【角満の『ウマ娘』日記 第4回】ウマ友とサクラバクシンオー 

2021-03-09 18:02 投稿

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ウマ娘 プリティーダービー

第4回 ウマ友とサクラバクシンオー

◆盟友が参戦!

昨夜、ファミ通Appの盟友、中目黒目黒からつぎのようなSMSが飛んできた。

「大塚さんの『ウマ娘』の記事、めっちゃ人気ですね! このアプリ、まわりの評価も高いんですけど、そんなにおもしろいんですか?」

目黒との付き合いは20数年に及ぶし、ファミ通時代はもっとも時間を共有した人間なんだけど、いくら思い返してみても……ヤツと競馬にまつわる話をした記憶が1ミクロンもない。なので、俺は聞き返した。

「え。目黒が競馬がらみのコンテンツに興味を持ったの、初めてじゃね?w 俺や藤野(ファミ通編集者のふじのっち)が競馬の話をしていても、まったく絡んでこなかったのにw」

目黒が「むむむ」と唸った。

「大塚さんや藤野さんはマニアックすぎて、付いていけなかっただけっすよ! 俺だって、そこそこ知ってますからね。トウカイテイなんとかとか、ディープインなんとかとか!」

それはもうトウカイテイオーとディープインパクトしかいねえだろ!!!

……という言葉をグッと飲み込み、目黒に先を促した。「で、どうしたの?w」。

すると目黒、珍しく決意のこもった口調で(文字だけど)つぎのように告げてきたではないか。

「いや……せっかくなので、俺もやってみようかなってw じつはかなり昔にゲームの説明を受けたことはあったんですけど、育てゲーが苦手だったので、それっきり情報を入れていませんでしたw」

こいつはもしかしたら……何かおもろいことが起こるかもしれん。俺は「いいねいいね!w」と諸手を挙げて賛同した。

「ぜひやろう!! そして、競馬を知らないこそのハプニングを続発させて、俺にネタを提供してくれ!!ww」

「ハプニングなんて起こらないっすよ!!」

と言って、目黒はターフの向こうに消えていった。

……その数分後、再び目黒からのSMSがギャーギャーとわめいた。

「おおお、大塚さん!! やって思い出しましたよ!!!w これ、競走馬じゃなくて女子が走るゲームじゃないですか!! うおおおお!!! 画像だけじゃわからなかったけど……すんげえ勢いで女子が!!!! って、今度は歌ってるーーーー!!!」

こうして、新しい“ウマ友”ができたのでしたw

1

▲こんな感じかw

◆育成……まだ始まってなかったw

さて、ここから前回の続きだ。

『ウマ娘 プリティーダービー』のメインの遊びどころであろう“育成”モードに入り、短距離命のスピードスター・サクラバクシンオーを選んで育成を始めた……というところまで書いた。

▼【角満の『ウマ娘』日記 第3回】いざ! 育成をバクシンしますッ!

でもその際、じつはほかにも候補のウマ娘がいて、しばらくのあいだ、

「ど、どの娘も捨てがたい……!! いっそ、同時進行ですべて育ててあげたい!!><」

そんなことまで考えていたんだよねえw

候補として存在したのは、↓こんな面子だ。

2

史上最強牝馬の筆頭!! 64年ぶりの“ダービー牝馬”、ウオッカとか……!

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ウオッカのライバルにして37年ぶりの“有馬牝馬”、ダイワスカーレット!!

……ってこのくだり、連載1回目でも書いたんだけど、近年では“史上最強牝馬論争”に必ずや、

「JRA史上最多のGI9勝馬、アーモンドアイこそ最強なのでは!?」

という声が割り込んでくるようになった。

実際、“世紀の大一番”と言われた2020年のジャパンカップで、無敗の三冠馬・コントレイル、同じく無敗の三冠牝馬・デアリングタクトと伝説のぶつかり合いを演じ、見事これをねじ伏せてしまったアーモンドアイこそ「間違いなく最強牝馬である!!」という論調は強い。それどころか、

「GIの勝利数はもとより、獲ったレースの質を鑑みても、アーモンドアイは“史上最強馬”たりえるのでは!?」

そんなことも言われている。

確かに、それも一理ある。……いや、二理も十理もあるかもしれない。

しかし、ウオッカ、ダイワスカーレット、アーモンドアイの直接対決は永遠に実現することはなく、しかもそれを言い始めると俺的には、

「その論争に、ヒシアマゾン、ブエナビスタ、ジェンティルドンナはもちろん、できたらファビラスラフインやホクトベガも参戦を……!!」

と思ってしまう。しかし、年代も、距離適性も、得意条件も違う彼女たちが同じレースを走ることは永久にないので……せめてこの『ウマ娘』で、最強牝馬決定戦を見せてほしい!!

そう切に願ってやまないのである。ファビラスラフインやホクトベガが参戦することは、なかなか難しいかもしれないけど^^;

あ、そうそう。

育成候補のウマ娘で忘れちゃならないのが↓この子であった。

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“あの”ハルウララがラインナップされてるーーー!!!ww

これ、競馬ファン的には、

「ムチャ言うなwww 1勝することすら不可能だろ!!ww」

そう確信せざるを得ない。ナゼなら、このハルウララという地方馬が人気を獲得したのは……デビュー以来、113戦113敗!! 健気に走り続けるもけっきょく1勝もできず引退してしまったからに他ならないのだ!!

そんなハルウララとも、思いがけず感動の育成物語が展開する予定になっているので、どうぞご期待ください。

でも、今回はサクラバクシンオーなのだ。

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彼女を選んだ理由は、30年近くにわたって競走馬育成ゲームをやり込んで培った“ノウハウ”によるところが大きい。

サクラバクシンオーは、今後の日記でアツく語らせてもらうけど、マジのガチで“短距離のみ”で無類の強さを誇ったスプリンターなのである。

こういった短距離馬には、競走馬育成ゲームのセオリーからすると、

「とりあえず、スピードを伸ばしていけばオッケー!」

というシンプルな不文律があって、それはこの『ウマ娘 プリティーダービー』でも活きているようなのであるよあまり難しいことを考えず、ゲームの流れを理解する“チュートリアルの延長”として、短距離命のサクラバクシンオーを選ぶのは理にかなっているのだ。

そして、能力を“継承”するふたりのウマ娘を選択。これはまだよくわかっていないので“おまかせ選択”に一任した。

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さらに、重要になる“サポート編成”も、

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ひとまず、おまかせ編成で。このへんは、ゲームに慣れるにつれていろいろいじるようになるんだろうな。

では、育成に入りますか!!

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するとさっそく、我が担当のサクラバクシンオーは……。

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なるほど……。

リアル世界では短距離……それも1200メートル特化型だったサクラバクシンオーが、全GI制覇とか言ってるのか……w これをなだめつつミッションをクリアーしていくのは……なかなか骨が折れそうだな!!w

続く!

←第3回を読む

大塚角満

大塚角満(おおつか・かどまん)…… 著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズな ど。

ウマ娘 プリティーダービー

対応機種iOS/Android/ブラウザ
価格無料(アプリ内課金あり)
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メーカーサイゲームス
公式サイトhttps://umamusume.jp/
公式Twitterhttps://twitter.com/uma_musu
配信日配信中
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