『オクトラ大陸の覇者』×『FF4』コラボ後半が本日(7/4)よりスタート。新たなサイドストーリー&サイドオルステラに新マップが追加
2024-07-04 18:42
2019-03-28 16:31 投稿
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OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー) 大陸の覇者
スクウェア・エニックより配信予定の新作スマホ向けRPG『オクトパストラベラー 大陸の覇者』。
本作は、販売本数150万を突破しているNintendo Switch向けRPG『オクトパストラベラー』の8人の主人公たちが旅した“オルステラ大陸”の数年前を舞台に、新たなストーリーが展開するシングルプレイRPGとなっている。
本記事では、先行体験版のリポートをお届けしていく。
ゲームの見どころ
・スマホの常識を超えた!? 美麗グラフィックで描かれた世界
・ブーストでブレイクを狙え! コンシューマーライクな歯ごたえあるコマンドバトル
・“フィールドコマンド”でもっと冒険を楽しめる
『オクトパストラベラー』の特徴といえば、ドット絵に3DCGの画面効果を加えた、ハイクオリティな“HD-2D”の世界。グラフィックの精彩さはもちろんのこと、エフェクトなども加わることで、本作ならではの独創的なファンタジーの世界を楽しむことができる。
フィールドや街並みも奥行きがあり、宝箱なども設置されているので冒険しがいのある作りとなっている。
また、バトル中は攻撃やブレイク時のエフェクトもドット絵とマッチし、コマンドバトルながらしっかりと爽快感を味わうことができる。
クエストの報酬や、特定条件を達成すると功績としてルビーがもらえる。
そのルビーを使うことで、新たなキャラクターが手に入る“導き”(ガチャ)にチャレンジすることが可能だ。仲間になったキャラクターは、教会でそれぞれ会話をするシーンがあり、どういった人物なのかを垣間見ることができる。
ストーリーが複数の視点で物語が描かれるのも本作の大きな特徴的だ。
今回の体験版では、“富・権力・名声”の3つからひとつを選択し、それらにまつわるストーリーを楽しむことができた。なお、ここで選ばなかったストーリーも後から選べるようになるので、安心してほしい。
“権力”の1章では、かつては英雄として活躍した“タイタス”という人物が、権力を求めて暴君のようになってしまっている“エンバーグロウ”を舞台に物語が展開する。
巨悪であるタイタスと、彼に翻弄されるヴェルノートとリンユウたち。ファンタジーでありながら、キャラたちが織りなす人間ドラマは、まさに『オクトパストラベラー』がテーマとする“地に足のついたファンタジー”らしい展開だ。
また、キャラクターどうしの関係を変えるような選択肢がプレイヤーにゆだねられたりなど、いかにもRPGらしい仕掛けもある。
選択肢を選んだ直後の絶妙に後味の悪い展開が待っていたときのショックや、そんな中でもキャラクターが救われることを願って先へ進みたくなる想いは、まさに昔、コンシューマーRPGをやっていたころの気持ちを思い出させてくれる。
最近コンシューマーRPGをプレイしていないというユーザーにとっては、きっとどこか懐かしさを覚えるゲームだろう。
本作のバトルは、ひとりずつコマンドを選択し、攻撃を選んだら全キャラクターが順番に攻撃をしていくという、どこか懐かしいコマンド形式だ。
バトル中重要になるのが、敵にはいくつかの弱点が設定されているという点。
攻撃をすると、敵がどの武器に弱いのかがわかるので、その後は弱点を突いて攻撃をしていこう。また、弱点は単にダメージが増えるというものではなく、敵の持つシールドポイントを削る役割を持つ。
弱点の攻撃でシールドポイントを0にして、敵を“ブレイク状態”に持っていくのが基本的な戦法となる。ブレイク状態の敵は防御力がダウンし、攻撃ができなくなるため、どのタイミングでブレイクさせるかの見極めも戦略のひとつだ。
相手が強力な攻撃を仕掛ける前にブレイクさせて攻撃を止めるなど、状況に応じて行動を変えていくのがバトルのキモとなりそうだ。
また、毎ターン溜まっていくBP(ブーストポイント)も、本作のバトルを奥深いものにしてくれる。
毎ターン溜まっていくBPを使用してブーストすると、攻撃威力や効果が大幅にアップする特徴を持つ。ブーストを利用すれば敵を一気にブレイク状態に持っていくことも狙える。
