『ポケマスEX』エピソードイベント“鎧の門弟と心技体の大将”開催中。クララ、セイボリー、コゴミがパシオに登場
2024-07-12 15:59
2019-07-24 12:00 投稿
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ポケモンマスターズ EX
ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)とポケモンが協業し今夏配信予定の『ポケモンマスターズ』。
今回、プロデューサーであるDeNAの佐々木悠氏(文中、佐々木)に、本作のバトルやゲームシステムなどについて話を伺うことができたので、その様子をお届けしよう。
なお、先日開催された本作のメディア体験会でのプレイリポートは別記事にて公開しているので、本作がどのようなゲームか知りたい人はこちらも併せてチェックしておこう。
――本作はリアルタイムで進行するバトルとなっていますが、どのような経緯でリアルタイム制が採用されたのでしょうか?
佐々木 スマートフォンで展開していくことを考えたときに、各瞬間で最高の一手をじっくりと考えて選ぶ、という遊びかたよりは、もう少し気軽に戦闘を楽しんでいただけるような形にしたかった、というのがひとつですね。
もうひとつは、共闘という要素を入れることを考えたときに、ターン制バトルの一手一手をじっくり考える戦略性は、ある意味でほかのプレイヤーによって待ち時間が左右される、とも言えるだろうという話になったんです。
個人個人がストレスなく楽しめる、マルチプレイとの相性がいいバトルは何か、ということも考えた結果、今回はリアルタイムバトルを採用しています。
――1匹のポケモンとひとりのトレーナーが“バディーズ”という形で1セットになっており、1組のバディーズには1タイプの弱点が設定されていますが、こちらも遊びやすさを重視してのことでしょうか?
佐々木 そうですね。幅広いお客様が遊ぶということを考えると、その誰もがどのタイプにはどのタイプが弱点になるのか、ということを把握しているかと言えば、そうではないですよね。
なので、そういった部分を把握しきっていない方、あるいは初見の方でも楽しんでいただけるような遊びやすさ、というところを目指して、今回の形となりました。
――本作は3対3のチームバトルの大会“ワールドポケモンマスターズ”(以下、WPM)での優勝を目指す物語ということですが、WPM優勝を果たした後にも楽しめる要素はあるのでしょうか?
佐々木 リリース時点で実装している18章までは、WPMの本戦の途中という段階になっています。なので、運営を続けていくなかでWPM決勝戦への物語が展開していく予定です。
マルチチームバトルによる共闘モードもありますので、より深く遊んでいただけるお客様に関しては、そちらでお友だちやポケモンを愛する世界中の方々といっしょにバトルを楽しんでいただければと思います。
――共闘要素、マルチチームバトルについて詳しくお聞かせください。
佐々木 通常のバトルでは自分が3組のバディーズを同時に操作しますが、マルチチームバトルでは3人のプレイヤーがそれぞれ場に出ている1組のバディーズを操作し、協力して戦うことになります。
ひとりのプレイヤーが同時に戦わせられるのは1組のバディーズですが、ソロでのバトルと同様に各プレイヤーは3組のバディーズでチームを組み、戦闘中にバディーズを入れ換えて戦っていくことができます。
ほかのプレイヤーと同時に攻撃するイッセイコウゲキなど、共闘ならではの要素も用意しているので、ぜひ楽しんでいただければと思います。
――対戦型のマルチチームバトルはあるのでしょうか?
佐々木 本作に関しては仲間といっしょに強敵に挑むことを重視しています。そのためPvPは未実装で、今後の実装も未定になります。
――メガシンカやZワザなど、本編の各『ポケットモンスター』シリーズに存在していた特徴的なシステムはどのような扱いになるのでしょうか?
佐々木 各システムをそのままの形で採用することはしていませんが、やはり期待されているお客様も多いとは思っているので、『ポケモンマスターズ』のオリジナル要素であるバディーズわざ(※)という技のなかで、それらの一部を楽しめる形にしています。
※バディーズわざ:バトル中に一定回数わざやアイテムを使うことで発動できる、バディーズごとの強力な技。
これが本作の大きな特徴になると思います。たとえばコルニ&ルカリオのバディーズであれば、バディーズわざを使うことでルカリオがメガルカリオになり、そのバトル内ではその後メガルカリオとして戦うことができます。
――メガシンカのすがたになったポケモンはステータスなども強化されるのですか?
