祝1周年!『龍が如く ONLINE』佐藤大輔氏とドラゴンマスク1号氏の記念インタビューをお届け

2019-11-26 17:00 投稿

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龍が如く ONLINE

 1周年を迎える『龍が如く ONLINE』を語る

セガゲームスより配信中の『龍が如く ONLINE』(以下、『龍オン』)。今回は、1周年を迎える本作の後見人・佐藤大輔氏、そして『龍オン』REBORN PROJECT責任者のドラゴンマスク1号氏にインタビューを実施。『龍オン』のこれまでとこれから、そして1周年のキャンペーンについても詳しくお話を伺った。

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▲ドラゴンマスク1号氏(左)と佐藤大輔氏(文中は佐藤)

REBORN PROJECTを振り返って

――1周年おめでとうございます。まずまここまでの振り返りということで、大きな転機となったREBORN PROJECTについてお聞きします。ファンの反応や手ごたえなど、いかがでしょうか?

ドラゴンマスク1号 REBORN PROJECTを発表させて頂いて、さまざまなキャンペーン等の施策は実施しているのですが、コンテンツの改善、根っこの部分にはまだ手が付いてないというのが現状ですね。

――配布などはかなり多くなりましたよね。

佐藤 いままでがちょっと……(笑)

――渋すぎましたか?(笑)

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佐藤 ガチャ等に関して、ほかのアプリと比べると意外と緩いという意見もあるんですけど、ゲームのメインターゲットが『龍が如く』ファンで、ゴリゴリのスマホアプリファンが多いわけではない。それを考えるとやっぱりちょっと厳しく感じる部分が多かったかな、というのはあります。
いまはターゲットを『龍が如く』ファンにフォーカスして改善しているので、そこに関しては喜んで頂けていると思います。実際にユーザーも増えているので、手ごたえはありますね。

ドラゴンマスク1号 イベントの中身など、『龍が如く』ファンが見たかった要素を入れられているのはよかったと思います。今回も風間とか世良とか、よくあるスマホゲームとは違う部分ですね。あんなおっさんが全面に出てくるゲームもそうないですよね(笑)

佐藤 むしろちょっとジジイだしね(笑)

ドラゴンマスク1号 あのふたりのストーリーもファンが喜んでくれるんじゃないかなと。佐藤が言ったように、『龍が如く』ファンに向けたものを、という点を第一に考えています。

――cvが渡哲也さんなんて、まあふつうはないスゴイことですよね。

ドラゴンマスク1号 ふつうはないですね(笑)。繰り返しになりますけれども「運営部分の改善」「龍が如くらしさ、ファンのための施策」という意味では良くなっていると思っているのですが、コンテンツの中身が変わっているわけではないという点は問題として認識しています。その改善は、お待たせしてしまってたいへん申し訳ないのですが、生放送でも伝えさせていただいたように、大型アップデートとなるver2.0以降を予定しています。

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▲世良と風間がSSRで実装。こんなに渋いバナーも、スマホアプリではなかなかお目にかかれるものではないだろう。

佐藤 開発の都合になってしまうのですが、新しいものを入れようとするとどうしても時間がかかってしまうので、いまは既存のものを少しずつよくするというところに留まっているというのはありますね。

――7月にドラゴンマスク1号さんが初登場して宣言したなかに、ユーザーの不満、意見に対して素早く対応、コミュニケーションを取りながら丁寧な運営を心掛けるとありました。ズバリこれは実現できていますか?

