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2023-03-31 19:15
2018-12-12 13:00 投稿
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デスティニーチャイルド
ステアーズがサービス中のスマホ・PC向けRPG『デスティニーチャイルド』(以下、『デスチャ』)が、2018年11月24日でリリース1周年を迎えた。
韓国のSHIFT UP/LINE GAMESが開発し、2016年10月から運営がスタートした本作。日本国内での配信・運営をステアーズが担当し2017年11月に正式サービスが開始された。
“チャイルド”と呼ばれる悪魔の使い魔たちとともに魔王の座を求めて戦うRPGで、『ブレイドアンドソウル』や『マグナカルタ』のアートディレクターとしても知られるキム・ヒョンテ氏がデザインを手描けるキャラクターが、こだわりのLive 2Dでなめらかに動く演出も魅力のひとつだ。
11月23日に開催されたリアルイベント「デスティニーチャイルド1周年前夜祭~1st Anniversary Eve~」でも発表されたように、2年目以降もさまざまなコンテンツが用意されている。イベント終了後に、キム・ヒョンテ氏をはじめとした開発陣にインタビューをする機会を得られたので,その内容をお届けしよう。
▼1周年前夜祭の模様はこちら
キム・ヒョンテ氏(SHIFT UP/ディレクター兼キャラクターデザイン)/写真中央
イ・ヒョンミン氏(SHIFT UP/ディレクター)/写真左
ゴリ氏(ステアーズ/運営)/写真右
――1周年を迎えたいまの感想をお聞かせください
キム・ヒョンテ氏(以下、ヒョンテ) 大手ではない海外メーカーが日本に進出して1年間サービスを続けられるというケースは、いまとなってはそれほど多くないと思います。これまでたくさんのゲームに関わりましたが、日本で1周年を迎えられたのは今回が初めてです。私にとって、とても特別な経験になっていると思います。
ゴリ あっという間だったな、という感じがいちばん強いです。リアルイベントで1年を振り返ってみて、あんなにたくさんキャラクターを登場させたりアップデートしたしていたのかと、1年間やってきたことをしみじみと感じました。
イ・ヒョンミン(以下、ヒョンミン) 本当に慌ただしい1年で試行錯誤もありました。日本のユーザーの方々の声を直接聞くことはなかなか難しいですが、どのような想いでプレイしてくださっているのか伝え聞き、そのように実現できるように努力しています。ここまでこられたのは、本当にたくさんの方々の支えがあったおかげだと思います。
――この1年は楽しかったこと、たいへんなこと、どちらが多かったですか?
ヒョンテ 楽しいこととたいへんなことは、どこか相通じるところがあると思うんですよね。楽しさもたいへんさも、つねに快感に切り替えています(笑)。モバイルゲームの運営というのは、その両方を楽しめないと成り立たないものだと、この1年間で実感しました。
――とくに印象に残っているできごとは?
ヒョンテ よくないことはすべて記憶から消してしまいました(笑)。苦労して準備したコラボレーションなどで、みなさんが喜んでくださったときは、すごくうれしかったです。
ゴリ これまでもいろいろなタイトルを運営してきましたが、『デスチャ』で特別なのは、やはり”驚き”かなと思っています。日本の運営を担当しているからといって、先々のリリースされるチャイルドの予定を知っている訳ではなく、ヒョンテさんやSHIFT UPの方から「こういう絵を描いたんだけど、これどう?」みたいな新しいアイデアが飛んできて、運営を見直したりもしました。いちばん印象的なのはエイプリルフールでやった「デビルバスター リザ」ですね。あそこまでキャラクターの原型を変えてまでサプライズを用意しようという発想は、なかなかないと思います。
ヒョンミン 私は”解放されたマアト”を実装したときが印象に残っています。私はヒョンテの絵の昔からのファンなんですけども、それでもいちばんお気に入りだと感じたのが、この”解放されたマアト”です。「このキャラクターの魅力をいちばん引き出すためにはどうすればいいんだろう」と、いろいろと悩みました。ゲームに実装したとき、ユーザーの反応が心配だったんですけども、好評をいただきとてもうれしかったです。Live 2Dで作った”滴る汗”は本当に素敵だと思いました(笑)。
――オフラインイベントのときに“ヒョンテさんはお尻好き”というのはよくわかったのですが、いちばん好きなキャラクターとなると誰になりますか?
ヒョンテ すべてのキャラクターのお尻が好きなんですけども、お尻を出さないキャラクターのほうが多いですね(笑)。そうですね、ひとり選ぶというのはとても難しくて、毎回聞かれる度に変っている気がします。日本でステアーズの皆さんと話しながら生み出したのが”シャルル”でした。シャルルはアニメーションでストーリーが見られます。アニメ化されるキャラクターを作るのも、私にとっては夢のひとつだったので、もっとも印象に残っているキャラクターになっています。
――新たな展開のひとつとしてテレビアニメ『けものフレンズ2』とのコラボが発表されました。なかなか想像のつかない組み合わせですが、タイトルはどのように選定されているのですか?
