esports特化の複合ステージ“ヨシモト∞ドーム”がグランドオープン! 若手芸人が接客するCAFEも併設

2018-11-12 18:15 投稿

よしもとゲーミングも新天地に期待膨らむ

2018年11月10日、東京・渋谷BEAMビルにて“「ヨシモト∞ドーム」グランドオープン・「ヨシモト∞ホール」リニューアルオープン記者会見”が実施された。こちらの発表会の模様をリポートしていく。

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■出演者:
・よしもとクリエイティブ・エージェンシー 代表取締役社長 藤原寛氏
・NTTぷらら 代表取締役社長 板東浩二氏
・トレンディエンジェル
・相席スタート
・おかずクラブ
・ゆにばーす
・コロコロチキチキペッパーズ
・キャプテン★ザコ
・よしもとゲーミング(西澤祐太朗、ジョビン)

テープカットでグランドオープン

開会とともに藤原寛氏、板東浩二氏、トレンディエンジェル、ゆにばーす、よしもとゲーミングの西澤祐太朗らが登壇し、テープカットセレモニーが行われた。

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テープカットが終了すると、藤原寛氏、板東浩二氏両名が“ヨシモト∞ドーム”グランドオープンおよび“ヨシモト∞ホール”リニューアルオープンに関して以下のようにコメント。なお、藤原氏のコメントでは、なんと話すべき内容が緊張のあまり飛ぶというトラブルが発生し、急きょカンペを読みながらの挨拶に。このハプニングに会場全体が笑いに包まれ、暖かなムードの中、会見がスタートした。

■藤原寛氏のコメント

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「esportsの発信拠点として、14番目の劇場となる“ヨシモト∞ドーム”オープン。こちらの会場では、esports大会の実施・タレントによるゲームイベント・ゲームプレイヤーによるコミュニティイベントなど、esportsに関わるさまざまなイベントを展開予定です。

また、芸人、アーティスト、俳優やアスリートによるトークイベントも展開し、芸人の多彩さが生きる劇場としていきたい」

■板東浩二氏のコメント

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「これまでも吉本興業とは、スマホ向け映像配信チャンネルをはじめ、ルミネtheよしもとやKawaiian for ひかりTV(4K)などを通じて映像制作や配信を展開していきました。

“ヨシモト∞ドーム”でも新たな生放送番組“シブオビ”を展開するほか、“ヨシモト∞ドームCAFE”にて新映像体験やひかりカエサルとの記念撮影などを実施していく予定です」

出演者全員登壇からの最新情報お披露目

代表2名の挨拶が終わると、芸人5組(トレンディエンジェル、相席スタート、おかずクラブ、ゆにばーす、コロコロチキチキペッパーズ)が登壇、新たな会場・リニューアルしたホールについて思い思いのコメントやネタが展開された。

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▲トレンディエンジェルの斎藤司氏はヨシモト∞ドームの誕生により「お笑いのドームツアーと銘打つことができ、アイドルと並べる」とコメントし、本ドームの誕生によりお笑い芸人の新たな活躍の形ができたことを喜んだ。

彼らのコメント後、本会場がesportsに特化したイベント会場であることが告げられ、よしもとゲーミングのプロ2名(西澤祐太朗氏、ジョビン氏)が登壇。それぞれが得意とするゲームタイトルおよびこれまでの大会の実績などが伝えられ、既に登壇していた吉本芸人たちや会場を湧かせていた。

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▲左:西澤祐太朗氏、担当タイトルは『スプラトゥーン』シリーズ、右:ジョビン氏、担当タイトルは『ストリートファイター』シリーズ。

続いて、各会場の客席数やひかりTVと共同で展開していく新番組情報、“ヨシモト∞ドームCAFE”に関する情報が公開された。

・ヨシモト∞ドーム ステージI:90席
・ヨシモト∞ドーム ステージII:50席
・ヨシモト∞ホール:210席

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▲ヨシモト∞ドームで生収録される新番組“シブオビ”が12月3日より放送開始。さまざまな芸人がかわるがわるMCを務め、渋谷から情報を発信していく番組になるとのこと。

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▲7Fエントランスに設営されたCAFE。若手芸人が接客もこなす特別な場所となっており、ドリンク・スナックのほかアルコールも販売される。

