全試合手に汗握る激戦続き!9チームが荒野王者決定戦に進出を決めた『荒野行動』西日本王者決定戦リポート

2019-07-08 19:00 投稿

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荒野行動

西日本最強の座に輝くのは!?

2019年7月7日大阪、堂島リバーフォーラムにて『荒野行動』のesportsイベント“西日本王者決定戦”が開催された。

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今回イベントは、賞金総額2500万円を超え、9万チームがエントリーをした超える国内最大規模のイベント。『荒野行動』の最強チームを決定する“荒野Championship-元年の戦い”の西日本代表決定戦ともなる戦いとあり、多くの注目が寄せられるイベントとなった。

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▲中継は実況:柴田 将平氏(写真左)、解説:Bocky氏(写真右)で送られた。

第1試合から波乱の展開も!?

西日本代表決定戦で組まれた試合は全部で3試合。その順位ポイントとキル数によって得られたポイント総合順位が決定する。

第1試合の舞台となったのは、マップ“嵐の半島”。最初の試合ということもあり、各チーム様子を窺うところから始めたのだろう、比較的穏やかな立ち上がりで試合は幕を開けた。

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試合が大きく動いたのは、段階2の安全地帯収縮時。多くのチームが北側に陣取っていた状況で、つぎの安全地帯がロケット発射場付近になったため、多くのチームが移動を余儀なくされ、その動き併せて各地で衝突が起きた形だ。

この衝突で、オンライン予選2位の“BDクラン”が落とされ、続けてオンライン予選3位の“みゆむし。の戦隊”も落ちるという、予想だにしなかった展開が巻き起こる。

しかしそれでも戦闘の激化は収まらず、段階4のエリア安定期の2分間だけで、68人いた残りプレイヤーが44人まで削られることに。

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ここから猛威を振るったのが、オンライン予選を1位通過した“ちーむえーけー!!”。落ち着いた安全地帯内の高所を取りつつ、確実にキルを重ねる立ち回りを見せ、最終的にはチームで15キルというビッグスコアを叩き出して勝利を手にした。

これにより、第1試合を終えた段階で、“ちーむえーけー!!”が125ポイントを手にし、2位の“BsT”に70ポイントと大きな差を付ける形となった。

キルムーブが輝いたRound2

第2試合のマップは、“激戦野原”。こちらは初戦とは打って変わって最序盤から各地で衝突が勃発。段階1の安全地帯収縮が起こるまでに10人が倒されてしまう。チームとして脱落したところは生まれなかったが、それでも激しい立ち上がりというには十分すぎるほどの展開が発生していた。

続けて試合が盛り上がったのは、“DgGTeamEINS”による苛烈なキルムーブ。家屋内に敵がいると見なすや、一気にクルマを寄せ、第1試合で2位だった“BsT”に攻勢を掛ける。

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突如として攻め込まれた“BsT”はグループアップが間に合わなかったか、多方面から一気に駆け寄る“DgG”に一矢報いることもなく潰されてしまう。

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つぎに試合を盛り上げてくれたのは、“VA”と“問題児のFg*あに!”との1戦。どういった経緯で戦闘が起こったのかは不明だが、2チームが開けた丘陵地帯で衝突。

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“問題児のFg*あに!”が丘陵の上を陣取ることに成功したため、“VA”が位置的不利を抱えての戦闘になるかと思われたが、ここで確実なエイムとキルを重ねたのは“VA”。1名の被害こそ出たものの、“VA”が状況の不利を吹き飛ばして勃発戦を制した。

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激しい試合展開が続く第2試合でも、試合を盛り上げてくれたのは“ちーむえーけー!!”。家屋内で周囲警戒をしていた“team666”を狙撃しその強さを見せつけるも、一瞬の隙を突かれ、背後から“αDTeamVogel”の急襲を許してしまう。

急襲を受けた“ちーむえーけー!!”は“team666”が陣取っていた家屋内に逃げ込み、体勢を整えようとするも、“Vogel”は急襲の手を緩めず、“ちーむえーけー!!”を追いかけるように家屋へとなだれ込む。しかし、戦いは勢いを殺すことなく攻めの姿勢を貫いた“Vogel”に軍配。スコアリーダーである“ちーむえーけー!!”を落とすことに成功する。

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▲数的有利に気付いたピグえもんっ選手がクルマに乗り込み、挟み撃ちの形を作ろうと動き出す。これが勝利を確定させた動きになったようだ。

その後も激しい試合展開を見せたRound2は、ラストの混戦で遠方から落ち着いて距離を取り、数的有利を維持したままラストバウトに駒を進めた“モナえもんズ”が勝利。95ポイントを獲得し、“ちーむえーけー!!”の喉元に食らいついた。

誰が勝つのか分からない!白熱の東京マップ

泣いても笑っても最終試合となるRound3の使用マップは“東京決戦”。

建造物による激しい高低差があるこのマップでも、試合は序盤から激戦の様相を魅せる。各所くり広げられた戦いの中で、現状1位の“ちーむえーけー!!”が残りふたりの状態に追い込まれてしまい、これでいよいよ誰が西日本の王者の栄冠を手にするのかが見えなくなる。

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その後、序盤とは打って変わって試合は大きな動きを魅せることなく進行。段階4の安全地帯収縮が始まってもなお、16チームが残る展開となる。

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しかし、さすがに安全地帯内の密度が上昇しすぎたか、エリアのあちこちで銃声が響き、収縮が終わるまでに4チームが脱落。残り人数は37人に。

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しかしそれでも密度の高さは変わらない。商店街近辺に残りチームが密集する形となり、乱戦が続く。この乱戦で優勝候補と目されていた“ちーむえーけー!!”が陥落。最終的に残った2チームは、“ショベル”と“爪楊枝建築倶楽部”。

両チームとも4人、5人とチームメンバーをしっかり残してのラストバウトは、ビルを挟んでのガチンコの銃撃戦。衝突が始まる前に、つぎの戦いを見越して広く展開していた“爪楊枝建築倶楽部”が勝つのか、それとも一丸となって攻める姿勢を見せる“ショベル”が勝つのか。

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多くの注目が集まるこの1戦を制したのは、“爪楊枝建築倶楽部”。広い展開から、クロスファイアに近しい形で“ショベル”に銃弾を浴びせ続けたのが勝因となったようだ。

こうして予定されていた全試合は終了。最終スコア換算の結果、西日本王者の栄冠は、試合順位こそ振るわなかったものの、140ポイントという膨大なキルポイントを稼いだ“DgGteamEINS”の手に渡った。

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なお、決勝進出を決めたのは、そのほか8チーム。総合順位順に“ちーむえーけー!!”、“抜く組”、“モナえもんズ”、“爪楊枝建築倶楽部”、“BsT”、“ショベル”、“VA”となる。

TOP3
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オンライン予選での結果を受けた下馬評通りに駒を進めたチームもあれば、残念ながらここで敗退するチームも。そうした数々のドラマチックな展開を生んだ『荒野行動』の西日本王者決定戦は、盛り上がる熱が冷めやらぬ中、静かに幕を閉じた。

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キルマシーン

7月21日に行われる東日本王者決定戦にも注目したい。

荒野行動

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルFPS/TPS
メーカーNetEase Games
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