【配信開始】GAGEXの心にしみる昭和シリーズ最新作『忘れないで、おとなになっても。』で昭和の町並みにダイブ!
2020-02-26 13:29
2020-04-19 15:00 投稿
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忘れないで、おとなになっても。
11才の少年ミナトが降り立った加賀美町には、時を渡る舟に乗って現れる使者“マレビト様”を助ければ願いが叶う、そんな言い伝えが残る田舎町。
そこで開催される慰霊祭に参加する母親に連れられ訪れた彼は、“離婚した父の手がかりを探す”という密かな計画を立てていた。
本記事で紹介する『忘れないで、おとなになっても。』は、『昭和駄菓子屋物語』や『昭和夏祭り物語 ~あの日見た花火を忘れない~』など、“心にしみる昭和シリーズ”を手掛けるGAGEXの最新作。
1冊のノートに記された7不思議、父親との接点を求めさまようミナトの冒険がいま始まる。
ゲームの見どころ
●7不思議を紐解き未来を改変する少年の大冒険
●昭和の懐かしグッズを探し求めるアーカイブ
33年前のとある事故の犠牲者を追悼する慰霊祭に母が参加。そのあいだ、自身の病を知らず無邪気のはしゃぐ妹ミライの世話を託されたミナトは、加賀美町にいると聞かされていた父を探すため2人で聞き込みを開始する。
“トキワタリ”という独特な名字にも関わらず父に関する情報が得られず難航するミナトは、その最中で“大きなお墓の前に立ち住職と話す自分の姿”を夢見る。
夢、そう呼ぶこの現象は未来予知であり、次に進むべき場所や人物のヒントを示す重要な能力。
これが全16章構成と長編のアドベンチャーでありながら、行き詰まることなくスムーズにプレイヤーを引きつける大きな役割を果たしているのだ。
そしてもう1つ、第1章の終盤でミライは33年後の未来から来たという男に遭遇。
ミライが持ってる“七不思議ノート”の解読が、妹の病や家族を取り巻くさまざまな状況を解決する重要なものであることを告げる。
未来予知能力と奇妙なノート、2つのチカラを託されたミライは男が用意したタイムマシンを使い、33年前にタイムリープすることを決断。
そこでミライは思いがけない人物たちと出会い、“七不思議ノート”こそが未来を変える預言書であることを体験していくストーリーは、最後まで見届けたいと感じさせる魅力的なものだったぞ。
本作には“ジャンケンゲーム”や“猫の免許書”など、昭和を代表する全部で78個の懐かしグッズが隠されている。
その大半はゲームの進行とは関係のないコレクションアイテムだが、“平凡パチン”や“ドンカレー”など、似て非なる豊富な小ネタは直接その文化を知らない世代でも思わす探してみたくなるだけの魅力を持っている。
ボクセルアートで描かれた可愛らしいキャラクターと対象的に、ストーリーはどこか不気味で思わずゾクッとしてしまう瞬間もある。
33年後の未来から来た男と33年前の過去を変える少年。
2人が歩む世界の先にどんな結果が待っているのか、ぜひ最後まで必ず見届けてもらいたい。
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | アドベンチャー |
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メーカー | GAGEX |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | (C)GAGEX Co.,Ltd. All rights reserved. |
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