【新作】魔物が群がる異世界へ!?クラフトとサバイバルを同時に楽しむ欲張りシューター『Tegra』

拠点を築き侵略者を排除せよ

突如、空に空いた大きな穴から降ってきた屈強な男。

彼に託されたのは、複数の世界が混在し発生したポータルを介して侵入をくり返す魔物たちを排除することだった。

本記事で紹介する『Tegra』は、多彩な素材を集めてみずから拠点や装備品をクラフトし、押し寄せる魔物たちを排除していく一人称視点のサバイバルゲームだ。

拠点を築き自給自足の術を身につけるクラフト要素

魔物の巣食う異世界に降り立った男が最初に目撃するのは、近未来的な装置によりかかり命尽きた先遣隊と思われる隊員の屍。

プレイヤーはオペレーターのアシスト（チュートリアル）を受けながら、その周辺に落ちている素材を集め、戦うための準備とクラフトの基礎を学んでいく。

クラフトできる候補は画面右上の情報端末に集約。全編英語だがすべてアイコンで表記されているのはもちろん、不足している素材の入手経路もひと目でわかる。

英語がさっぱりという人でも手順さえ理解してしまえば、問題なくサバイバル生活に順応できるだろう。

赤い小屋にはアイテムを収納できるチェストとベーシックな作業台が設置してある。

そこを起点に武器や鉱石をクラフトできる釜戸や新たなチェストなどを設置。手の届く範囲に各種作業台を並べておくといい。

また、銃火器は銃弾の数が少なくクラフトするにもハードルが高い。

特に序盤は銃弾の補充がままならなず、筆者は戦闘中に弾切れを起こすも後戻りできない場面に遭遇。何度も広告動画を再生して弾を補充する苦行を味わってしまった。

その点、ボウガン系は周囲の木材などで簡単かつ多くの矢を入手できるのでお手軽。1矢ごとのリロードが必要だが威力は抜群なので、たくさん作って戦いに備えることをオススメしたい。

魔物の侵入を阻止し先遣隊の行方を追うバトル体験

本作はターゲットに照準を合わせれば自動的に攻撃するオートショットバトル。

狙う部位に応じて増減するダメージ量から有効な立ち回りを模索、エイムと回避に専念できるスマホライクなゲームバランスがとてもいい。

また、バトルの合間に再生されるのは“先遣隊員たちの死に至る瞬間”が記録された貴重なデータ。

そこから次に対峙する相手のヒントが得られるなど、単なる演出では終わらない仕掛けと物語を補完する重要な情報が詰め込まれている。

本作はローカライズされていないのでどういったストーリーか理解できない点も多いが、進むべきポイントを示すマーカーのおかげで問題なくプレイできた。

クラフトが完了するまでの時間も広告動画を介せば短縮できるので、待ちきれない人はぜひ活用してもらいたい!!

P.N.深津庵
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