2019年7月3日19時より、劇場用アニメ『BanG Dream! FILM LIVE』のプレミア先行上映イベントが東京・ユナイテッド・シネマ豊洲にて実施された。本稿では、こちらのイベントのトークパートならびに最新情報をお届け。
▲左から吉田有里さん、金元寿子さん、愛美さん、工藤晴香さん、前島亜美さん。
最新情報
■グッズ付き前売り券情報
新たなグッズ付き前売り券の発売が決定した。それぞれ販売場所や付属のグッズが異なるのでお間違えのないように。
・クリアしおりセット付前売り券<価格:2400円[税込]>:2019年7月26日より発売
(アニメイト&ゲーマーズ&ムービック通販限定)
・オリジナルポストカード引換券付前売り券(第2弾)<価格:2340円[税込]>:2019年8月1日~9月12日まで
(ローソン&ミニストップ Loppi限定)
・うちわ型ペンライト付き前売り券<価格:3800円[税込]>:2019年8月3日発売
(Roselia単独ライブ“Flamme”、“Wasser”にて先行販売)
▲クリアしおりセット付前売り券(左)、オリジナルポストカード引換券付前売り券(右)。
■劇場販売グッズ情報
『BanG Dream! FILM LIVE』の劇場で販売されるグッズ情報が以下3点公開された。このほかのグッズは続報を待ってもらえればと思う。
・カバーコレクション パーカー(全5種):各6500円[税込]
・星型ブレード:4000円[税込]
・トレーディングリングライト:700円[税込]
■劇中歌コレクション発売決定
『BanG Dream! FILM LIVE』の劇中歌(ショートVer.)と本CD撮り下ろしドラマパートを収録したCDの発売が決定。価格は2500円[税込]で発売日は2019年9月25日となっている。なお、一部劇場では2019年9月13日より先行販売されるぞ。先行販売に関しては続報を待ってもらえればと思う。
■来場者特典情報
公開日から5週にわたり、来場者特典としてトレーディングミニ色紙がプレゼントされるぞ。全5バンドが週替わりで登場予定となっていて、1週目はPoppin’Partyとなっている。
イベントリポート
※以下、各出演者の呼称は苗字で掲載しています。
本イベントは19時の開始と同時に『BanG Dream! FILM LIVE』の上映を開始。本作品はアニメ『BanG Dream! 2nd Season』に登場した5つのバンド(Poppin’Party、Afterglow、Pastel*Palettes、Roselia、ハロー、ハッピーワールド!)がそれぞれライブステージを展開するというもの。
のちのトークパートで登壇した出演者たちも「声が出せないのは辛いよね(汗)」とコメントを残すほどミュージックライブとして仕上がっていたので、各バンドを応援しているファンの方々は応援上映(※)などの展開にも期待してもらえればと思う。
※上映中の映画に向けて、観客が大声を出すことが認められた特別上映回のこと。観客の声援はもちろん、場合によってはコスプレ、サイリウムなどのグッズの使用も許可される(応援上映ごとにルールは異なるので、視聴前に注意事項をご確認ください)
作品の上映が終わるとイベント出演者5名が拍手の中壇上へと登壇。『BanG Dream! FILM LIVE』についての思い出話や映像に関する感想が語られるトークパートへと進行した。
ちなみに今回の映画化については事前に話を聞いていたが、ライブ主体であることは予想外だったようで全員驚かされたという。加えて愛美さんが「MCパートもしっかり用意されていて、まさにライブ感覚でしたよね?」と話をふると、ほかの出演者たちも同意。とくに前島さんはアニメ2期のライブパートを楽しみにしていたと語るや、「たっぷり(ライブパートを)見られて本当にうれしい。何回でも劇場に足を運びたい」とコメント。
続いて、ボイス収録についての思い出を語る出演者たち。どうやら本作の収録はかなりの早さで終了したという。というのも愛美さん曰く「(キャラクターたちが)ライブしているので、私たちはMCをするだけだった」とのこと。一部出演者に至っては観客側のガヤなども演じていたということがこのトークにて明かされた。
ちなみに、出演者たちが実際のライブで行っているパフォーマンスや言動のことを制作陣に相談すると、台詞の言い回しなどがリアルライブに合わせて変更されたという。さらに、工藤さん曰くモーションの撮影も実施され、撮影した演奏時の指の動きなどはそのまま使われていたと語った。加えて、スケジュールの都合でモーション撮影ができないメンバーに関しても「過去のライブ映像を細かく見て研究してくださったようで、再現度がすごい!」と熱弁されていた。以上の話から制作者サイドの本作への意気込みや愛のすごさが伺えた。また、スタッフの全力が込められたライブパフォーマンスは出演者たちにも少なからず影響を与えていて、一部パフォーマンスやキャラクターどうしのやり取りはリアルライブのほうに逆輸入したいという声も。
その後、最新情報(記事序盤を参照)が発表され、イベントはEDへと進行。各出演者の終わりの挨拶では、金元さんが「大きなスクリーンでみんなといっしょにライブが見れたこの時間は、臨場感溢れる熱い時間でした。各バンドのライブそれぞれがカッコよくてかわいい、劇場でしか見られない素敵なライブだと思います」と本イベントへ参加できたことや作品の見どころについてコメント。
続く前島さんは「ライブ出演者側としてエールを受けることしか経験できなかったが、この『BanG Dream! FILM LIVE』でPastel*Palettesにエールを贈る側に立つという夢が叶うことが幸せです。私も劇場に駆け付けますので、皆さんもたくさん見に来てくださいね」と作品への感謝を熱弁。
3番手として挨拶を行った工藤さんは「アニメのRoseliaがとてもカッコよかったので、2019年8月のライブを前にして“負けられない”という気持ちにさせてもらいました。ライブやアニメ、ゲームも含めて、これからも『BanG Dream!』の魅力をたくさんの人に伝えていけるように頑張ります」と本イベントを通して決意を新たにした。
その後の吉田さんの挨拶では「ハロー、ハッピーワールド!は伊藤美来ちゃん以外リアルライブには携わっていないので、はぐみちゃんたちが見ている景色を『BanG Dream! FILM LIVE』から見ることができて幸せでした」と新たな体験ができたことに感謝していた模様。
ラストを飾る愛美さんは「毎回アニメやミュージックビデオを見るたびにスタッフの皆さんの愛を感じていました。本作に関しても『BanG Dream!』が好きだ、キャラクターが好きだ……という気持ちが伝わってきて、ウルッと来ちゃいました。気が早いけど孫に見せたいぐらいです(笑)」とスタッフへの感謝や本作を未来にも伝えたいという思いが語られた。
最後に「『BanG Dream! FILM LIVE』をたくさん見ていただいて、本作の熱を高めてもらい、アニメ3期のほうもチェックしていただければと思います」と愛美さんがアピールする形で〆となり、フォトセッションの後イベントは幕を閉じるのだった。