シンプルなバトル形式だが、ブーストとブレイクの要素が戦いを味わい深いものへと変えてくれる。
ブーストを利用してブレイクを狙うか、あるいはブレイクをさせてからブーストして一気に大ダメージを与えるのか。プレイヤーの判断力が試される場面が多く、すぐには倒せない強敵との戦いになるほど考えることが増えて戦略性が高くなる。
フィールドには通常よりも圧倒的に強い敵なども登場するため、やり応えは抜群だ。
本作を語るうえで欠かせないのが、町に住む人々との大きな接点になる“フィールドコマンド”。
町にいるNPCたちには“聞き出す”コマンドを使用することができ、これを利用すると所持品が手に入ったり、バトル中に呼び出す支援者になってくれることがある。
本作ではとくにイベント発生と関係しない民家などにも入れるようになっており、そこに住む人々と交渉することが可能だ。この自由度が高く、プレイヤー次第で残酷な交渉もできてしまうのが本作のおもしろいところ。交渉時には相手のプロフィールが確認できるのも、プレイヤーの良心に訴えかけるものを感じた。
たとえば、とある民家では町を支配する“タイタス”のせいで一月に一度しか母親と会えず、家で寂しく帰りを待つ少女が住んでいる。少女の持つ古い毛皮のローブには、母の匂いが染み込んでいるという。
その毛皮のローブを、少女にねだり譲ってもらうことができるのだ。
もちろん、強制的にもらうわけではないので拒否される可能性も高い。さらに、失敗すると関係性が悪くなるというデメリット付き。
しかし、強引に交渉をくり返せばこれらのアイテムが手に入ることもあり、自身の装備として使えるようになる。どうしてもほしい装備であれば、何度も交渉して手に入れるのも本作の遊びかたのひとつだ。
NPCの思い入れのあるアイテムであることが明示されたうえで、それを手に入れる選択肢が用意されていれば、つい試したくなってしまう人もいるだろう。プレイヤーに選択が委ねられる自由度の高さは、本作の楽しさを何倍にも引き上げてくれる。
ちなみに、関係が悪化した場合の救済措置も用意されているので、あまり身構えずチャレンジしてもいいだろう。
今回本作をプレイしてみて、最初に驚いたのはやはりグラフィック部分であった。
しかし、シナリオ、バトル、その他……たとえば上述したフィールドコマンドなどといった細かな遊び部分を体験する中で、本作の、シングルプレイRPGとしての完成度の高さを感じることができた。
これが「コンシューマーのRPGをスマホでも体験してほしい」という開発者の想いが現れた結果なのだと考えると、納得のクオリティである。
バトルの戦略など、頭を使って考えなければいけないところはあるが、スマホ向けにしっかりと作られているので、操作そのものに難しいところはほとんどない。スマホゲームに慣れているプレイヤーであれば、直感で遊ぶことができるだろう。
本作の舞台は、原作であるNintendo Switch版『オクトパストラベラー』より少し前の世界となっており、原作版をやっていなくてもじゅうぶんに楽しめる。ぜひ気になった方は、配信後はダウンロードしてみてほしい。もしスマホ版をプレイして、気になったらSwitch版を遊ぶのもアリ。また、本作の配信日は2019年内ということでそれ以上は明らかになっていないので、先にSwitch版をプレイして、予習しておくというのもいいだろう。
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | RPG |
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メーカー | スクウェア・エニックス |
公式サイト | https://www.jp.square-enix.com/octopathtraveler_SP/ |
公式Twitter | https://twitter.com/OCTOPATH_SP |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | © 2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. |
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