【新作】心臓が弱い人は気をつけて!!心拍数爆アゲのパズルアドベンチャー 『ワクワク！まちがいさがし』

脳裏に焼き付くブレない恐怖の物語

そっくりな複数のイラストや写真を参考に異なる箇所を探すパズル“間違い探し”かと思ったら、徐々にゲームの方向性がホラーテイストに変化していく。

本記事で紹介する『ワクワク！まちがいさがし』は、『たのしいクイズ』や『もっとたのしいクイズ』を手掛けるデベロッパーの最新作。今作も期待を裏切らない怒涛の恐怖演出でドキドキしっぱなしだ!!

わかっているのに声が出ちゃう恐怖の間違い探し

雑誌やクイズ番組のワンコーナーなど、多くの場面で取り上げられてきた“間違い探し”といえば誰もが1度はチャレンジした経験のあるゲームのひとつだろう。

本作も基本はそのまま、いっけん同じにみえる2枚のイラストから3つの異なるポイントを探していくシンプルなもの。細かな説明なんていらない直感的に遊べる内容だ。

さて、ここまではどこにでもある“間違い探し”であり、難易度も子どもだましといっていいレベルの簡単モード。

「なんだこんなもんか」と落胆してしまうかも知れないが、本作がそのポテンシャルを発揮するのは中盤5問目からである。

可愛らしい絵柄の間違い探しだと思ったら、どうにも不穏な下駄箱を題材にしたものがスタート。

文字化けしていくゲーム画面やいじめを連想させるイラストが出現。さらに学校の集合写真を使った6問目でそいつは突然姿を現すのだ。

『たのしいクイズ』や『もっとたのしいクイズ』同様、不可解な現象が立て続けに発生。プレイヤーの意思とは関係なく“間違い探し”は進み、気づけばノベルパートのような展開へ。

校内で噂される怖い話とそれを信じないプレイヤーである生徒。怒涛の演出に翻弄されるままエンドロールが始まり、最悪の結末へとプレイヤーを導いていく。

過去作をプレイ済みのユーザーにとっては安定の恐怖感。真新しさはそれほどないが、約束された体験がわずか10分程度のゲームに詰め込まれている。

ぜひ、同デベロッパーの作品を知らない身近な人間に「間違い探しやろうぜ」と声をかけ、恐怖のどん底にいざなってほしい!!

タイトル詐欺なんて言わせないステキなおまけ

クイズだと安心させてからの恐怖体験だった前作に続き、間違い探しにみせかけた恐怖で締めくくった今作。

「なんだよ、間違い探しはダミーかよ」とお嘆きのかたに朗報。なんとクリアー後に追加される“おまけ”モードには、本編を上回る怖くない10の間違い探しが収録されているのだ。

絶対にどこかのタイミングで恐怖演出が始まり、憂鬱な気分にさせるのだろうと警戒。わざとスマホの画面を遠くに置いたり、目を細めて直視しないよう工夫したのだが、そんな心配をよそに硬派な間違い探しがもりだくさん。

ひとつのアプリで2度おいしい得した気分を味わえたぞ!!

P.N.深津庵
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ワクワク！まちがいさがし

対応機種	iOS／Android
価格	無料

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ジャンル	その他
メーカー	Nao Yanase
配信日	配信中
コピーライト	© 2018 NaoYanase