ゴリ どんなキャラクターデザインか、よいイラストを作れそうか、というのがポイントですね。こちらからお話しを持ちかけることもありますが、最近はご提案をいただくこともけっこうありまして、いまはその両方が動いています。
ヒョンテ コラボ企画は日本と韓国両方で同じものを開催しているので、できるだけ日本だけでなく世界的に知られているタイトルがいいと思っています。韓国にも確実に『けものフレンズ』のファンはいますし、僕自身『けものフレンズ』原作者の吉崎観音先生の絵がとても好きです。アニメも楽しく見ていたので、個人的にもコラボしたかった作品です。
――実装される姿は、まったく想像ができません(笑)。
ヒョンテ 私もまだ想像できません(笑)。
――“ラグナブレイク Season6”に登場したアイドルグループをモチーフにした“プラネットパーティー”は、とても日本のアイドルを意識されているように感じました。
ヒョンテ はい、まさにそうです。アニメやゲームのアイドルからも、いろいろ特徴を参考にさせていただきました。私たちもそういった要素が楽しいと思っていますので、それらがどのように『デスティニーチャイルド』と調和できるのかということも気にしました。『デスチャ』の音楽を担当しているESTiさんが『アイドルマスター』で有名になった人なので、いい歌が作ってもらえそうだなとも思いました。今度はK-POPアイドルを作ってみてもいいんじゃないかな(笑)。
――新章ストーリーについてお伺いさせてください。主人公の性別が女の子に変るというのが予想もできなかったのですが、そのアイデアが出てきたキッカケを教えてください。
ヒョンテ 言い出したのは、私です(笑)。
ゴリ あれは、いきなり思いついたんですか?
ヒョンテ 主人公が女の子だったらどんな性格だったんだろうと、ふと思って。それを考え始めたら色々出てきました。学校に入るためにあえて女の子になる理由はなかったんですけど、でもそのためにその学校を女子校に変えました(笑)。わがままばっかりで申し訳けございません(笑)。
ゴリ 『デスチャ』とはこうでなければダメという概念がないのが、これもヒョンテさんワールドの魅力だと思っています。新章でもキーとなるサキュバスたちがいて、主人公がいて、物語は必ずそこを主軸に展開されてます。いきなり主人公たちがいなくなった世界を描くというわけではないので、これもひとつの『デスティニーチャイルド』だとユーザーのみなさんに受け取っていただけるのではないかと思っています。
ヒョンテ ひとつの物語を果てしなく延々と語り続けるのが『デスチャ』の物語ではない思っています。少しずつ進化していく『デスチャ』の物語を、ぜひお楽しみください。
――韓国版ですでに実装されていた“温泉”の実装発表が、このタイミングになった理由は?
ヒョンミン 温泉には個人的にもこだわりがあったので、それを具現化して完成度を上げるために欲張ってしまいました。
――百鬼夜行については温泉を守るための要素として紹介されましたが、これは温泉コスチュームを取る手段となる要素になりますか?
ヒョンミン いま詳細を語るとネタバレになってしまいますが…そういう方向で考えています。
――同じく新コンテンツとなる”リバース・ラビリンス”の迷宮効果とは、具体的にはどのようなことが起こるのか?
ヒョンミン 迷宮効果というのは、ダンジョンにかかるバフのことをさします。これによって使えるチャイルドと使えないチャイルドが分かれるので、それに合ったチャイルドを連れて行く必要があります。意外なキャラクターが活躍することもあります。難易度を上げることで、より強いバフがかかるんですけども、そこで勝てばより手厚い報酬が手に入ります。
――それでは、最後に2周年に向けての抱負をお聞かせください
ゴリ 私は『デスチャ』の運営責任者ではあるんですけども、始めたばかりの方から、サービス開始当初から遊んでいるアツい方など、いろいろな人から毎日ご意見をいただいています。これからも幅広い方たちに楽しんでもらえるような施策を行っていくのが仕事かなと思っています。1年目はとにかく新しいキャラクターや新しいイベントを開くといったことをやってきましたが、2年目は新しいコンテンツも増えますので、これまで手に入れたキャラクターがいろんな場所で活躍できるような、そういったものを考えています。末永くお付き合いいただけるようにがんばります。
ヒョンミン 『デスチャ』はこの1年間、いろいろな面で成長を遂げてきたと思います。今回発表した新しいコンテンツ、さらにそれ以外にも準備しているコンテンツなども入れると、『デスチャ』はよりよいゲームになっていくと思います。私自身も期待してワクワクしています。
ヒョンテ リリースしてそれほど時間がたたずに消えていくモバイルゲームが山ほどある中で、1周年を迎えたこと自体が奇跡に近いと思います。全世界にいらっしゃるユーザーの皆様のおかげで1周年を迎えられたと思います。本当にありがとうございますとしか言いようがありません。運営型のゲームはサーバーを閉じる瞬間、これまで持っていたすべてとお別れになってしまうんですよね。そういう瞬間を作らないようにしたいと思っています。今後とも素敵なチャイルド、素敵な物語を出し続けます。2周年と言わず20周年までやっていきたいとも考えています。がんばります! あと皆さんがお待ちになっているサントラCDについては、もう少しお待ちください。本当にもう少しです(笑)。
対応機種 | iOS/Android/ブラウザ |
---|---|
価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | RPG |
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公式サイト | http://www.destiny-child.jp/ |
公式Twitter | https://twitter.com/destinyc_info |
配信日 | 配信終了 |
コピーライト | (c)2017 Next Floor Corporation. SHIFT UP Corporation. STAIRS Corporation. |
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