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自宅にいながら白熱のesportsイベントを体験できる!バーチャルイベント“V-RAGE”の仕掛け人・RAGE総合プロデューサー大友氏にメールインタビュー

2020-05-28 17:00 投稿

RAGEの新たな挑戦!

緊急事態宣言は解除されたが、まだまだ3密は避けるべきものとされており、オフラインイベントの実施は当分のあいだ難しいものとなるだろう。そんな中、各種オフラインイベントを興行する企業はいま、「この流れの中で、何が出来るか?」を模索し行動に移しており、社会構造そのものがパラダイムシフトを迎えつつある状態だと言ってもいい。

そんな中、とくに大きな革新的アクションを見せたのが、esportsイベント“RAGE”だ。“RAGE”はこれまでに何度もオフラインで開催され続けてきたesportsイベントであり、日本のesportsイベントを牽引しているといっても過言ではないイベントだ。

そんな“RAGE”が今年3月、VR技術を活用することで、自宅にいながらesportsをリモート観戦できるオンラインイベント“V-RAGE”のβ版を実施した。

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このイベントはどのような意図を持ち、いつごろから企画され、そしてそこに参加したユーザーたちはどのような感想を得たのだろうか?

CyberZ取締役/esports大会“RAGE”総合プロデューサー/PLAYHERA JAPAN 代表取締役(CEO)を務める大友真吾氏(インタビュー文中:大友)に、気になるポイントを聞くべくメールインタビューを行ったので、ここではその内容をお届けしていこう。

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V-RAGEが目指すものとは?

――V-RAGE開催を決定した経緯をお教えください。

大友 V-RAGEは、昨年(2019年)秋ごろから始まった【新たなesportsの観戦体験を創る】を目的に着手したプロダクトです。当時“VR”と聞くと「専用のVRデバイスやPCを持っていないと見られないのではないか?」という印象がありましたが、クラスター社がモバイルでのVR視聴環境を開発していたことを知り、今回のV-RAGEの開発に踏み切りました。

開発当初は春先のリリースを予定していたのですが、新型コロナウイルスの感染拡大からRAGE自体も無観客試合という判断をせざるを得なくなりました。そこで楽しみにしていたお客様のためにも、なんとかV-RAGEのリリースを前倒して、オンラインでも楽しい観戦を提供したいと思い、今回β版でのリリースを決めました。

――VR観戦を実際に体験したユーザーさんからの意見は、どういったものになりましたか? スマホ版でユーザー、PC版ユーザーそれぞれでわけて意見収集などをされていましたらお聞かせください。

大友 “V-RAGE”内でアンケート調査を行なったところ、約80%の方から「従来のesports観戦と比べて新しい体験ができた」との回答をいただきました。改善点はたくさんありますが、コンセプトに沿うものをご提供できたかなという一定の手応えを感じています。

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――VR観戦を実施するにあたり、最大のハードルとなったのはどういった点になりますか?

大友 VRデバイスを持っていない方に対して、モバイル端末でゲームを触る感覚でみんなと観戦できるというコンセプト&サービス内容をきちんと伝えることが最大の障壁だと考えております。

先述の通り、やはりVR観戦と聞くと「専用デバイスが必要」という認識が根強くありますし、まだまだ専用デバイスは普及しているとは言えませんので、どうしてもVRというワードがあるだけで他人ごとに聞こえてしまう部分があると思います。私もそうでした。

なのでプロモーション展開を工夫することで、VR観戦というものを自分ごと化することが、V-RAGEを今後広げていくにあたってのポイントだと思っています。

――バーチャル空間でのesports観戦という取り組みを実際にやってみてわかった、おもしろい発見などはありましたでしょうか?

大友 ユーザーのコメントが吹き出しで自分のアバターの上に表示されるようにすることで、隣りで見ている人同士で会話を楽しめるようにしたり、固有のサーバーに友だちを招待していっしょに観戦できるような仕組みを用意したのですが、こうした機能を使うだけで、双方向コミュニケーションが成立していると感じられたのはおもしろかったですね!

また、試合の勝敗と連動してスタジアム内のカラーが変わったり、会場内に花火が打ちあがったりと、バーチャル空間ならではの演出を採用し、盛り上がりを表現する工夫も盛り込みましたが、これもうまく作用したと思っています。

いま大人気のミルクボーイさんをお呼びして、本大会用に作っていただいたオリジナルネタをV-RAGE内で披露していただいたことも、新たなエンターテインメントを楽しみながらみんなでesports観戦も楽しんでいただくきっかけにはなったのかなと思っております。

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――VR 観戦に適するゲームジャンルと適さないゲームジャンルというのはあると思いますか?

