【配信開始】人気テレビ番組『逃走中』の世界観をボードゲームで再現した公式ゲームアプリ登場
2019-08-29 18:17
2019-09-29 11:00 投稿
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逃走中
2004年からフジテレビ系列で不定期に放送されている大人気番組『逃走中』がボードゲームアプリになって登場。モバイルの歩数計機能と連動したシステムやAR機能を使ったミッションなど、過去の同タイトルアプリと比べてもアクティブなデザインになっている。
本記事ではその手応えと『逃走中』ファンだから言いたい今後への期待と要望を交えて紹介するぞ。
ゲームの見どころ
●歩いた分だけ行動できる100ターンの逃走劇
●迫りくるハンターを撃退するAR機能
フジテレビ系列の『逃走中』とは、ショッピングモールやテーマパークなどを貸し切ってタレントらがハンターから逃げる大規模な鬼ごっこ。2012年からはその派生版『戦闘中』の放送も開始。誰もが1度は観たことがあるであろうバラエティ番組だ。
本作は『逃走中』のテイストをボードゲームに置き換え、架空の街を最大100ターンのあいだ逃走し続けるもの。
“逃走エネルギー”を消費してダイスを振って、出た目の数だけ移動。賞金や対ハンター用のアイテムを集めていく。
スマホのヘルスケアと連動して歩くことで、ダイスを降るのに必要な逃走エネルギーが回復。番組のような逃走劇や緊張感はまったくないが、プレイヤーのタイミングでいつでも再開できるのは手軽でいい。
また、ハンターと接触するとイベントが発生。ミニゲーム感覚で追跡を回避したり、拘束用のネットやスタン効果のある銃など、番組でもおなじみのアイテムを駆け引きを楽しむこともできる。
ノルマを達成しないとハンターが追加されるといった番組でもおなじみのミッションもファンにはうれしい要素だろう。
本作には位置情報を使ってハンターのいるスポットを検索。その場でハンターを撃退するARミッションが存在する。
検索できる範囲は200、500メートル、1キロの3段階。向かいたいスポットに触れるとマップアプリを介して具体的なルートを知ることもできるなど、位置情報ゲーム感覚でプレイできるのはおもしろい。
このARミッションの目的は制限時間のあいだハンターを撃退し続けること。成功すれば逃走に役立つアイテムを獲得。失敗すれば何の報酬も得ることができないシビアな設計だ。
残念なのはこのARミッションが完全に独立したコンテンツで、極端に言えばやらないでもいいおまけ程度の存在であることだ。
歩くことを前提にしているのなら目的地に向かって移動をくり返し、その場でミッションを受注。目標を達成するために指定された距離を歩くとか、架空の街ではなく地元が『逃走中』の舞台になるようなアプローチがほしかった。
ちなみに現在、本家番組は15周年記念プロジェクトを実施中。秋には一般参加者(募集は2019年9月15日に終了)による『逃走中』が放送される。
ぜひ、こちらのアプリもこれで終わらず、さらなる改善がなされることを『逃走中』のファンとして心から願う。
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | ボードゲーム |
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メーカー | フジテレビ/NTTドコモ |
公式サイト | https://tosochu.net/ |
公式Twitter | https://twitter.com/tosochu_app |
配信日 | 配信終了 |
コピーライト | © NTT DOCOMO, INC. / © フジテレビ |
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