裏技あり!『ポケモンGO』基本から応用までARブレンディング撮影ガイド

2020-12-16 19:55 投稿

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ポケモンGO

ムズいけど楽しいARブレンディング

“GOスナップショットやってますか?”

位置情報ゲーム『ポケモンGO』にはARを使ってポケモンたちを撮影するGOスナップショットという機能がある。

そして2020年5月から7月にかけて実装されたのが、現実世界のオブジェクトを認識して体が隠れるなど、従来よりポケモンたちを身近に感じる光景が撮影できるようになった“ARブレンディング”だ。

だがしかし、チカチカしちゃうし思い通りに隠れない。

想像していた以上に難しいのだ。

そこでTwitterを中心に多くの作品を投稿しているトレーナー・risokichiさんにこの悩みを相談。

縦向き推奨だけど横向きで撮ってみたい、そんなフリーライター・深津庵の疑問に答えてもらった。

本記事はARフォトグラファーrisokichiさんを講師に迎え、いろいろな撮影技術を伝授してもらう企画の第1弾。

横向きでも違和感なく撮影するため奮闘した本人が綴る研究メモを参考に、ARブレンディングの腕前を磨いていこう!!

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今回のポイント
●ARブレンディングの基本設定と構造の考察
●自然に撮るARブレンディングテクニック
●1枚の紙を使って画角を狭め安定させよう

ARブレンディングの基本設定と構造の考察

まずは基本設定、何ごとも最初が肝心です。

設定画面を下にスクロールすると“Niantic AR”のオンオフボタンがある。

ARブレンディングを始める前に、必ずオンになっていることを確認しておこう。

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▲Niantic ARにチェックが入っていることを確認。また、ポケモンを呼び出した際、画面右上にあるARブレンディングがオンになっているかも見ていこう。

準備ができたらARブレンデングの横向き撮影にチャレンジだ。

iPhoneユーザーの場合、本体側にある画面の回転をロックする機能がオンになっているかも確認。

画面上部から下方向にスワイプでコントロールセンターを呼び出し、下記の画像を参考に設定を済ませてほしい。

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▲これでARブレンディングの横向き撮影が可能になる。なお、この時点でポケモンのグラフィックが欠けていたり、消えてしまうことがあるが、その解決方法は後半でばっちり説明します。

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▲画面縦向きのロックがオフ状態でARブレンディングを始めると出てくる警告文。必ず事前に設定を確認してもらいたい。

さぁ、ここからが本題。

ARブレンディングの構造を考察していく。

これはあくまでも私なりの推測なのですが、警告文から察するにARブレンディングは縦向き撮影推奨と思われる。

iPhoneの設定を変更すれば横向き撮影が可能ではあるものの、端末を横にかたむけるとポケモンのグラフィックが欠けたり消えてしまうことが多い。

そんな中、何度もARブレンディング撮影をしていくうち、成功の鍵は“背景の面積にあるのではないか?”という点に気付く。

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▲横にした途端ラッキーがかわいそうなことに……。

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▲こちらが背景を広く写したもの。

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▲そしてこっちはラッキーが隠れるための木をアップにして背景を狭めたもの。

要するにポケモンを表示させるための面積を小さくすることでARブレンディング撮影が成功しやすくなる。

こうした成果から、ARブレンディングは画面の縦幅で収まる面積を基準にしているのではという推測にいたったわけです。

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▲背景の面積を狭めてみるとうまくいきやすい。

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▲画面の縦分、イメージとしてはこんな感じです。

自然に撮るARブレンディングテクニック

ここからは応用編、まずはシャッターボタンの位置“カメラの構え方”を確認です。

シャッターの位置はシチュエーションに応じて決めるのが私流。オブジェクトが左にあるときはボタンも左、右にあるならボタンも右に合わせると成功率が上がる。

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▲オブジェクトのある方にシャッターボタンを合わせる。

次に大切なのが“よりARブレンディング機能が働く角度”を見つけることです。

真正面から撮るとどうしてもグラフィックが欠けやすいけど、ポケモンを見下ろす角度だときれいだし隠れやすい。

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▲真正面から撮るとこんな感じで欠けてしまうことが多い。

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▲ポケモンの頭上、見下ろすような角度にするときれいに隠れる。

そしてこれ、“ポケモンを表示させるための背景面積を小さくする”テクニックの応用も大切。ベンチに座っているコダックを真後ろから撮影したARブレンディングを見てほしい。

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▲真後ろからだとコダックのグラフィックが欠けてしまう。

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▲少し回り込んで椅子の背もたれを斜めに写す。そうすることでポケモンを表示させるための面積が小さくなり、ARブレンディングの成功率を高めることができる。

ちなみに私は“連写機能”を利用しています。

当てずっぽうな方法ですがいろいろな角度から撮影して奇跡の1枚を狙っていこう

■連写でステキな一瞬を切り取る

1枚の紙を使って画角を狭め安定させよう

さて、最後に横向きの撮影に関する裏技を1つ。

たとえば1枚の名刺状の紙を画面の端に侵入させると……なんとびっくり、ポケモンのグラフィックが安定しちゃうんです。

■物理的に画角を狭める

動画にある通り、紙を割り込ませることでチカチカとしていた
ポケモンが安定。紙じゃなくても自分の手を使うのもいいし、見切れてしまったモノをトリミングするのも作品作りには欠かせないポイントです。

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▲たとえばこんな感じに16:9でトリミング。撮影したままではなく、少し手を加えてあげることも大切です。また、いまは100円均一で三脚やスマホの背面に付けるリングが売っている。そういった物を活用するのもオススメだ。

そうそう、撮影が終わったら協力してくれたポケモンにきのみをあげてお礼を伝えることも忘れずに

ARブレンディングは通常のGOスナップショットに比べて難しい面が多い。

まずはお家や広い公園で練習を重ねること周囲に配慮することも大切です。

上手く撮れたら #ポケモンGO #ARブレンディング #ファミ通App でシェアしてね。

それではまた、次の講座でお会いしましょう!!

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ARフォトグラファー:risokichi
※Twitterはこちら

P.N.深津庵(企画・編集協力)
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ポケモンGO

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンル位置情報
メーカーナイアンティック
公式サイトhttp://www.pokemongo.jp/
公式Twitterhttps://twitter.com/PokemonGOAppJP
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