“『Fate』シリーズの歴史を振り返る” 奈須きのこ氏の制作環境や設定資料も展示されている“TYPE-MOON展 Fate/stay night -15年の軌跡-”開催

2019-12-20 14:29 投稿

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Fate/Grand Order

膨大な展示物が15年の歴史をものがたる!

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2019年12月20日より、東京・ソニーミュージック六本木ミュージアムにて“TYPE-MOON展 Fate/stay night -15年の軌跡-”が開催。

本展は『Fate/stay night』を始めとしたシリーズ全体の歴史を振り返るとともに、TYPE-MOONの歩んできた軌跡を体験できる展示会となっている。

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また、本展は『Fate/stay night』におけるマルチシナリオをもとに、“Fate”、“Unlimited Blade Works”、“Heaven’s Feel”の3部に分かれて、期間ごとに展示内容が変更される。開催期間は以下の通り。

【開催期間】
“Fate”
2019年12月20日~2020年1月20日

“Unlimited Blade Works”
2020年1月23日~2月24日

“Heaven’s Feel”
2020年2月27日~4月5日

開催前日(12月19日)には、本展の開催にあたって報道内覧会が実施。15周年を記念して、キャスト陣によるテープカットが行われた。

本記事では、そちらの模様とともに会場のおもな展示物を紹介していく。

ヒロインに加えて原作者着ぐるみが集結!

内覧会の始めには、川澄綾子さん(セイバー役)、植田佳奈さん(遠坂凛役)、下屋則子さん(間桐桜役)らが、本展の開催を祝してテープカットを挙行。

さらに、本展の開催を祝うために原作者の奈須きのこ氏の自画像を模した着ぐるみが登壇し、会場を盛り上げた。

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▲左から、下屋則子さん、川澄綾子さん、植田佳奈さん。

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▲キャスト左に、奈須きのこ氏の自画像を忠実に再現した着ぐるみ。

入り口から15年間の歴史を体感可能!

展示会場の入り口手前には、TYPE-MOONの歴史を改めて知ることができるように各作品がズラリ。

代表的な小説、ゲーム、サウンドトラックなどが発売年月日ごとに展示されている。

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TYPE-MOONの関連各作品を再確認し、展示会場に足を踏み入れると、各媒体の『Fate/stay night』映像がミックスされた限定ムービーの上映コーナーが。

その先では、これまでに発表された作品のヒロインがお出迎え。『Fate/stay night』だけでなく、『月姫』、『空の境界』、『魔法使いの夜』のヒロインたちも概要とともに紹介されていた。

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さらに、『Fate/stay night』から『Fate/Grand Order』(以下、『FGO』)までを、特大キャラクターイラストとともに振り返ることができる年表も。

まだ触れたことがないという作品に関しても、作品ごとの沿革をここでバッチリ確認可能だ。

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TYPE-MOONの歴史がギッシリと詰まった資料展示

会場奥に設けられていたのは、TYPE-MOONの膨大な制作資料に加え、イベント限定グッズにいたるまでが展示された“資料と制作物で綴るTYPE-MOON史”のコーナー。

『Fate/stay night』のラフデザインやキャラクター差分にとどまらず、『Fate/stay night』が発表される前に奈須氏が書いた自主小説版“Fate”や『空の境界』の同人コピー誌版などの貴重な資料が展示されている。

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グッズに関しては、タペストリーやポスターといったものから、Tシャツやバッグまで、これまで発売されたグッズが数多く公開。

さらに、TYPE-MOONキャラクターが刻印されたギターや、公衆電話などに使用するテレホンカードといった、現在では入手困難な逸品も展示されている。

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また、“TYPE-MOONの素顔”と題されたコーナーでは、奈須氏が実際に作業を行ったデスクと仕事場を再現したものが公開。

卓上の作業環境だけでなく、奈須氏の作品にインスピレーションを与えた可能性のある作品が並ぶ本棚やCDラックも再現されている。

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最新イラストや劇中都市ジオラマの展示も

展示物は資料やグッズにとどまらず、これまでのイラスト作品が大判印刷にて展示。

過去作のパッケージイラストや印象的なイラストに加え、セイバーが描かれた本展のキービジュアルなども高精細で展示されており、非常に贅沢な空間となっていた。

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▲本展のキービジュアルも改めて会場で鑑賞できる。

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また、15周年を記念した画集『Return to AVALON -武内崇Fate ART WORKS-』のために、描き下ろされた連作シリーズ“イギリス紀行”の一部もお披露目。

“イギリス紀行”は旅装に身を包んだセイバーとイギリスの風景をテーマに作成されたイラスト群だ。

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さらに、『Fate/stay night』の舞台となっている架空の地方都市“冬木市”を模したジオラマ展示が実施されている。

『Fate/stay night』の映像を交えたプロジェクションマッピングにより、劇中シーンの再現が行われており、作品内の空気を高い臨場感とともに体験可能だ。

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15年以上TYPE-MOONのキャラクターたちが飾ってきた雑誌の表紙や、このほかの記念イベントでの寄せ書きも展示。

また、『Fate/stay night』15周年と本展の開催にあたって、各所からクリエイターイラストや祝辞が寄せられている。コミカライズなどでTYPE-MOONにゆかりのあるクリエイターに加え、多数の寄稿が併せて公開されているため、お見逃しなく。

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15周年記念画集や展示会グッズが販売

展示会場を抜けると、グッズ販売のコーナーが広がり、画集『Return to AVALON -武内崇Fate ART WORKS-』が、2019年12月25日の発売予定日にさきがけて販売されている。

さらに、本展キービジュアルのタペストリー、アクリルボード、クリアファイルなどの各種グッズが販売。

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▲コレクショングッズだけでなく、Tシャツなどのアパレルグッズも多数用意されている。

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▲作中のサーヴァントクラスカードの絵柄を再現したトレーディングフィギュアの数量限定販売も。

今回の内覧会では、12月20日から開催される“Fate”期間の展示物を観覧できた。

展示内容は、今後2回にわたって変化していく。“Fate”期間中やその後の展示も含めて、その目で確認してみてはいかがだろうか。

⇒“TYPE-MOON展 Fate/stay night -15年の軌跡-”特設サイトはこちら。

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Fate/Grand Order

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルRPG
メーカーFGO PROJECT
公式サイトhttps://www.fate-go.jp/
公式Twitterhttps://twitter.com/fgoproject
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