佐々木 バディーズわざを使ってメガシンカのすがたになった場合は、一部の技が変化する、などの違いが出るようになっています。Zワザについても同様のものをバディーズわざとして使うことができるバディーズがいる、という感じですね。
――メガシンカのすがたのポケモンやZワザを持つポケモンは、限られると思うのですが、自分が持っていないバディーズを使って挑めるようなバトルはあるのでしょうか?
佐々木 まだ詳細はお伝えできないのですが、そういった部分にもご期待いただいていいと思います。
――ちなみに、本作のバトルが3対3というのは、『ポケットモンスター』シリーズにあったトリプルバトルからインスパイアされた部分もあるのでしょうか?
佐々木 トリプルバトルを意識して作ったというよりは、バディーズという概念を導入することに合わせて考えた結果ですね。3組、5組、あるいは6組、どれがいいのか、ということを話し合っていった結果、現在の3対3の形に落ち着きました。
――本作ではポケモンの進化はどのようなシステムとなるのでしょうか?
佐々木 バディーズの会話などを楽しめるバディーズエピソードという要素があるのですが、進化前のポケモンを連れているバディーズのレベルが一定以上になると、バディーズエピソードに進化のエピソードが追加されます。
そこで発生するバトルに勝利するなどして進化エピソードをクリアーすると、ポケモンが進化します。ポケモンによっては進化を重ねることでバディーズわざが変化することもあります。
――逆に言えば、進化のエピソードをクリアーしなければ、進化前の姿のままでいられるのですか?
佐々木 そうですね。進化前のポケモンにこだわりたい、という方は進化させずに楽しんでいただくことも可能です。
また、バディーズによっては最初から進化後のポケモンを連れていることもありますが、どちらのケースのほうが極端に強い、というような差は出ないようにしています。
極端な差をつけない、というのは本作全体を通しての方針ですね。
――バディーズたちの育成要素にも、すべてのバディーズが最大★5まで上げられるというものがありましたね。
佐々木 そうですね。仲間にした段階で★3であったり★4、★5であったりという差はありますが、プレイをしていくことでどのバディーズも★5まで育てることができるので、そういった公平性についてはご安心いただければと思います。
――本作ではストーリーモードの進行以外にも、バディーズサーチという方法で仲間を増やすことができますが、こちらはどのような経緯で採用されたのでしょうか?
佐々木 基本的には、本作ではWPMでの優勝を目指して冒険を進めるなかで仲間が増えていく、ということがひとつあり、それ以外のところでバディーズが仲間になる方法をどうするか、というのをポケモンさんと協議した結果、今回の形になりました。
『ポケットモンスター』シリーズは幅広い年代に愛されているブランドですので、どなたも安心して楽しんでいただけるように、設計などは考慮しています。
――道中で仲間になったバディーズも★5まで育成できるということもあり、そこまで課金をせずともしっかり楽しめるということですね。
佐々木 そうですね。アップデートに関しては、新しい要素や新しいバディーズなどを毎月提供していければ、と考えています。
――体験会では、タケシがマジコスという衣装を着て、連れているポケモンがバンギラスになっているバージョンも存在していましたが、このようなバディーズはほかにも存在するのでしょうか?
佐々木 マジコスは本作の特徴のひとつとなっていまして、マジコスを着て出てくるトレーナーというのも複数存在します。
タケシ&バンギラスについてもそうですが、バディーズの組み合わせは基本的に本編で実際にパートナーを組んでいたトレーナーとポケモンから選んでいます。
▼マジコスの参考記事
――バディーズサーチですでに仲間にしているバディーズが出てきた場合は、バディーズわざのレベルが上がっていくということでしたが、バディーズわざのレベルが上限に達した後はどうなるのでしょうか?
佐々木 その場合は、バディーズの星を増やすのに必要な“のびしろ”というアイテムが手に入るようになります。そこで入手したのびしろは、もちろんどのバディーズにも使うことができます。
――本作ではブレイク団という組織が登場していますが、今後ロケット団などもトレーナーとして登場するのでしょうか?
