【CBT先行プレイ】『ニーア リィンカーネーション』退廃的な世界やウェポンストーリーなど随所に散らばる『ニーア』感に期待大

2020-07-29 15:00 投稿

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NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)

ゲームの中身が見えてきた

スクウェア・エニックスより配信される、『NieR』シリーズ最新作となるスマホ向けRPG『NieR Re[in]carnation』(以下、『ニーア リィンカーネーション』)のクローズドβテストが、2020年7月29日~8月5日の日程で開催される。

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ファミ通Appでは、これに先駆けてクローズドβテストでプレイ可能なゲームを先行入手。プレイしてわかったこと、現状ではまだ詳細が不明だったものなど、その内容をリポートしていく。

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退廃的な雰囲気が描き出す独特な世界観がマル

本作は、『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』、『ニーア オートマタ』と連なる『ニーア』シリーズの冠を掲げたタイトル。だが、現状では2つの世界観との繋がりや、続きとなるストーリーが展開するのか、などといった詳細は明らかになってない。

ゲームをプレイすると、白い少女は、目を覚ますと“檻(ケージ)”と呼ばれる謎の建築物の中にいた。そばには、みずからを「ママ」と呼ぶ不思議な生き物の姿が。このふたりを中心としてゲームは進行するようだ。

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ゲーム中に登場するのは、おもにこのふたりだけ。退廃的な世界観が描かれる『ニーア』シリーズだが、本作において、ほかに人類は生存しているのか、そもそもここは人間が住んでいる世界なのか……。いろいろな想像が掻き立てられる。

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奥行きのある、コンシューマーライクな立体のフィールドを移動。

道中には、人間と思われる老人や、少女を襲う謎の怪物の存在も確認できた。しかし、それ以外の生き物はいっさい登場しない。この檻がどういった存在なのかも不明だが、ヨコオ氏が描き出す物語には、あっと驚くような展開のシナリオが多い。きっと何か意味があるのだろう。

世界観の考察は後回しにして、いまはプレイを進めていくことにする。

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まずは檻の中を巡り、ママが“黒いカカシ”と呼ぶ謎の物体を探していく。この黒いカカシを見つけて調べると、少女がカカシの中に吸い込まれてしまった。

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黒いカカシはひとつの武器を抱えており、少女はその武器の“ウェポンストーリー”を読み進めることになる。

物語は童話や紙芝居的な2Dグラフィックで描かれており、さまざまな視点から物語を読み進めていく。

ヨコオ氏が手掛けるゲームに登場する武器には武器が持つ物語がテキストとして収録される事が多いが、その拡張版・豪華版といったイメージだ。

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物語を読み進めると、敵とのバトルが発生。勝利することでその物語を最後まで読み進めることができる。

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物語を最後まで見ると黒いカカシは白く変化し、カカシが持っていた武器は少女の手に収まった。この黒いカカシは複数存在し、物語を読み進めるごとにその武器のストーリーが解放されていく。

すべてのストーリーを解放すれば、先へと進めるようになるという仕組みだ。

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黒いカカシのほかにも黒い柵のようなものも檻の中には存在する。これを調べることでもウェポンストーリーが進行。読み解くことでフィールドの先へ進めるようになる。

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CBTでは、ママや物語に登場するセリフの一部にモザイクがかかってしまっている。いけずであるが、これは配信後を心待ちにしたいところ。

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しかし、画面写真から本作の雰囲気は掴んでいただけたのではないだろうか。

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ひとつの武器の物語をすべて解放すると、主人公は“何か”を入手する。一体何を手にしたのだろうか……。

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CBTでは未実装であるが、リリース時にはシナリオの全てがフルボイスで展開される予定とのこと。

さらに深く物語の中に入り込んで、楽しめることだろう。

最大3人のパーティを組んでバトルに挑む!