ドラゴンマスク1号 最終的な判断はユーザーさんの評価になってしまうのですが、個人的にはいままでよりも“運営が何を考えているのか?”という部分は出せていけるようになったとは思っています。

――やはりわかりやすいアイコンが居るのはいいですよね。言いたいことはドラゴンマスク1号さんに言って、それを佐藤後見人が見守るというような。

ドラゴンマスク1号 はっきりしているのはいいですよね。すごいなと思ったのは、堀井君が以前プロデューサーだったんですけれど、宣伝部長になったら彼の人気は上がるっていう(笑)

(一同爆笑)

佐藤 ほんとに上がったよね(笑)

ドラゴンマスク1号 ユーザーさんと向き合う部分を堀井君も頑張ってくれていて、その分僕がゲームの部分を責任もって改善するという区分けはできたかなと。スピード感を持って取り組むというのは意識しているのですが、先ほどもお話したようにコンテンツの追加だけはそうはいかなくて。

――REBORNから作り始めたコンテンツがすぐに出てこないのは当然と言えばそうなんですが、ユーザーさんにはわかりにくいですし、ぶっちゃけて言えば「それはそっちの都合じゃん」ということもあります。

佐藤 おっしゃるとおり、これはもう僕たちの責任なんですが、もともとの不具合も多くあり、そこを直しながら新しいものを作っているので、お時間を頂いてしまっているという状態です。

ドラゴンマスク1号 開発の体制も大幅に変わりましたし、丁寧にしっかり作ったものを出さないといけないので、焦らずにやるという意味でもバージョンアップは1月という形にさせてもらってます。

――REBORN以降、新規や復帰ユーザー、アクティブユーザーなどは増えているんですか?

佐藤 だいぶ増えていますね。

ドラゴンマスク1号 はい、増えています。ただやっぱりコンテンツ自体を追加しないとまずいとは思っていて、そこは勝負どころですね。

佐藤 毎回イベント始まると「また使い回しか」って怒られるしね……。

ドラゴンマスク1号 怒られますね。もちろんイベント以外でも楽しめるようなゲームにしたいので、やはり定常のコンテンツでユーザーさんが楽しいと思える追加をしていきたいです。

――ちなみになんですが、REBORN PROJECTに終わりはあるんですか?

ドラゴンマスク1号 基本的に終わりはないと思うんですけどね。ただ一旦区切りがあるとしたら、コンテンツのサイクルがはっきり見える形で変わったら、というときかも知れません。ただ、アプリとしては今後も変わり続けないといけないし、最初の宣言で言っていることはある意味『当たり前』のことですから。もしREBORN PROJECTが終わったとしても、それはずっと置いておかないといけないと思います。

――REBORNできたかどうかは後見人の判断ですかね(笑)

佐藤 まだまだですね(笑)。育成深度なんかも、もうちょっとこうね……。

ドラゴンマスク1号 育成に深みも出さないといけません。現状すぐ終わっちゃうので。

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――少しまとめますと、現状は新コンテンツを用意すること、いいプレイサイクルの確立が求められていて、そこを目標に動いていると。

ドラゴンマスク1号 そうですね。PvPも早く入れたいんですが、お伝えした通り時間がかかってしまうのが現状です。いまのところ3月くらいにβ版をユーザーさんに触ってもらえるように実装したいと思ってます。それより先に、「キャラ被り対策」をどうしようかという話しはずっとさせていただいていますが、レベルキャップを解放するということはせず、「絶技解放」というものを実装します。これは、被った場合にそのキャラクターの追加のアビリティや能力を解放していくというものになっています。

――なるほど。ついにアナウンスされていた被り対策も実装に。

ドラゴンマスク1号 ただこれはマストの要素ではないというか、通常コンテンツに大きな影響が出るということはないと思います。追加される能力の中にはレベルが存在するものもあるので、さらに被ってもムダにはならないようになっています。いま被っているキャラクターは多くが初期のキャラクターになるので、彼らを使えないままにしておくのもよくないですし、使いやすくなるよう能力の底あげができるようにする形です。古いキャラクターから順次対応していくことになります。

――先ほど指摘のあった育成部分に深みを持たせることにもなりそうですね。

佐藤 頑張っていると、このキャラクターがこんなに強くなるんだっていうのっていいじゃないですか、個人的にはとくに伊達さんとかね!(笑)