佐々木 もちろん予定はしています。
――テレビアニメ版で登場したオリジナルのトレーナーたちが登場する予定はありますか?
佐々木 とくにはないですね。今回はあくまでもゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場したトレーナーたちが出てくるとお考えいただければと思います。
――伝説のポケモンは登場するのでしょうか?
佐々木 登場のさせかたについては乞うご期待というところですが、もちろん登場する予定はあるので楽しみにしていてください。
――バディーズごとにステータスの違いがあったり、いわゆる色違いのポケモンも登場したりするのでしょうか?
佐々木 そういった要素はいまのところ予定していません。今回は基本的に、トレーナー単体でもポケモン単体でもなくバディーズという形で登場するので、同じバディーズであればどの端末でも同じように成長します。
――バトル以外でトレーナーやポケモンと触れ合える要素はありますか?
佐々木 ひとつはバディーズエピソードという形で、各バディーズがどうしてWPMにチャレンジしているのか、あるいはバディーズのあいだの愛などが見えるエピソードを用意しています。
あとは、仲間になったバディーズが拠点となるポケモンセンターに出てくるので、そこでの会話も楽しんでいただけます。
――ポケモンセンターには仲間にしたバディーズがランダムに登場するのでしょうか?
佐々木 登場するバディーズは、実際にパーティーとして組んだ組み合わせなど、固定になっています。なのでお気に入りのバディーズにずっといてほしい、という方は思う存分愛を注いでもらえればと思います。
加えて、今回改めて3Dのモデルになった一般トレーナーたちもポケモンセンターに出てくるので、そちらも楽しんでいただきたいですね。
――リリース時から65組以上のバディーズが登場するとのことですが、ボイスは全員についているのでしょうか?
佐々木 登場するバディーズについては、すべてボイスがついています。ボイスに関しては、たとえばテレビアニメ『ポケットモンスター』もあれば、『ポケットモンスター ジ・オリジン』もありますし、皆さんそれぞれのイメージがあると思います。
今回改めて声を当てるにあたって、お客様が聞いたときに違和感がないようにと考えながらキャスティングを行っています。
これまでのアニメとはまた違った一面も見ていただけるのではないかと思います。もちろん今後追加していくバディーズにもボイスはついていますので、そこも楽しみにしていてください。
――各シリーズからバディーズたちが登場しますが、バディーズによっては専用BGMがあったりはしますか?
佐々木 専用BGMも用意しています。そのバディーズが登場していたタイトルの曲のエッセンスを加えたものや、いわゆる『ポケットモンスター』シリーズのテーマ曲のアレンジなども入っているので、耳でも楽しめる作品になっていると思います。本当に格好いい曲ばかりなので、ぜひ聞いてみてください。
――ポケモン図鑑のような要素は登場しますか?
佐々木 バディーズ図鑑という形で、ポケモンに関する情報やバディーズに関する情報を見られるようにしています。
――2019年夏配信予定ということで、リリース時期も近くなってきているかと思いますが、楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。
佐々木 『ポケットモンスター』シリーズに登場した歴代のポケモントレーナーとポケモンたちが、今回バディーズとなって登場し、数多くのキャラクターたちが活躍するような作品を作っています。
世界中の『ポケモン』ファンの方々に楽しんでいただけるよう、必死に開発しておりますので、もうしばらくお待ちください。そして、実際にリリースされた際には、ぜひ楽しんでいただければと思います。
――ありがとうございました。
今回、バトルや育成のシステムなどが明らかになった『ポケモンマスターズ』。
インタビューで語られたバディーズとの触れ合いや専用BGMの存在など、話を聞けば聞くほどリリースが待ち遠しくなるというものだ。
まだ詳細なリリースタイミングは明らかになっていないが、体験会のプレイリポートなどを読みつつ配信を待つとしよう。
※ゲーム画面はすべて開発中のものです。
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | RPG |
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メーカー | ポケモン/DeNA |
公式サイト | https://pokemonmasters-game.com/ja-JP |
公式Twitter | https://twitter.com/pokemas_game |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | © 2019 DeNA Co., Ltd. © 2019 Pokémon. © 1995-2019 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc. |
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