プロゲーマーVS芸人の負けられない戦い勃発

もろもろの紹介がひと段落すると、『ストリートファイターV アーケードエディション』を用いたプロゲーマーVS芸人のエキシビジョンマッチが行われることに。

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ところが、試しに1戦交えたところコロコロチキチキペッパーズの西野創人氏がジョビン氏に圧倒的大差で敗北してしまい、これはで面白くないとほかの芸人たちからプレッシャーが。その結果、ジョビン氏が操作するキャラクターの体力ゲージを8割削るまで、ジョビン氏は操作一切不可という変則ハンデマッチへと対戦内容が変更。負けられない戦いが改めて2戦行われるのだった。

【対戦結果】
・ジョビンVSロコロチキチキペッパーズ(西野)…ジョビンの勝利
・ジョビンVSゆにばーす(川瀬名人)…ジョビンの勝利

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▲中央の対戦台を設け、3か所のモニターから対戦の模様がチェックできる会場。映像の遅延なども感じられず、リアルタイムで会場が一体となれる。

以上で発表会は終了となり、最後に各芸人ならびにプロゲーマーが会場への期待を語って幕を閉じた。

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よしもとゲーミング所属プロゲーマー2名にインタビュー

今回の発表会のあと、ファミ通Appではプロゲーマーとして活躍される西澤祐太朗氏(文中、西澤)、ジョビン氏(文中、ジョビン)の2名にミニインタビューを実施。ヨシモト∞ドームへの期待を聞かせてくれた。

――ヨシモト∞ドームというesportsに特化した会場が誕生したことに対する今の心境をお聞かせください。

ジョビン 僕は過去に神戸で“ジョビン組手”という100人の挑戦者と戦い続けるイベントを開かせてもらいました。これが想像以上に楽しくて、11月24日にも同じイベントを福岡で開催するんですね。これと同様のイベントを開催できる会場が東京にできたな……と思っていて、いまは凄く嬉しいです。

エキシビジョンマッチで座ったゲーミングチェアーも本当にいい物だったし、観戦用モニターもしっかり準備されているので、使わな損っていう気持ちで活用していきたいですね。こういう会場づくりを始めとした、大々的な動きを吉本興業が積極的に実施してくれるという点に嬉しさを感じていて、業界にとってもいい動きになっていると思います。

西澤 僕が取り組んでいる『スプラトゥーン』シリーズは、ネット上での大会がメインで、会場に足を運ぶ大会っていうのは少な目なんですね。でも、プロゲーマーとして専属タイトルを持つ前は、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズなどもプレイしていまして、この手の格闘ゲームは会場に集まる大会が主だと感じています。

ただ、大会と開くとしても会場が限られてしまっているのが現状で、機材も持参することが多いんですよ。そういう意味ではヨシモト∞ドームはゲーム大会がしやすい設備が整っているので、ここを利用した大会が開けたらいいなと感じています。そして、会場に足を運んでもらったり、配信を見てもらったりしたいですね。

――お二方はスマホアプリをプレイされたりしますか?

ジョビン ガッツリとプレイしているわけではないですが、見知ったキャラクターが出ているということもあって『THE KING OF FIGHTERS ’98 ULTIMATE MATCH』はスマホにインストールしていますね。

西澤 スマホタイトルですか。そうですね……自分、ガッツリ任天堂キッズなので『ポケモンGO』ぐらいですかね。

――ヨシモト∞ドームに今後期待することをお聞かせください。

ジョビン 僕はヨシモト∞ドームという場所が、ゲームをそこまで知らない人たちや、ゲームは好きだけどコミュニティには入っていない人たちが「ゲームって面白いモノ、みんなで盛り上がれるモノ」と感じてもらえる場所になればいいなと思います。僕自身、元格闘家なので、格闘家の知り合いに遊びに来てもらって、これがきっかけで「ゲームを遊んでみよう」と感じてもらう……そんな場所を目指していけるよう、いろいろ思案していきたいと思っています。

西澤 ゲーム好き芸人が酒飲みながら実施するイベントの会場になってほしくないですね。生粋のゲーム好きやゲーマーたちが、ガッツリゲームを取り組める聖地というか……そんな会場になればいいなと個人的には思っています。そのためにいろいろ考えて活用していきたいと思っていますので、その際はぜひ会場まで足を運んでいただければと思います。

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