『ドラクエ ウォーク』が大賞を受賞!『ロマサガRS』や『FFBE幻影戦争』も入賞したアプリ表彰イベントApp Ape Award 2019授賞式リポート

2020-02-14 22:16 投稿

スクエニ作品が多数入賞!

スマホアプリ分析プラットフォーム“App Ape Lab”が、2019年もっとも勢いのあったアプリを決める“App Ape Award 2019”の受賞式を開催した。

本アワードは、同サービスを運営するフラーが保持するデータと、ユーザーからの投票をもとに受賞タイトルをアプリ部門、ゲーム部門と分けて選出したもの。

なお、今回のアワード結果は『ドラゴンクエスト ウォーク』(以下、『ドラクエ ウォーク』)や『ロマサガRS』などのタイトルがゲーム部門での入賞を果たし、スクウェア・エニックスがその強さを見せつけた形となった。

本記事では、入賞したタイトルの紹介と、授賞式の様子をお届けしよう。

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人気投票ゲーム賞には『ロマサガRS』や『FFBE幻影戦争』が輝く!

ユーザー投票によって決まる賞“Most popular game”で最優秀賞に選ばれたのは、『ロマンシング サガ リ・ユニバース』。人気ゲームシリーズ『ロマンシング サ・ガ』の最新作でもある本作は、ファンからの熱い支持を集め、見事最優秀賞の栄冠に輝いた。

今回の入賞を受けて、本作プロデューサーの市川雅統氏は「賞をいただけたのは支えてくださっているファンの方々のおかげです」とコメント。「これからもすばらしいゲームにしていき、サガシリーズをさらに広げていきたいです」と今後の展望も語った。

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優秀賞である“popular game”は3タイトルが受賞。

ひとつ目のタイトルは、『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』。人気スマホアプリ『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』の世界観をベースにしたタクティカルRPGだ。

高低差や敵の向きが戦局に影響する戦略性の高いバトル、重厚な世界観が織り成すシリアスな物語など、魅力的な要素がプレイヤーの人気を集めている。

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ふたつ目の受賞タイトルは、さまざまな種類のペンギンたちといっしょに大陸を開拓していく放置ゲーム『ペンギンの島』。

ペンギンの愛らしい仕草、心地よいBGMとともにスローライフを満喫できる作品となっている。

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3つ目は、アカツキより配信されている『欅坂46・日向坂46 UNI’S ON AIR(ユニゾンエアー)』。

本作はアイドルグループ“欅坂46”、“日向坂46”を応援する“公式”音楽ゲームアプリで、欅坂46&日向坂46の人気楽曲が多数収録されているのが特徴。リズムアクションゲームとしてはもちろん、各楽曲のライブ映像が楽しめる内容となっており、ファンからはもちろん、一般ユーザーからの満足度も高い作品となっている。

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ゲーム部門は『ドラクエ ウォーク』が最優秀賞に輝く

2019年にもっとも勢いがあったゲームに送られる大賞“ゲーム オブ・ザ・イヤー 最優秀賞”は、スクウェア・エニックスの『ドラクエ ウォーク』が見事受賞。

『ドラゴンクエスト』シリーズを題材とした位置情報ゲームとして、2019年9月にリリースされた同アプリはリリース2ヵ月で1000万ダウンロードを突破し、いまもその勢いをそのままに盛り上がりを見せるタイトル。受賞が発表された際、会場からは納得の声が上がったのが印象的だ。

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“ゲーム オブ・ザ・イヤー優秀賞”には、社会的に関心の高いアプリ(認知度の高いアプリ)が選ばれた。

ひとつ目のタイトルは、『IdentityV(アイデンティティ V)』。ひとりのハンターと4人のサバイバーが戦う非対称性対戦ゲームで、若い世代を中心に幅広いユーザーから愛されるタイトルだ。

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KONAMIより配信中の『eFootball ウイニングイレブン2020』も優秀賞を受賞。

モバイルゲームとは思えないほどの高精細なグラフィックと遊びやすさ、サッカーゲームとしてのクオリティの高さから「熱い試合が楽しめる!」と、多くのサッカーファンから支持される作品だ。

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3つ目の受賞タイトルは、『マリオカート ツアー』。コンシューマゲームでも人気の『マリオカート』シリーズの最新作である本作は、これまでに登場したコースだけでなく、世界の都市をテーマにした新コースや、多彩な新要素も搭載されている。

受賞した任天堂は「長いあいだゲーム機でお楽しみいただいたシリーズを、初めてモバイルでリリースすることができました。モバイルゲームに最適化した操作性やゲーム体験を多くの方に楽しんでいただけるよう、開発・運営を進めていきます」とコメントを残している。

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アプリ部門では決済系、健康アプリなどが入賞

ゲーム以外のアプリ部門では、フード・決済・音楽など多様なアプリが入賞を果たした。

2019年でもっとも勢いを見せたアプリに送られる“アプリ オブ・ザ・イヤー”最優秀賞に輝いたアプリは『マクドナルド』。そのほか、優秀賞は『ファミペイ』や『Spotify』などが受賞している。

アプリ オブ・ザ・イヤー 最優秀賞:『マクドナルド』

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アプリ オブ・ザ・イヤー 受賞タイトル一覧
【最優秀賞】『マクドナルド』
【優秀賞】『ファミペイ』
【優秀賞】『ジーユー』
【優秀賞】『Spotify』

人気投票アプリ部門では、最優秀賞に『dヘルスケア』が、優秀賞には2019年に多く登場した決済アプリの中でも注目を集めた『PayPay』などのアプリが並ぶ。

優秀賞には『d払い』も入っており、ドコモが提供するサービスアプリが優秀賞、最優秀賞の両タイトルを獲得する形となった。

人気投票アプリ部門 最優秀賞:『dヘルスケア』

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dhealth

人気投票アプリ部門 受賞タイトル一覧
【最優秀賞】『dヘルスケア』
【優秀賞】『d払い』
【優秀賞】『PayPay』
【優秀賞】『りそなグループアプリ』

特別アプリ賞:『Pokekara』

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pokekara

アプリ部門ではモバイル決済や健康、フードなど生活に密接に関連するアプリが受賞を果たした2019年の“App Ape Award”。

ゲーム部門では、IPタイトルの強さが目立つ結果となった。『ドラゴンクエスト』、『ファイナルファンタジー』、『ロマンシング サガ』と、いずれもスクウェア・エニックスを代表する人気シリーズタイトルが受賞を果たしている。

一方でライトユーザー向けのタイトルである『ペンギンの島』も受賞しており、幅広いユーザー層がアプリゲームをプレイしていることが改めて実感できた。2020年はどんなタイトルが勢いを伸ばしていくのか、今後の展開を楽しみにしたい。

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