ドラゴンマスク1号 また、各キャラクターの専用武器のようなものも実装して、こちらを鍛えられるようにしようと思っています。これが育成部分としてはおもしろくて、鍛えかたによってカスタマイズに差が出るようにする。ユーザーさんによっていろいろなスタイルがある、工夫のしがいがある要素になると思います。実装はPvPよりちょっとあとになる予定です。

佐藤 ユーザーによって差を出せればいいなというのはかなり前から考えているんですが、なかなかこれまで実現できなくて。専用武器で、このキャラクターがこんなことになるんだ、という特色を出したいと思っています。

――俺の伊達さんとおまえの伊達さんは中身が違うぞ、となるわけですね。

佐藤 そういうことです(笑)

ドラゴンマスク1号 「わっしょいシステム」についてはゲームコンテンツとして難しいものではなくて、日々のプレイに対してちゃんと刺激があるとか、新しいユーザーさんのモチベーションになって、そこにコミュニティが存在するというのが目的で作っています。そうしてゲームプレイを継続してもらった先に、PvPや究極闘技などでバトルのやり取りを学んでもらう、そのあいだにドンパチを勝つための育成要素があるというサイクルを目指しています。

――なるほど。PvPが入ると一旦形にはなるということですか?

ドラゴンマスク1号 プレイサイクルとしてはそうです。そのほかに専用武器が入ると、遊びが広がってくるということですね。

『龍オン』1周年キャンペーンについて

――ではつぎに、1周年キャンペーンについて詳しく教えてください。

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ドラゴンマスク1号 「1周年記念 究極感謝の極み 11大キャンペーン」というものを実施します。ガチャ以外だとスクラッチイベントに真島吾朗が女装した『ゴロ美』というキャラクターが登場しています。キャバクラのキャストがカード化されるんですけど、その中にゴロ美がいると。ユーザーさんからの要望も多かったキャラクターですね。また、桐生一馬の周年祭ver.を全員にプレゼントします。これはその日から大型バージョンアップまでのログイン日数でもらえる数が変わります。今からでも継続してログインしていただければ必ず手に入れることが出来ますよ。

――フルでログインすると完凸ということですか?

ドラゴンマスク1号 はい、完凸できます。それと変わったところだと、「毎日あたる!レジェンド級のドリーム龍オンくじ」というものがありまして、こちらは「毎日何かがプレゼントボックスに入る」というものですね。

――誰に何がプレゼントされるかはわからないんですか?(笑)

ドラゴンマスク1号 はい、抽選になります。ログインしないとその日のプレゼントは受け取れないのでログインしてボックスを確認してください。1等はダイヤ1万個とかありますよ。

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▲1等はなんとダイヤ10,000個と龍玉100個と資金10億円!?まさにレジェンド級だ。

――それスゴくないですか!? 期間中毎日1等当選者がいるということですか?

ドラゴンマスク1号 はい、毎日です。そして特賞というのがありまして、『龍が如く』スタジオプレミアム体験ツアーなんていうのもあります。特賞については1週間ごとに切り替わるので、どんな内容のものがあるかその都度発表していきますので期待していてください。

――そうなると毎日誰かに権利が付与されるということですね?

ドラゴンマスク1号 特賞によって当選数は変わります。ただ、当選した方にボックスを見ていただいて反応してもらわないといけないので、きちんと確認してくださいね!

――それは、反応がなかったら再抽選してもらえませんか?(笑)

佐藤 キャリーオーバーね(笑)

ドラゴンマスク1号 それはちょっと考えてみます(笑)

――もうひとつ。徐々に発売日も近づいて来ていますが、『龍が如く7 光と闇の行方』(以下、『龍が如く7』)との絡みはありますか?

ドラゴンマスク1号 はい。コラボというわけではないんですが、『龍が如く7』の初回特典としてSSR春日一番(ダンサー)とSSR足立宏一がもらえる、というものがあります。初回特典でしか手に入らないものなので、ぜひ『龍が如く7』の方もよろしくお願いいたします!

