夏だからこそ切ない気持ちになりたい、ノスタルジックに浸れるおすすめアプリ4本
2020-08-14 15:00 投稿
夏はパリピのためのものだけではない
あなたは夏といえば何を思い浮かべますか?
照りつける太陽の下、海やプールで遊ぶ若者たちの水しぶきがキラキラと目に眩しい、陰の人間にはちょっと心が痛くなる季節です。
でも同時に、夏ってちょっと切ない気持ちにもなりませんか? 青い空に浮かぶ入道雲を見ているだけでグッとこみあげてくるものがあるような……。アニメなどでも、良作と言われる感動作品は夏をテーマにしたものが多い気がします。
楽しいことが多いから花火のように一瞬で過ぎていく。夏にはそんな儚さも孕んでいるから、切なく感じるのかもしれません。とくに子どもの頃の夏休みは格別に楽しみなものでした。もちろん大人になってからも夏休みは嬉しいものですが、あの夏の日はもう二度と来ない。やっぱりちょっと切ないですよね。
本日はそんな夏をテーマにした、懐かしくて切ない、ノスタルジックな気分に浸れるスマホアプリをご紹介したいと思います。
彼女は最後にそう言った
インディーゲームクリエイター集団として名を馳せるSYUPRO-DXの代表作。ファミコン世代~スーファミ世代にグッとくる、なつかしくぬくもりのあるドットが特徴的なアドベンチャーゲーム。
主人公のシンタローの村には、毎年8月14日のお祭りの日に死者がよみがえるという言い伝えがある。都会の学校へ進学し4年ぶりに故郷へ戻ってきたシンタローは、母親から一通の手紙を手渡される。差出人は同級生の“ナナミ”。それは、4年前のまさに今日――8月14日に遺体で発見されたクラスメイトの名前であった。その日は祭りを終えて家に戻り、眠りについたはずのシンタローに、翌日母親がまたもや手紙を渡してくる。そしてシンタローは8月14日がくり返されていることに気付くのであった。シンタローはリープする時間の中で、ナナミの死の真相に迫っていく。
夏祭りをテーマに描かれる、ちょっとサスペンス要素の入ったミステリアスなストーリー。ラストは感動のあまり、涙腺崩壊必須だ。
© 2015 SYUPRO-DX
あの頃の夏休み ~心にしみる昭和シリーズ~
『心にしみる昭和シリーズ』でおなじみGAGEXの2020年新作アプリは、まさしく‟ひと夏の思い出”と呼ぶにふさわしい作品。
8月のあいだの1ヵ月、瀬戸内の小さな島にある父の故郷で夏休みを過ごすことになった颯介。慣れない生活に最初は戸惑いながらも、この島での思い出を作っていく。その中で、幼い頃颯介はこの島に住んでいたことがあるという事実を知る。気難しいおばあちゃんの態度も、颯介の両親とおばあちゃんとのあいだに何かあったのかもしれない……。颯介を遊びに行かせ、ストーリーを解放しながら真相を突き止めよう。
颯介を遊びに出すと、時間経過で戻ってきて自分に起こったエピソードを話してくれるという、いわゆる放置ゲー型のカジュアルなアプリ。ゲーム内では8月1日から31日まで経過すればクリアーとなるが、周回プレイをすることで、繰り返し遊ぶことができる。ぜひすべてのエピソードを集め終えるまで、‟終わりのない夏休み”を楽しもう。
© GAGEX Co.,Ltd. All rights reserved. Developed by 2D Fantasista.
あの夏の日から脱出
本作は、楽しく遊べる脱出ゲーム型のアプリ。プレイヤーはひとりの少年となり、幻の‟おばけトンネル”の謎を解いていく。ノスタルジックな夏の風景を舞台に、隠されたギミックを解いていこう。
脱出ゲームとはいっても、数字を解読して箱を開けたり、カレンダーの書き込みをヒントにパネルを操作するなど、シンプルなものになっている。もし分からなくなったら広告の動画を見ることで、ほぼ正解までたどり着けるので積むこともないので安心だ。
「ノスタルジックな世界観に浸りたいけれど、アドベンチャーゲームやRPGのようにテキストを追いかけるのは苦手」という方にもってこい。蝉の鳴き声など、夏らしいBGMも、また気分を盛り上げてくれる。目と耳で存分に夏気分を味わいながら謎解きを楽しもう。
© あそびごころ。
Summer Pockets
『AIR』や『CLANNAD』など、数々の名作を打ち出してきた、泣きゲーの金字塔と謳われるKeyブランドから2018年に発売されたPCゲーム、『Summer Pockets』がアプリになって登場! 亡くなった祖母の遺品整理のため、夏休みにとある島にやってきた主人公。そこで少女たちと出会い、ひと夏の思い出を紡いでいく。
ジャンルは恋愛アドベンチャーで、複数のヒロインの中から選んでストーリーを進めていく形式だ。アプリではヒロインのひとり、‟しろは”のルートを無料で遊ぶことができる。ストーリーの面白さもさることながら、世界観の美しさや、繊細に表現される思春期の少女たちの感情の動きなどなど、Key作品のクオリティの高さは健在。プレイしたらきっと、他のルートも購入してしまいたくなること間違いなし!
「こんな青春、自分にはなかった」と感じる人がおそらく大半ではないだろうとは思うが、それでもきっと、どこか懐かしく切ない気持ちにもなるはずだ。ノスタルジー、というが感覚がいまいちピンとこない方でも、やってみればきっと分かるはず!
© VISUAL ARTS / Key
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