『アイドルマスター シンデレラガールズ』初夏を彩る和のユニットの饗宴!ユニットツアー“ConnecTrip!”石川公演の模様をレポート
2024-06-17 00:07
2020-04-17 19:38 投稿
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アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ
2020年4月17日より、モバゲーで配信中の『アイドルマスター シンデレラガールズ』(以下、『モバマス』)とバンダイナムコエンターテインメントから配信中の『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』(以下、『デレステ』)の2タイトルで第9回となるシンデレラガールズ総選挙が連動開催されている。また、7thライブで発表があったように、今回は『ボイスアイドルオーディション』も同時に開催される事となった。
例年通り、全アイドルを対象として投票により“シンデレラガール”を決める総選挙で『モバマス』では総選挙1位と、キュート・クール・パッションの各属性1位となったアイドルはSレアとしてカード化。
上位5人のユニットと楽曲が制作され、『デレステ』ではゲーム内のユニットによるイベントを開催。イベント限定のSRアイドルの実装と3DLIVEで着用できる専用衣装が実装される。
また、今回から同時開催となるボイスアイドルオーディションでは、投票結果の上位3名について、『モバマス』ではボイスを実装。『デレステ』ではボイス実装と楽曲が制作されることとなる。
改めて前回の結果を振り返ってみよう。全順位を表記すると、とんでもない人数になってしまうので、ここではトップ10について触れていく。
第1位 本田未央
まずは、見事シンデレラガールに輝いた本田未央。第6回、第7回と総選挙2位をキープしてついにトップに輝く。所属するユニット“ニュージェネレーションズ”のメンバーである島村卯月が第4回総選挙で、渋谷凛が第3回総選挙で既にシンデレラガールを獲得しており、プロデューサー勢待望の結果となった。
第2位 北条加蓮
第2回、第3回とトップ10入りを果たしており、4回、5回は一旦16位まで後退したものの、第6回で8位、第7回で3位、第8回で2位とジワジワとトップ射程圏内に上がってきた。前回は未央にトップを譲ったが、一度シンデレラガールになるとトップ10はキープできても、首位争いからは外れる傾向があるので2位につけている加蓮が次期シンデレラガールの候補最有力ではあったのだが、まさかの伏兵が現れる。
第3位 夢見りあむ
総選挙開始の2か月前に炎上アイドルという設定どおり、突如とんでもない燃料が投下される。デビュー直後の総選挙結果が3位入賞という快挙を叩き出したダークホースが夢見りあむだ。中間発表の時点で既に3位につけており、そのままゴールを迎えた。ソロデビューが決定し、試聴開始された楽曲“OTAHEN アンセム”も凄まじい破壊力の電波ソング(ちなみにシンデレラガールズ初期の電波ソング“あんずのうた”の作詞・曲を担当した佐藤貴文氏によるもの)で、投票開始から近い日付での発売となる。こちらも追い風となり、デビュー1年でトップを狙えるポテンシャルを秘めている。
第4位 遊佐こずえ
前回24位から4位にまでジャンプアップしているようにも見えるこずえだが、ここで第7回の総選挙結果を見るとその理由がわかる。声なしアイドルに限定しキュート属性に絞るとトップは12位の白菊ほたるで、第8回総選挙以前の2018年にソロデビューが発表されボイス実装が確定。次点で声なしだったこずえが上がってきたと考えると、次こそはと考えていたプロデューサー勢の票を集めたと思われる。
第5位 佐城雪美
雪美についてもこずえと同じ理由が当てはまる。第7回が18位だったが、ボイスが実装された“鷹富士茄子”の次にクール属性の声なしだったため、こちらも順当な結果と言えるだろう。雪美に関してはちびっ子アイドル達が活躍するスピンオフコミック『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』でも活躍が見られ、新刊が第9回総選挙投票期間中に発売される。同作で活躍している古賀小春や横山千佳といった他のアイドルの参戦にも期待したい。
