【新作】ドラゴンに乗り空を駆け抜ける巨大モンスターと魔法のファンタジーシューティング『ゲイルライダー』

簡単操作で圧倒的爽快感を味わえる3DSTG

ドラゴンを操り大空を舞う魔法騎士ゲイルライダーであるブリーはある日、平穏かと思われた空域を探索中に守護獣“オーバービースト”たちの不可解な行動を目撃する。

本来おとなしいはずのオーバービーストを獰猛化させた原因は何なのか。

本記事で紹介する『ゲイルライダー』は、世界に迫る崩壊の危機を察した人々がその理由と解決策を求めて戦いに挑む3Dシューティングゲームだ。

レールアクションとシューティングが融合した世界

ゲイルライダーたちが生活しているのは惑星でもっとも過酷な地域。生命維持に欠かせない結晶体“エッセンス”が豊富である一方、危険な生き物たちが生息する場所として知られている。

そこに訪れたのが守護獣“オーバービースト”たちが獰猛化するという緊急事態。主人公ブリーは古の守護獣、そして荒れ狂う怪物たちを再び鎮めるため、相棒のドラゴン“リーガル”に乗って大空へと旅立っていくのだ。

本作はエッセンスを回収するレールアクションと怪物たちを撃破していくシューティング、ふたつのパートが融合したノンストップバトル。

まず、画面右側を左右にスワイプして3つのラインを切り換え、障害物や攻撃を回避しながら攻撃やHPなどをブートするエッセンスを回収。いわゆるランアクションに似たパートで直感的にプレイできる。

さらに、画面右をホールドした状態で画面左をスワイプすると照準を動かしながらロックオン。ホールドした指を離すといっせいにターゲットめがけて魔法攻撃を放つことができる。

これらの駆け引きとゲームの特性を含め、1995年に発売されたセガサターンソフト『パンツァードラグーン』に大きな影響を受けた作品だと筆者は感じた。

このへんの手応えをどう受け取るかで賛否あるだろうが、ミスなく飛び続けることで加速する飛行速度や迫力満点のドッジロールは抜群のスピード感だったぞ!!

迫力満点!!　巨大ボスを討つロックオンバトル

ゆく手を阻む巨大ボスとの一騎打ちこそ本作の醍醐味。レールアクションとシューティングの要素を同時に楽しめるアドレナリン全開のバトルであると筆者は言いたい。

縦横無尽に照準を動かしてロックオン可能な部位を索敵していくプロセスは、画面を覆い尽くすほど大きな巨大だからこその駆け引き。

それと同時に相手の攻撃をレールアクションで回避していく展開は、序盤の弱い巨大ボスであっても十分なスリルを味わえるはずだ。

万が一、巨大ボスに負けてしまったときはバトルの直前からリスタートすることがえきる。

上方向にスワイプして放つ必殺技のゲージも一定量まで回復するので、ダメージを与えやすい部位はどこにあるのか、相殺できるボスの攻撃はどれなのかなど、気楽にいろいろな攻略方法を模索していこう!!

段階的に開放される3体のドラゴンたち

ゲーム冒頭から相棒として登場するドラゴン“リーガル”は、もっともプレイヤーとの信頼度が高く扱いやすい。

本作にはこのリーガル以外にもストーリーの進行度に応じて“グローガン”や“ギガロック”といった2体のドラゴンをアンロックすることができる。

筆者はグローガンのゴツゴツとしたデザインが気に入っているのだが、爽快感を100％味わいたいから断然ギガロックがオススメ。信頼度がもっとも高いリーガルには申し訳ないけど、後半の難易度に対応するには心を鬼にして使い分ける必要がある。

ドラゴンの数が全3種類と少なく、選択の幅がとても狭いのは正直残念。

せめて個々の特性を伸ばすor不足しているステータスを強化する育成要素くらいほしかったが、本作が3Dシューティングに特化しているからこそ夢中になれたとも言える。

ゲーム自体の完成度がとても高いので、『パンツァードラグーン』というワードや本記事で興味が湧いた人はぜひダウンロードして遊んでみてもらいたい!!

P.N.深津庵
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ゲイルライダー

対応機種	iOS
価格	240円［税込］

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ジャンル	アクションシューティング
メーカー	OrionArts
配信日	配信中
コピーライト	© OrionArts Pte Ltd