも忘れてはいけません。
降鬼という存在そのものにも、まだまだ謎がありそうです。
序章で語られた、日本の霊力の源であり象徴たる九種の神器。
これまでに列刀・王断をはじめとして九州・中国・四国・近畿と合計5つの神器を回収できています。
そう、5つなんです。ようやく半数。しかし、なでしこさんの処刑が決定し、決戦の舞台は整ってしまいました。
4つの神器が、清められてもいない手付かずの状態で敵の手にある状態です。
図らずも、開放された西日本といまだ政府の旗下にある東日本で東西に分かれての構図となった日本奪還の戦い。
残る神器がどのように物語に関わってくるかも注目です。
これまで帝国華撃団の脅威として、もしくは越えるべき壁として存在してきた大帝國華撃団B.L.A.C.K.。
そこにも変化が生じてきています。
不動のトップスタァとして存在するプラナくんは、しのくんに放神の儀の存在を教え、吉良首相の行ってきたことを知りつつあるそぶりを見せています。
一方でセカンドエースとして存在していた古参メンバーである最明クルミくんが吉良首相の悪事を知り、また自身の目的のためにB.L.A.C.K.を離れたことで、メンバー内にも疑問が生まれてきているようです。
そして、たったひとり帝国華撃団からB.L.A.C.K.へと移り、その頂へと突き進むあせびくん。
終章にて、B.L.A.C.K.が帝国華撃団にとってどんな存在になるのか、注目のポイントです。
1996年の『サクラ大戦』発売から、25年にわたってシリーズを彩る音楽を作り続けてきた作曲家、田中公平氏。
作家活動41周年を迎えた、アニソン・ゲーム音楽界の巨匠です。
その田中公平氏による、『サクラ大戦』シリーズ初のオーケストラコンサートが7月28日に開催されることが決定しました。
氏みずからが楽曲を選び、前半に印象的な劇伴曲、後半に歌曲を配置。
今回に合わせてアレンジも施され、東京フィルハーモニー交響楽団が演奏する一夜限りのスペシャルコンサートです。
『サクラ大戦3』のヒロイン、エリカ・フォンティーヌ役でおなじみの日髙のり子さんや、舞台『新サクラ大戦』で帝国歌劇団・花組を演じたメンバー全員の出演も決定しています。
先行販売はすでに販売終了となっていますが、二次先行と一般販売も予定されています。
詳細はキョードー東京の公演ページや田中公平氏のTwitterをご覧ください。
イベント概要
【公演名】サクラ大戦25周年オーケストラコンサート〜田中公平作家生活40+1周年記念〜
【会場】Bunkamuraオーチャードホール[東京・渋谷]
【開催日時】7月28日(水) 18:30開演(18:00開場)
【出演】
田中公平(MC・ピアノ・ボーカル)
宮松重紀(指揮)
東京フィルハーモニー交響楽団(オーケストラ )
日髙のり子(MC・ボーカル)
舞台『新サクラ大戦 the Stage」キャスト
関根優那(天宮さくら役)、高橋りな(東雲初穂役)、寒竹優衣(望月あざみ役)、平湯樹里(アナスタシア・パルマ役)、沖なつ芽(クラリス役)、ピアニート公爵(森下唯・ピアノ)、エリック・ミヤシロ(トランペット)、岩瀬立飛(ドラム)
というわけで、今回は終章を目前に散らばった謎や疑問を整理してみました。
すべてに決着が訪れる終章。その配信を、心して待ちたいと思います。
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対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
メーカー | セガ |
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公式サイト | https://sakura-kakumei.sega.jp/ |
配信日 | 配信終了 |
コピーライト | Original Game Ⓒ SEGA / Ⓒ DELiGHTWORKS |
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