【角満の『ウマ娘』日記 第3回】いざ! 育成をバクシンしますッ!

2021-03-08 17:34 投稿

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ウマ娘 プリティーダービー

第3回 いざ! 育成をバクシンしますッ!

◆育てよう!

『ウマ娘 プリティーダービー』を始めてから……数時間。

序盤の関所(?)であるリセマラを暑苦しく終え、ようやくゲームのスタートラインに立ちました……ってところまで前回の日記で書いた。

▼【角満の『ウマ娘』日記 第2回】リセマラするだけで幸せになれるゲーム

ここからいよいよ、『ウマ娘 プリティーダービー』の本編に突入である!!

でもこれ、いざホーム画面に入ってその様子を眺めたとき、非常に多くの情報が氾濫しているため、

「お、俺はいったい……何をどうしたら?」

と、途方に暮れる人も少なくないんじゃないかと思う。

1

▲これがホーム画面。ちょっとSっ気が強そうなダイワスカーレットちゃんがかわいい。

でもこれって、新規にゲームを始めたときの“最大のあるある”で、何も『ウマ娘』に限った話じゃないんだけどね。作り込みが極まり、モードもたくさんある充実したゲームだからこそ発生するうれしい悲鳴みたいなものなので、

「どうやら俺は……すげえゲームを始めたらしいぞ!」

と戸惑いをヨロコビに変換して向かい合うのが正しい対応だと思います。

ひとつひとつ見ていってみよう。

まずはオーソドックスに、“メインストーリー”を遊ぶというのもいいかもしれん。

2

ウマ娘たちの人となりもよくわかりそうだし、自分の好きな競走馬がどのように描かれているのかも興味あるので、これは徐々に進めていこうと思う。

また、“イベント限定ストーリー”ってのもおもしろそうだぞ。

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“イベントPt”ってのを集めると1話ずつアンロックされる仕組みのようで、上のスクショにある通り、

「ストーリーを進めたりイベントミッションをクリアすることで、イベント限定報酬サポートカードやイベント限定称号を獲得できます!」

ってんだから、やり逃す手はない。そしてこの“イベントPt”ってのを獲得する手段となるのが……!!

4

トレーナーとなってウマ娘を夢へと導いてあげる“育成”モードだ!!

これが、『ウマ娘 プリティーダービー』の最大の遊びどころにして、おもしろさの源泉!!

俺もさっそく……ウマ娘を育てるぞ!!!

◆ガールズトークの秘密

でも、その前に余談をひとつ。

ホーム画面を見ていて「おや?」と思ったのだが、中央にいるダイワスカーレットのまわりにいくつかのフキダシが浮いているのが確認できるぞ。

5

「お? これは……なんかの情報かな??」

と、フキダシをタップしたところで……俺は思わず、

「うおおおおおお!!!」

と叫んでしまったね。

そこでは、ふたりのウマ娘がガールズトークをしていたんだけど、メンバーがだな……!!

6

ライスシャワーと!!

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ミホノブルボンじゃねえか!!!(驚)

「え?? どの子が話していてもいいじゃん。何を驚いてんだ」

そう呆れる人もいるかもしれないが、90年代に競馬に夢中になっていたおっちゃん、おばちゃん世代にはタマラナイ顔合わせなんだよこれ!!

ミホノブルボンとライスシャワーは、同じ1989年生まれの“同級生”。つまりデビューの年もいっしょで、92年のクラシック戦線(皐月賞、ダービー、菊花賞ね。念のため)で激闘を演じた最大のライバルどうしなのだよ!

しかも!

故・戸山調教師の超絶スパルタ坂路調教で鍛え抜かれたミホノブルボンは、素人目にもビルドアップされつくしたサイボーグのような馬体を完成させ、新馬戦からブッチギリ圧勝の連勝街道を驀進する。それは4歳馬(現在は3歳表記)になっても変わらず、1冠めの皐月賞、2冠めのダービーも2着馬に影も踏ませぬ逃げ切り勝ちを演じ、6戦6勝で無敗の2冠馬になったのである。ちなみにこの前年に、同じく無敗の2冠馬となっていたのが、あのトウカイテイオー!

8

▲この娘です。

このときすでに、ミホノブルボンの大ファンになっていた俺は、

「今年(92年)の有馬記念で、テイオーvs.ブルボンの対決が見られるぞ!! しかもブルボンは……無敗の3冠馬としてな!!」

そう確信してやまなかったのである。

でも……!

ここに「待った!」をかけたのが、上のスクショにいる小さなカワイ子ちゃん、ライスシャワーなのだ。

じつはダービーでミホノブルボンの2着になっていたのがライスシャワーで、その脚質は天性の“ステイヤー”。要するに、“マラソン選手”ってことだ。一方、無敵の快速馬・ミホノブルボンは明らかに長距離向きではなかったんだけど、そのパワーと根性で菊花賞の3000メートル(クラシックレースの最長距離ね)もねじ伏せると思っていた。それくらい、圧倒的な力を誇っていたから。でも……結果は、

1着・ライスシャワー、2着・ミホノブルボン

ブルボンは「負けてなお強し!」の内容だったけど(これも、後楽園の場外馬券売り場で観戦していたw)、あろうことかその後に脚部不安を発症。さらに骨膜炎や骨折も重なり……けっきょくこの菊花賞が引退レースとなってしまうのである……。

で、こういうの永遠に書けてしまうのでまとめるけど、このライバル2頭が美少女の姿を借り、仲良く会話をしているってんだから……感激するのも無理はない!!

しかも、その体格!!

右のライスシャワーは華奢で小さな女の子、左のミホノブルボンはがっちり長身な体育会系で描かれているけど……これも、リアルなそれとまったく同じなんだよなーw

ライスシャワーは小さな馬で、馬体重は430キロくらい。“小型馬”に入る大きさだった。一方のミホノブルボンは500キロ前後の大きな馬で、何よりその筋肉が凄まじかった。

何が言いたいのかというと……そういった細かな部分も、『ウマ娘』はしっかりと反映させている……ってことだ! このようなこだわりが、競馬好きからするほ本当にたまらないんだよなー!

で、なんだっけ??

……あ、そうそう! “育成”を始めることにしたんだった!

余計なことをたくさん書いてしまったのでスピードアップするけど、俺が最初に育成の対象として選んだのは……↓こちらのウマ娘だ!!

9

短距離命の天性のスプリンター、サクラバクシンオー!!

次回から、バクシンオーとの二人三脚をお見せいたします!

続く!

←第2回を読む

大塚角満

大塚角満(おおつか・かどまん)…… 著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズな ど。

ウマ娘 プリティーダービー

対応機種iOS/Android/ブラウザ
価格無料(アプリ内課金あり)
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メーカーサイゲームス
公式サイトhttps://umamusume.jp/
公式Twitterhttps://twitter.com/uma_musu
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