第6位 一ノ瀬志希
第7回、第8回がどちらも6位入賞と好成績を見せる志希。特に2018年には宮本フレデリカとのユニット、“レイジー・レイジー”のデビューと、昨年は二宮飛鳥とのユニット“Dimension-3”のデビュー、それぞれのライブパフォーマンスが高評価を得ている。女性プロデューサーからの票も多く集めており、今回の総選挙でも活躍が期待される。
第7位 鷺沢文香
地力の強さはピカイチ。デビューから総選挙第6位で、それ以降も順位は落とすものの常に15位以内をキープし、属性別でみるとトップ5から漏れたことがないという好成績だ。同じような形で総選挙レースを走っていたのが高垣楓で、文香が総選挙に加わった第3回から見てみると、一歩上を行くトップ10内を持続してキープ。一部では“無冠の女王”と呼ばれていたが、無事第6回でシンデレラガールとなった。そう考えると、ある意味、文香が次期“無冠の女王”候補と言えるのではないだろうか。
第8位 佐久間まゆ
第6回の6位入賞から、第7回、第8回と順位を落としているもののトップ10内をキープし、属性別ではトップ3を維持するまゆ。5人ユニット“Masque:Rade”デビューの翌年である第6回から順位が上がり、続いて2ndソロ曲、“マイ・スイート・ハネムーン”も発表と活躍を見せる。まゆの一途さに答える形でプロデューサー勢の熱い思いが好成績をマーク。7thライブの大阪公演では声を担当する牧野由依さんのパフォーマンスも話題となったので、今回も期待が寄せられる。
第9位 ナターリア
第6回が34位、第7回が41位という成績から、第8回では総合9位の属性別3位と驚異のジャンプアップで、見事のボイス実装&ユニットデビューとなったナターリア。一部で話題となったのが、海外の担当プロデューサーの1人が決められた依頼料を払う事で著名人にビデオメッセージを送ってもらえる“Cameo”というサービスを使って宣伝動画を作ったというものだ。コナミが発売している“メタルギアソリッド”シリーズの主人公“スネーク”の海外版声優を始め、様々なゲームやアニメの英語吹替声優、脚本家としても活躍するデイヴィッド・ヘイター氏に宣伝動画を依頼。“スネーク”を名乗りつつ、ナターリアへの投票を促す宣伝動画が拡散された。“ナターリアP”というワードが世界のトレンドワードになるなど、話題をさらいナターリアの投票数を後押ししたのは間違いないだろう。なお、このニュースが原因なのか明確ではないが、第9回総選挙開催にあたり、公式から「総選挙への投票にあたり、コンテンツ外で、総選挙の順位に影響を及ぼすような金銭の授受を伴う過度な応援活動はお控えいただきますようお願いいたします。プロデューサーの皆様の清き一票をお願いいたします。」というアナウンスがあった。
第10位 的場梨沙
第7回総選挙の34位から、第8回で10位と大健闘。梨沙についても、こずえ、雪美と同じく当時声なしだったアイドルとしては一番上位につけており、前述したスピンオフコミック『U149』でのレギュラーメンバーとしての活躍も後押しになったかと思われる。こちらは、昨年行われた7thライブ名古屋公演で、ショートアニメ『Spin-off』に登場するメンバーとしてサプライズ発表され、大きな話題となった。今回の総選挙でもますます活躍が期待される。
トップ10をざっと振り返ってみたが、本当に大所帯となったという印象だ。こずえ、雪美、梨沙の3人は、第7回開催時点でそれぞれトップ10圏外(梨沙至っては34位)にも関わらず、属性別の声なしではトップにいるという事実に驚かされる。現在、声が付いているシンデレラガールズメンバーは90人近くに上り、今後もライブやゲーム内で様々なイベントやアイドル同士の絡みが見られると考えると非常に楽しみだ。
また、第8回総選挙では何と言っても夢見りあむが大きなポイントだった。パッション勢でトップ争いを続けていた未央がシンデレラガールを獲得した事で、前回のトップ10の結果からも、間違いなくりあむに注目が集まるだろう。一方で、コンテンツ開始当時から登場し、着実に順位を上げてきた加蓮。2人のトップ争いに他のアイドル達もどのように参戦してくるのかが楽しみだ。
最後に前回の結果も踏まえつつ、キュート、クール、パッションから個人的に注目するアイドルを1人ずつピックアップして紹介していきたい。
キュート:工藤忍
