『サクラ革命』フィナーレを迎えて【プレイ日記第51回】
2021-06-30 18:00
2021-03-09 16:45 投稿
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サクラ革命 華咲く乙女たち
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セガ×ディライトワークスの新作『サクラ革命 華咲く乙女たち』のプレイ日記をお届け。
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皆さんこんにちは。ライターの松尾です。
3月中旬から開始予定となっていた、新たな期間限定イベントの予告ムービーが流れましたね。
予告で判明したイベント名は、『桜花爛漫!天神花見十番勝負』。
ついに九州、中国、四国、そして宙組メンバー揃ってのイベントになるようです。
詳細は3月10日に配信される『青ヶ島司令部通信 新イベント開催直前生放送』で公開予定。楽しみに待ちましょう!
さて、今回はそんな中であえてストーリーの本筋とも育成とも絡まないお話です。
まあ、いつも背景とか護符の設定とか本筋にも育成にも絡まない話ばかりしていますが。
『サクラ革命』プレイ日記も今回で24回目。そう言えば作品への愛って語ってなかったなということに気づきました。
日ごろお世話になっている人への感謝とかもそうなのですが、そういったものを言葉や文字にしたいタイミングってあると思います。
文字にするならいまかな、という気がしたので、花見の準備がてら『サクラ大戦』シリーズの思い出と『サクラ革命』のここが好きって話をさせていただければと思います。
お付き合いいただければ幸いです。
突然ですが、私の『サクラ大戦』との出会いは中学のときでした。
PS2で『サクラ大戦 〜熱き血潮に〜』が発売され、当時ギャルゲーやらない硬派な男を気取っていた(しかし『ときモメ2』を隠れてやっていた)私は、
「いや!おれはこの無骨なロボット(光武)の出るシミュレーションがやりたいだけだから!」
と誰も聞いてない言い訳を自分にしながら小遣いを貯めて購入。案の定ドハマりしました。
主人公の大神一郎をはじめとした魅力的なキャラクターたち、『サクラ大戦3』から導入されたと後から知った戦闘システムも自分には新鮮でした。
あっという間にクリアして、今度はDC版から3までの帝国華撃団の物語を追い始めます。
『1』ではマリアさん、『2』と『4』ではレニ。そして『3』ではメルが私の本命です。(『ミステリアス巴里』はメルファンにとってもすばらしい作品でした)
『4』では大団円に涙し、もう二度とサクラ大戦が出ることはないのかとしばらくロスに苛まれました。
『V』の情報が出たときは歓喜と困惑が半々。アクションが苦手な私は『荒野のサムライ娘』に中々の苦戦を強いられました。
そしていざ発売されてみれば『V』は驚きの連続でした。
大河新次郎という新主人公、紐育という新たな舞台。“STAR V”での空中戦。マイケルサニーサイドという恐ろしく濃い(誉め言葉)司令兼支配人。
先住民問題、人種問題、アメリカという若くエネルギッシュな国の文化は、帝都や巴里とはまた違った物語を見せてくれました。
そしてプチミントと九条昴。
性別まで超えていく感覚にくらくらしながら全力で楽しみました。昴さん、大好きです。
その後ニンテンドーDSで発売された『〜君あるがため〜』を経てシリーズは一度終幕。
『新サクラ大戦』までの休止期間に入りました。
派生作品としても『花組対戦コラムス』をはじめとして『蒸気ラジオショウ』や『オンライン』。携帯電話向けにも『@EZ』や『オールスターコレクション』なども印象に残っています。
シリーズの思い出は尽きないのですが、『サクラ革命』にもこの約3カ月で好きなところが沢山出来ました。
まずはやはり、物語の背景に見えるこだわりや遊び心なのですが、それはこれまでのプレイ日記でも書かせていただきました。
今回はそれ以外の箇所も、今更かもしれませんが語らせてください。
個人的に、『サクラ革命』の乙女たちは眉毛が素敵だと思ってます。
いや突然何を言い出すんだと思われたかもしれませんが、たとえばしのくんの眉。
彼女の意思の強さ、芯の強さを表しているのが、この眉ではないでしょうか。
みつくんやべにしくん、つつじくんやありのくんの眉も素敵です。
単なるファン語りになってる気がしますが、昨今の作品ではちょっと貴重な太眉のキャラデザインは立派にタイトルの魅力だと感じるのです。
眉以外にも、乙女たちのビジュアルは彼女らの内面の表れがしっかりと描かれていて、どの子も魅力的です。
霊子ドレスという新要素については、かなりの驚きをもって迎えました。
これまで愛着を持って(それこそ『 〜熱き血潮に〜』購入の建前にもした)霊子甲冑から、このパワードスーツ然としたデザインはあまりにも大胆な方向転換。
本作には霊子甲冑は出ないのかと寂しさも沸きました。
しかしふたを開けてみれば霊子甲冑は要所要所で登場し、かつそれを基にして霊子ドレスが作られるという演出。
考えてみれば、初めて光武に乗ったときも大神さんは操縦の感覚を鎧に例えていました。霊子“甲冑”は初めからパワードスーツだったのです。
三本指や背面のブースター、草摺のような腰回りの装甲など、かつてのエッセンスを残して作られた霊子ドレスは、一抹の寂しさを漂わせつつも霊子甲冑からの進化の可能性を示してくれたのだと思います。
STAR Vが戦闘機への可変機体だったときも戸惑いや驚きはありました。『〜君あるがため〜』なんて戦闘は基本生身でした。
無骨な機械と可憐な乙女の組み合わせは、『サクラ大戦』シリーズの大切なエッセンス。そこは何ら変わっていないのだと感じます。
各乙女たちの個性を活かしたディティールの霊子ドレスは、今後も『サクラ革命』という作品の看板として、『サクラ大戦』シリーズの歴史の一部として残っていくのでしょう。
『サクラ大戦』シリーズといえば、田中公平氏による音楽の数々です。
日常パートと戦闘パート、そして舞台やレビュウを彩るさまざまな音楽が生まれてきました。
今回『サクラ革命』の音楽を手掛けているのは田中公平氏と東大路憲太氏。
これまでのシリーズの音楽的な特徴が活かされており、どの曲を聴いてもすんなりと『サクラ大戦』に連なる世界観の音楽だと認識できます。
初めて聞くのに、どこか懐かしい。太正100年の音楽がそこには表現されているのです。
YouTubeには、東大路氏が演奏されたBGMの動画もあげられています。ぜひ、その贅沢で豊潤な音楽を改めて聴いてみてください。
【サクラ革命】作曲者本人がBGM「立ち上がれ!帝国華撃団」弾いてみた
というわけで、今回はいつもより冗長で、まとまりのない内容になってしまいました。
プレイ日記というには怪しい限りですが、次回はイベントのお話になると思いますのでお許しいただければ幸いです。
さあ!花見の準備をしましょう!
●『サクラ革命』プレイ日記 |
●『サクラ革命』登場キャラクター紹介 |
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
メーカー | セガ |
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公式サイト | https://sakura-kakumei.sega.jp/ |
配信日 | 配信終了 |
コピーライト | Original Game Ⓒ SEGA / Ⓒ DELiGHTWORKS |
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