【新作】帰省先がなんだかヤバい!! 日常侵食ホラー最新作は祖母宅に潜む恐怖体験『つぐのひ~昭和からの呼び声~』
2020-09-20 11:00
2020-03-07 11:00 投稿
この記事に関連するゲーム ゲーム詳細
ゲーマガ
住宅街にひっそり佇むのはアンティーク人形が集められた“ANTIQUE TOY HOUSE”と書かれた1軒の洋館。
そこに興味を持った1人の少女が足を踏み入れるのだが……。
本記事で紹介する『つぐのひ~囁く玩具の家~』は、“日常侵食リアルホラー”としてアイムシアン(ImCyan)が制作するホラーゲームシリーズの最新作。
どこにでもある日常に潜む恐怖、忍び寄る奇妙なモノたちに少女はどのように蝕まれていくのだろうか。
ゲームの見どころ
●甘い言葉で少女を誘い蝕む恐怖の館
●アプリとブラウザ2つのプレイ環境
赤いリボンがとても似合う少女が立ち入ったのはたくさんのアンティーク人形が飾られているレトロな洋館。
本作はシリーズ同様、画面左に向かって歩いていくだけの簡単操作で、数日に渡って少しずつ変化していく光景や人々の様子を追っていくホラーアドベンチャーだ。
館内の様子によろこぶ少女の独り言ともう1つ、洋館からは“かわいい女の子だね”や“ようこそ……おもちゃの天国へ”というささやきが飛び交う。
そう、少女を取り囲むアンティーク人形たちには意思があり、どこかへと導こうとしているのだ。
当然、少女にその言葉は聞こえず、プレイヤーの耳だけに鳴り響く。
このまま進んではいけない、絶対に罠だとわかっていてもそうしなければゲームは進まない。
そんな葛藤も“日常侵食リアルホラー”シリーズの醍醐味。1歩踏み出すごとに何が起きるのかドキドキなのだ。
これまで心霊的な事象、演出が多かったシリーズだが、今作はアンティーク人形を介したものなので恐怖度はそれほど高くない。
しかし、リアルな人形に言い知れぬ恐怖を感じる人にとっては身の毛がよだつ体験である。
少女に救いの道は残されているのか。
20分程度で完結する物語なので、シリーズファンはもちろん興味のある方はぜひチャレンジしてほしい。
本作をプレイするには大きく分けて2つの方法がある。
1つはiOSとAndroid両対応のアプリ『ゲーマガ』、もう1つはパソコンを使うブラウザ&ダウンロード版(こちら)だ。
ここからは筆者の感想なのだがオススメしたいのはブラウザ版である。
いずれも左に入力していれば歩き続けるのだが、アプリ版は入力判定が曖昧で突然止まってしまうことがある。
その点、ブラウザorダウンロード版であれば、キーボードの方向キーに対応しているのでスムーズにプレイできる。
また、アプリ版の場合はフル画面でプレイできず、せっかくの恐怖体験が半減。コントローラ表示をOFFにするとさらに小さくなってしまうのは残念だ。
プレイできる環境は人ぞれぞれなので難しいが、パソコンを所有しているのならそちらでのプレイをオススメしたい。
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
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