前回は総選挙12位で、属性別では4位とボイス付きまであと一歩だった忍。順当に行って、今回のボイス付き候補では最有力だろう。モバゲー版から登場している4人組ユニット、“フリルドスクエア”のメンバーで、残念ながら現在ボイス付きとなっているのは喜多見柚のみ。TVアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』にて台詞がないが4人が揃ってダンスレッスンをしている1カットや、『シンデレラガールズ劇場』でも「フリルドスクエア万歳!」と言う柚の台詞があるなど、サプライズボイス実装の予感を匂わせていたり、4人が揃う事を待望しているプロデューサーは多いだろう。ユニットメンバーのうち2人にボイスが付く事で、他メンバーの綾瀬穂乃香や桃井あずきへの期待値もさらに上がってくる。
クール:松本沙理奈
前回の総選挙では20位で、属性別では13位。これより上位に浅利七海がいるが、工藤忍の理由と同じく所属するユニット“ブルーナポレオン”との関係性からピックアップした。『モバマス』の初期から登場しているユニットで、TVアニメでも第1話でスポット出演。現在、メンバー5人のうち、荒木比奈、上条春菜、川島瑞樹、佐々木千枝の4人には声が付いており、残りは沙理奈だけとなっている。他メンバーを演じる声優陣もいつか5人が揃ったらと、所々でコメントをしているシーンも見られる。もし、ボイスが付くとなれば、約10年越しでのユニット勢揃いという事で大いに期待がかかるところだ。
パッション:三好紗南
パッション勢に関しては、ボイス実装有力候補だった的場梨沙と小関麗奈が次々とサプライズでボイスが付き、昨年発表されている総選挙50位以内に声なしアイドルがいないという嬉しい状況になっている。今回、三好紗南を挙げたのは、直前のエイプリルフール企画のエピソードで、主役に大抜擢されたという直近のトピックがある事。2Dのドットキャラや、3Dモデルでゲームに興じる可愛らしい姿を見せてくれた。また、関係性の深いキャラクターである南条光や小関麗奈にボイスが実装されているという所もフックとなり総選挙で活躍できるポテンシャルの持ち主ではないだろうか。
改めて、昨年の結果ではりあむやナターリアなど、ちょっとした事がきっかけがランキングにも影響を与えるいい意味での予測不能感が楽しめるものとなった。個人的にピックアップしたアイドル3名を挙げたが、まだまだ声を聞きたいアイドルもいるので、前回のような波乱展開は大いに歓迎したい。なお、第9回総選挙のスケジュールを見ると、今回は中間発表がなさそうなので更に予測が難しい展開になりそうだ。
振り返りの中で、スピンオフコミック『U149』の新刊についても触れたが、20歳以上のアイドルが活躍する『アイドルマスター シンデレラガールズ After20』も同時発売の予定だ。大人組のアイドルについては高垣楓の活躍が特に目立っているが、他にも多数の魅力的な大人アイドルがいるので、彼女たちにもスポットがあたり、総選挙やボイスアイドルオーディションでの奮戦を期待している。
前述したように今回は総選挙と合わせてボイスアイドルオーディションも開催されるので、声なしアイドルの担当プロデューサーはどちらの投票にも特に力が入るのではないだろうか。また、前回まであった属性別の上位3名、計9名によるユニット楽曲は制作されないようだ。ボイスアイドルオーディションによって、確実に3名のボイスが付く事になるが、一方で総選挙のトップ5から漏れても、属性別トップ3でのボイス化というチャンスがなくなっているので、混戦が予想される。
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | リズムアクション |
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メーカー | バンダイナムコエンターテインメント |
公式サイト | http://cinderella.idolmaster.jp/sl-stage/ |
公式Twitter | https://twitter.com/imascg_stage |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc. |
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