『逆転オセロニア』いちこ(お泊まりスクープ)/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE215】
2024-07-13 19:00
2021-05-15 19:00 投稿
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逆転オセロニア
ドーモ、世界のザキヤマです。
5月1日から“2021 2nd SEASON”が開幕した。シーズンの切り換わりには、新スキルを持った超駒3体が実装されることが恒例となっているが、今回はリターンスキル持ちのラウムシュット、レビヤタン、ヤマタノオロチが登場。
ちなみに今回のメンバーの中ではレビヤタンが個人的にメチャクチャ刺さったので、彼女を深掘りしつつ進化・闘化の実際に使ってみた所感を紹介していきたい。
※キャラクターに対する設定上の考察は、あくまで個人的な感想であり、公式の情報ではありません
『オセロニア』には多様なキャラがおり、そのすべての性格的属性をカテゴライズすることは難しい。
プラス面では、底抜けに明るかったり、やけに自信家だったり、妙なこだわりがあったり、バカ方面に全力で突き抜けてたり、超常存在ゆえに達観するものが多数。マイナス面では、恨み節系、暗い過去を背負っている系、自身の力にゆえに人を遠ざけようとする者もけっこういる。
だからこそレビヤタンのような、自身の性格由来でひたすらにネガティブなキャラクターは、意外にもめずらしかったりする。
好意的に接せられればウソだと決めつけ、リア充をとことん憎み、自己評価は限りなく低空飛行。自身の容姿についてもハッキリと「ブサイク」と言い切っているが、もちろんこれは「そんなことないよ〜!」と否定してほしいといった、回りくどい承認欲求でもない。
個人的にレビヤタンが大変好ましいと感じるのは、この一本芯の通ったブレないダウナーさにこそある。
そういった点では「嫉妬」の名を冠する魔王として徹底しているし、ある意味潔い。表面的に見ると、「自己評価は低いけどそれはあくまでポーズで、ほかの人と自分と違う」といった、思春期特有の少年少女のそれなのだが、彼女の場合はそこが徹底しすぎているゆえ、むしろ好ましく感じる。だからこそ逆説的に「性根は卑しくない」という矛盾が生じているのも、おもしろいところだと思う。
ちなみに七つの大罪というポジション的に、戦力として強いことは間違いないのだが、そこに関しても一切誇ることはない。基本的な考えかたが「周りがすべて妬ましい」であるならば、自分が優位に立ったときには加虐的になりそうなもの。
だけど勝利ボイスも「まあ、あんたもあたしと同じ気持ちになるんですよ……」と自分と同レベルの精神ステージに引き摺り下ろしてニヤニヤするだけという、このあたりの欲求自体も希薄だ。
ちなみに、HPが減ってくると「なんでそんなにムダにやる気なんですかあ!?」、「弱い者イジメして楽しいんですかねえ?」と煽ってはくるものの、どうやら他人に対しては基本的に敬語らしい。距離感を計ることが苦手な人らしい特徴が出るあたりも、妙にかわいい。
そしてふと疑問が浮かんできた。レビヤタンは元々ここまで卑屈だったのか、それとも何かあって後天的にそうなったのか、どちらなのだろう。
他人が寄ってこない原因に「強大な力」もあるとはフレーバーに書いてあるものの、ガチガチに固まったあまりに低い自己評価については、何かしらのバックグラウンドがないと理由付けとして弱い。過去編の妄想が捗るところだ。
ちなみに、『オセロニア』の七つの大罪は、ルシファーが「サタンと手を組み、魔王を集めると七つの大罪を結成」とあるため、彼らにスカウトされたことは間違いない。ほかのメンバーとの絡みは一切ないが、どういった経緯で仲間に加わったのか、どういうやり取りがあったのかは興味が尽きない。
そんなレビヤタン、基本的には自分の殻に閉じこもって周りをうらやましがっているだけなのだが、勝利ボイスに「勝ったとこでいっしょに喜べる友だちもいない。意味なんてないんですよ」という発言もあるので、じつは友人が欲しいことが見え隠れしているのは大変いじらしい。扱う力としては海関係なので、フォルネウスあたりとは仲良くなれそうだけど、どうなんだろうか。
ちなみに今年のエイプリルイベントでは、シャイターンが女体化してアイドルになったり、静音がグータラお姉さんになったり、夜行が太陽の似合う爽やか青年になったりといった“あべこべ”イベントがあった。
これにレビヤタンを当てはめると「突き抜けて明るくて社交的な自己評価の高いパリピ女子」になってしまうわけだが、これはこれで見てみたいなあ。
レビヤタンは、七つの大罪という『オセロニア』ではかなり重要な設定の一員でありながら、いろんな意味で孤立しているのが現状。残る大罪のマモン、アスモデウスも未登場のため、季節駒も含め徐々に設定開示されるのを楽しみにしていたい。
進化のほうはリベンジ持ち。倍率的には“讐コレ”限定のエリオットと同じうえに、リベンジ特有の10枚縛りの対象外。おまけにステータスも高くコンボも扱いやすいと言うことなしだ。
リベンジデッキが出た当初、最適を作りたいがゆえにエリオットを全力で狙った身としては複雑な気持ちもあるが、いまとなっては立派なスタメンとして日々お世話になっている。ここしばらく、日常的に使っているデッキの95%がリベンジなので愛着もひとしおだ。
闘化は5月から新登場のリターンスキル持ち。1500×2ターン継続の毒をリサイクルして使えるぞ! ということで一見強そうに見えたのだが……、いや実際に弱いか強いかで言ったら強いんだけど、正直なところかなり難しい。
というのも、ATKを含めない単発ダメージとしては、A駒のハルやサリーと大差がない。くり返し使うことが前提ながら、返されると手駒に戻る=ドローができなくなってしまうので、行動が固定化される&手駒次第では終盤の決定打に欠けてしまうのだ。
一見すると「とりあえず出しておけばいい」というお手軽キャラのようだが、少なくとも200コストでは間違いなく上級者向けの性能。HPが低いコスト帯ではかなりの脅威になりそうだが、「ドローができなくなる」という、このゲームの根底を覆すデメリットも合わせ持っているので、一概に弱い・強いの評価を下すことは難しい。
トップに据えてデッキのキーとするのが基本とは思うが、これだけでは力不足な点は否めない。あとはアバドンリーダーの毒バフで上振れを狙うとか……?
リベンジの進化ばかり使っていたので、闘化のほうもそろそろ腰を据えていろいろ試してみたいと思っている。
【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】
文/世界のザキヤマ(@zakiyamaofworld)
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