【新作】同時接続者数300万超えを記録した通称“宇宙人狼”をアプリで体験『Among Us』

乗組員と詐欺師の壮絶な追放劇

宇宙船スケルド号に搭乗するクルー（乗組員）の中に命を狙うインポスター（詐欺師）が紛れている。

双方の目的は相容れぬ存在を排除し生還することだ。

本記事で紹介する『Among Us』は2018年にInnerslothからリリースされ、2020年に世界的人気の実況者が配信で取り上げたことをきっかけに爆発的ヒットを記録した人狼系のアクションゲームだ。

マルチプラットフォーム（PC/iOS/Android）に対応した本作。

いまからでも大丈夫、楽しくプレイするための環境と手応えを合わせて紹介していくぞ。

命を奪い合う2つの陣営と多彩タスク

本作でプレイヤーに与えられる役職はクルーとインポスターの2通り。

乗組員を指すクルーは課せられたタスクを完了させ、詐欺師であるインポスターはそれを阻止するため殺害と妨害をくり返す。

その過程で遺体を発見、キルする瞬間を目撃したなど、疑わしい点があれば全員に呼びかけトークで多数決を取って追放していくというのが大まかな流れだ。

クルーに与えられるタスクはランダム、画面に左上にその一覧が表示される。

全編英語なのでわかりにくいこともあるが、タスク対象の装置は黄色く点灯しているので艦内を探してみよう。

いっぽう、インポスターにはクルーをキルするほか、破壊活動を意味するサボタージュという行動が与えられている。

リアクターに異常を起こしたり、停電させて視野を狭くするなどして妨害。最優先で解除しなければならないクルーにとっては厄介なアクションだ。

嘘か真か!? 追放者を暴く白熱のトーク

遺体を発見もしくは疑わしい人物がいたら、画面右にある拡声器のアイコン“REPORT”を選択。投票パートに画面が切り換わり、制限時間内に参加者同士で意見を交わし追放者決めることができる。

ここで便利なのがボイスチャットツールだ。

筆者はDiscordを使用、通常時は全員がミュートにしておき、投票パートになったら解除して直接話し合う。

その際、殺されてしまったプレイヤーはミュートのまま傍聴。ゲームが再開したら殺害or追放されてしまったプレイヤー専用のチャンネルでボイチャしながら観戦してもらうという流れだ。

嘘をついているプレイヤーの言い分を聞き、観戦中に「あいつやってんなぁ」とぼやき合う。

映画のオーディオコメンタリーみたいな感覚でとても楽しいのだ。

インポスターの数やキルアクションのクールタイムなど、こまかなルールをホストが設定できるのも本作のいいところ。

また、殺害or追放されてしまった後はゴーストになって登場。クルーは継続してタスクを、インポスターはサボタージュを使用権を持ったままゲームを続行できるのもいい。

なお、2020年11月1日現在、スマホ版は日本語非対応だがPC版には日本語化MODが存在する。

英語に自身がない、スキンをたくさん使いたいという人はPC版がオススメ。そこを気にしないのであればスマホ版で問題ないだろう。

実際のところ、筆者は英語が不得意だがタスク対象の装置は目視で判断できるし、マップを開けば場所が示されているので何ら不自由はなかった。

最低でも4人いればプレイできるので、友達や家族などまずは身近な人を誘ってチャレンジしてみよう。

ただし、これは嘘のつきあい。

相手の本質が見えて意気投合できることもあれば、関係性に傷がつく恐れもある。

気になる異性を誘った結果、リアルで追放なんてことにならないようくれぐれも注意してもらいたい。

P.N.深津庵
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