佐藤 『龍が如く7』の体験版でもダンサーに転職できるので、ぜひプレイしてみてください。

▼1周年記念キャンペーンの詳細は公式HPにて
1周年記念!究極感謝の極 11大わっしょいキャンペーン開催!

『龍オン』の今後、在りかたとは

――少し先の話になってしまいますが、1.5周年、2周年、その先に向けての目標などもお聞きしたいです。

ドラゴンマスク1号 イメージとしては『龍が如く』シリーズのファンだったら、そこに(『龍オン』に)いれば『龍が如く』ファンのコミュニティが存在していて、いっしょに盛りあがることができるというものにしたいですね。『龍が如く7』が出て、昔のキャラクターはどうなるんだっていうのもあると思いますし。だから過去シリーズの話をしてみたり、深堀りしたりという部分を『龍オン』は担えたらいいなと思ってます。

――コンソール版が出るまでのあいだを埋めるシリーズファン向けという一面はありますよね。

佐藤 そうです。そういう意味でも、大切なアプリだと思います。

ドラゴンマスク1号 コンソール版の『龍が如くシリーズ』が出ないタイミングでも、このアプリで『龍が如く』に関して新しい取り組みがある、ということが出来ればユーザーさんに喜んでいただけるものになると思いますし。その一方で、『龍が如く』を知っていながらやったことがないという人へのきっかけにもしたいと思っていて、リッチなコンソール版とは違って入りやすさ、リーチしやすい部分も『龍オン』ならではかなと。

――現在はエンドコンテンツとなるとドンパチになると思いますが、これついてはいかがですか?

ドラゴンマスク1号 ドンパチの修正方針については生放送でも細かく伝えさせていただいたのですが、大きいトピックとしてはドンパチに休息日を設けようと思ってます。2月からの予定です。その代わりにその日には特別クエストを入れたりなどして、「ひとりで遊べる日」という形にしたいです。

佐藤 ノードンパチデーね。

――開催も参加しやすそうな夜だけでもいいのではというイメージがあります。

ドラゴンマスク1号 それも考えたんですが、データ的には実は昼のドンパチのほうがアクティブ率のほうが高いんですよね。

――いわゆるガチ勢の話ではなくてですか?

ドラゴンマスク1号 全般的にです。ただ、昼はやっぱりストレスを感じながらやってるんだろうなというのは想像できるんですよね。夜は自分都合でやれますが、昼は仕事もあるし、やるにしても周りの人に気を使いながらという状況もあると思うので。ほかにもいろいろ考えていることはありますが、『Rebron通信』や『生放送』などで皆さんにお伝えしつつ進めて行こうと思います。まずは時間は30分から15分にして、バランス調整をしながら休息日を設ける。昼ドンパチについての対応はそのあとになる、と思います。

――息の長いタイトルなってほしいので、期待しています。それでは、最後にプレイヤーの皆さんにメッセージをお願いします。

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佐藤 ユーザーの皆さんに支えられ無事1周年を迎えられて、まずはホッとしているというのが正直なところです。これから先も満足していただけるように、続けて楽しいと思ってもらえるように頑張りますのでよろしくお願いします。

ドラゴンマスク1号 実装の部分がスピーディーにできていなかったり、ユーザーさんの目に見える不具合も減ったとはいえ残ってる部分もあり申し訳ないなと思っています。そんななかで1年プレイして頂いて本当にありがとうございます。大きく変わるのがver2.0で、そこからREBORN PROJECTの軸となる部分がはっきりと見えていくんじゃないかと思っていますので楽しみにして頂けたらと思います。1月まで少し間がありますが、それまでも豪華なキャンペーンも用意してますし、企画もありますので、ご期待くださいませ!!

龍が如く ONLINE

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
このゲームの詳細を見る
ジャンルRPG
メーカーセガ
公式サイトhttps://ryu-ga-gotoku-online.jp/
配信日配信中
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