大友 現状では、VR観戦に適さないゲームジャンルというのは、とくにこれと言ってないと思います。V-RAGEは、あくまでもオフラインで開催しているesports大会の世界観をVR にしたものですし、その最大の特徴は「モバイル端末からゲームを操作する感覚でみんなで観戦できる」という点にありますので。

――バーチャルSNS『Cluster』を利用してよかったこと、そして「機能的にこういったものがほしかった」といったものはありましたか?

大友 クラスター社の力をお借りしたことで、本当に誰でも簡単にV-RAGEの会場に来ていただけるような仕組みが作れました。遠方にお住まいで、ふだんRAGE会場に足を運ぶのが難しい方にも気軽に参加していただけるものになったのも、『Cluster』あってのことだと思います。

また、V-RAGEにご出演いただいた演者の方々にも「すごく楽しかった」、「未来を感じた」など、お褒めの言葉をいただけております。

いまはまだβ版ですが、今年の夏秋ごろにかけて、さらに進化したバージョンをリリース予定です。アバターのカスタマイズや独自のエモートやモーションなど、いままでesportsを観戦してこなかった層にもコミュニティとして楽しんでもらえるサービスにしていきたいと思っており、「V-RAGE」を通じてesports観戦文化が広く普及していくことに期待しています。

――今回はバーチャルSNS『Cluster』を利用した開催となりましたが、今後esports観戦に特化したソフトウェア、アプリを開発したいといった思いはありますか?

大友 現状、esports観戦に特化した新たなアプリ開発は検討していません。ですが、弊社では現在動画配信プラットフォーム『OPENREC.tv』と、esportsコミュニティプラットフォーム“PLAYHERA”の運営・提供を行っておりますので、こことより強いシナジーを生めるようなシステムを構築したいと考えています。

――VRという技術はハード面でもソフト面でも日に日に進歩を遂げていますが、今後この界隈に期待をしている点、そして御社が考えるVRの課題というのはどういった点にあるとお考えでしょうか?

大友 現在は5G の普及に期待を寄せています。通信環境が整備され、誰でもストレスなくesports観戦を楽しめる時代になることを期待しています。

VRの課題については、やはりVRゴーグルの普及率でしょうか。V-RAGEは、VRゴーグルがなくても楽しんでいただける設計になっていますが、実際にVRゴーグルを着けて観戦をしたほうが、よりリアルに感じていただけますので、デバイスが普及し、ひとりでも多くの方にあの感動を味わっていただきたいですね。

――5Gに期待を寄せているとのことですが、5Gの普及に向けて何か準備しているものはありますか?

大友 現状、とくにこれと言って用意しているものはありません。5Gの普及においては、ハード面/ソフト面ともに整備が必要だと思いますので、その中でV-RAGEの観戦体験がよりよいものになってくれるといいなとは思います。

――今後のRAGEについて、ロードマップ、マイルストーンをお教えください。

大友 今年のRAGE では新たなタイトルとの取り組みが増えると思います。『グランブルーファンタジーヴァーサス』を採用した大会を6月に行いますし、まだ未発表ですが追加タイトルも予定しております。

こういった情勢の中ですが、esportsだからこそできることはたくさんありますので、RAGEとしては引き続き日本のesportsシーンを牽引していけるよう、新たな挑戦をし続けたいと思っております。

――最後に、esportsファンやRAGEファンに向けてコメントをお願いします。

大友 今年は昨年以上に新しい大会や企画をたくさん発表していく予定ですので、期待して待っていてください!

――ありがとうございました!

次回RAGEは6月21日開催!

そんな新たな試みを続けるRAGEは現在夏季大会“RAGE 2020 Summer powered by AQUOS”のオンライン予選を実施中。

決勝にあたるGRAND FINALイベントは、『グランブルーファンタジーヴァーサス』は6月20日に、『シャドウバース』は6月21日に開催予定となっているほか、この開催を記念したTwitterキャンペーンを実施中。

Twitterアカウントさえあれば、誰でも気軽に応募できる内容となっているので、気になる人はこちらもしっかりチェックしておこう!

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