物語の合間に挿入されるバトルは、最大3人のパーティを組んで挑むのが基本的なシステム。バトルはオートで進行し、キャラクターは通常攻撃を一定間隔ごとに自動的に行ってくれる。

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1 キャラクター固有のスキル
2 装備している武器のスキル
3 そのキャラクターのHP
4 敵のHP
5 オトモのコマンド

時間が経過すると、各種スキルの発動に必要なゲージが溜まっていく。プレイヤーはこのスキルを任意のタイミングで使用し、バトルに介入していく。

このスキルは、回復できるものや攻撃するものなど種類はさまざま。これをどういった組み合わせでキャラクターにセットするのか、バトルのどのタイミングで使用するのかといった点が、本作に必要な戦略になってきそうだ。

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ステータス画面はこちら。

キャラクターには、自身にもレベルが存在するほか、メイン武器、サブ武器、オトモ、メモリーといった4つを装備することで、戦闘力を高めることができる。

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オトモは、1キャラクターにつきひとつだけ装備可能。装備したものによって異なる専用コマンドでパーティをサポートすることができる。

メイン武器によって、そのキャラクターの攻撃アクションや使用可能スキルが変化。メモリーはステータスアップの役割を持つようだ。

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バトルメンバーは、今回の範囲ではゲームを進めて物語を読み進めることで、3人のキャラクターを仲間にすることができた。

本作では、物語を読み進めることで、その物語の登場人物たちが仲間になっていくようだ。バトルに参加させるキャラクターは、ガチャなどではなくゲームを進めることで少しずつ増えていくと考えてよさそうだ。

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一方の武器は、ガチャの景品として入手できる。ガチャからは☆2から☆4までのラインアップが用意されており、当然☆の数が多いほど高性能になっている。

ファミ通AppガチャTOP (1)
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武器には、剣、杖、銃などの種類のほか、属性、バトル中に使えるスキル、キャラクターに備わるアビリティなどによって種類が分かれている。今回の範囲内でも、非常に多くの武器を確認できた。

また、これら装備できる武器にも、専用のウェポンストーリーが用意されていることもわかった。最初はワンフレーズしか見られないが、強化していくことで先のストーリーが解放されるようだ。

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ある程度ゲームを進めると、サブクエストが解放される。ここでは曜日クエストやゲリラクエストなどの表示が確認でき、ここをプレイすることによってキャラクターや装備品の強化に必要な素材が入手できるようだ。

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プレイしてみて

筆者はヨコオ氏が手掛けるタイトルの大ファンで、今回の『ニーア リィンカーネーション』をプレイするのも、非常に楽しみにさせていただいていた。

ゲームとしては、スマホゲームのRPGとしてはなじみ深い要素で構成されており、他のスマホゲームをプレイしている人なら、違和感なくプレイしていける内容だ。

特筆すべきは、やはりヨコオ氏が描く、独特な世界観だ。美しいグラフィックや音楽も相まって、『ニーア』らしい世界を感じることができた。

『ニーア』シリーズのファンとしては、過去作からつながりはあるのかが気になるところ。

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退廃的な雰囲気の世界観、何もしゃべらない主人公、ママという謎の存在……。

いったいここはどこなのか、主人公は何をしているのか、目的は何なのか。

プレイを重ねれば重ねるほど、いろいろな考えが頭の中を埋め尽くしてしまう。しかし、その思考は不快なものではなく、もっともっと先をプレイしたくなる原動力になってくれている。

なぜ主人公は武器の物語を集めているのか?

今回メディア用としてプレイできたのは序盤のみだが、本番のCBT版では、開始3日目あたりに4章追加やクエストの超級追加などのアップデートが実施される予定とのこと。

もしかするとそこで、ストーリーの部分もさらに明らかになるかもしれないので、本番のCBTに参加される方はぜひ、楽しみにしてほしい。

製品版のサービス時期は未定だが、『ニーア』ファン、ヨコオタロウファンとしては、いまから本作のリリースが楽しみでならない。

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こうしたメニュー画面のデザインも独特で、クリエイティブに関して随所にこだわりを感じることができる。

関係ないが、ママは足っぽい器官で看板を持っているような……。それ足なの? 手なの?

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NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
このゲームの詳細を見る
メーカースクウェア・エニックス/アプリボット
公式サイトhttps://www.jp.square-enix.com/nierreincarnation/
公式Twitterhttps://twitter.com/NieR_JPN
配信日配信終了
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