【新作】世界の名高い建造物を作り出すパズルゲーム最新作 『エイジオブ2048：世界』

フリック操作でお手軽ワールドツアー

同じ建物を組み合わせて改築をくり返し、4×4マスの小さな盤面に凝縮された世界をフリック操作で生み出していくパズルゲーム『エイジオブ2048』の最新作がついに登場。

数手先を見据えた配置やアイテムを使った攻防、やりこみ要素が詰まったワールドツアーに出発だ!!

手応え十分!!　3つの難易度に隠された9つのランドマーク

エジプトやアメリカなど国の特徴を恐縮した4×4と小さなステージには、建造物をはじめとするさまざまなパズルのピースが出現する。

それをプッシュ（フリック）で任意の方向に動かし、同じものを組み合わせていくのが本作の基本的な遊びかただ。

各ステージには初級、上級、マスターと3つの難易度があり、たとえばエジプトの場合、初級は王家の谷、上級でスフィンクス、マスターではギザの大ピラミッドといった具合に指定されたランドマークの完成を目指していく。

本作に登場するのは3ヵ国と少ない点がとても残念だが、ゲームの進行時間に応じて朝から晩へと景色が変化していく演出は好感触。日中は何気なく見ていたビル群がライトアップされたり、砂漠地帯には満点の星空が広がっていく。

小さなステージの中に詰めこまれた地域色豊かな表現は必見だぞ。

ピンチとチャンスに変える便利なアイテム

本作には1ターン巻き戻す“取り消し”や特定の建造物を排除する“ハンマー”など4種類のアイテムがあり、広告動画を再生または課金などで入手することができる。

まとめて入手するなら当然課金するのが手っ取り早いのだが、広告動画はゲーム中頻繁に飛来する気球が対象なので、そちらをくり返しタップしていれば自然と溜まっていくはずだ。

また、1回のチャレンジ中に数回だけステージ上のピースを整頓するチャンスが用意されている。

有限のアイテムを使いたくないけど諦めたくないというときは、一旦詰み状態まで追いこんで整頓システムを発動して立て直しを狙ってみるのもいい。

どんなアイテムを使うかはプレイヤー次第、数手先を見据えたプランを立てて突破口を見出していこう。

前作同様ゲーム自体はおもしろいのだが、ステージが3つしかないのはとても残念。

アップデートで追加される気配もいまのところ（2018年8月1日現在）なく、3段階の難易度があるとはいえ長く遊べるアプリとは言い難い。

しかし、各国の特徴がきれいに描かれている風景に触れながら、全9つのランドマークを造り出していくプロセスはとてもよく、最後まで飽きずにプレイすることができたぞ!!

P.N.深津庵
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