見た目も中身も超一流!デザインと機能美に優れたアプリに送られるAppleデザインアワード2018受賞ゲーム5作を紹介

2018-06-05 13:30 投稿

Appleが選ぶデザインに優れたタイトルはこれだ!

6月5日の深夜に基調講演が行われ、大きな盛り上がりを見せたAppleの開発者向けカンファレンスWWDC 2018。このカンファレンスは、基調講演のみならず開発者向けのセッションが数多く行われる大きなイベントであり、イベント内では毎年、デザインや機能性に優れたアプリに“Apple デザインアワード”を授与するイベントも執り行われている。

今年も、このアワードに輝いたアプリが10タイトル選出された。しかも驚くことに、選出された受賞タイトルの半数となる5タイトルはゲームアプリである。

ここでは、そのデザインや機能性が評価された5タイトルの紹介を簡単に行っていくぞ。

『Florence』

おもちゃ箱の中を探索するような、錯視を使った不思議なアドベンチャーが楽しめる名作『Monument Valley』のリードデザイナーが送るアドベンチャーゲーム。本作は若い女性の初恋をテーマに、淡く切ないトキメキが感じられるタイトルとなっている。

これまでにも数々のメディアで取り上げられ、その都度手放しで称賛されてきた本作が、ついにAppleからアワードを受賞。ユーザーレビューも非常に高く、誰もが「ぜひやってみてほしい」とオススメするほど、感情移入ができるすばらしい作品となっているので、まだプレイをしていないという人は、この機会にぜひプレイしてみてほしい。

『INSIDE』

影絵のような白黒の世界を冒険する『LIMBO』を輩出したPlaydeadが送る新作。こちらも『LIMBO』と同じく影が強く前に押し出されたデザインとなっており、その画面映像だけで、ユーザーに強い圧迫感を伴った不安を感じさせることに成功している。

ゲーム内容自体はシンプルなアクションゲームとなっているが、その世界観と、一文字も使われることなく語られるストーリーは秀逸で、凄まじい力で以て、人を引き込むタイトルとなっている。果たしてこの暗い世界観を擁したタイトルは、なにをコンセプトとしており、なにが人をそこまで惹き付けるのだろうか? 気になる人はダウンロードすべし。

『アルトのオデッセイ』

名作『Alto’s Adventure』の続編。本作も、前作の流れを組んだタイトルとなっており、ゲームシステムは、ボードに乗ってジャンプアクションを決めながら先へと進んでいくランゲームとなっている。

ゲームシステムこそシンプルだが、淡く美しく描かれる世界と、幻想的なBGMを背景に決めるトリックやアクションは爽快で、まるでプレイヤー自身が大自然の中で気持ちよく大技を決めているような、不思議な錯覚に捕らわれるデザインとなっている。この不思議な世界に飛び込みたい人は、ぜひ。

『FROST』

正直、こればかりはどう説明していいのか分からない。ゲーム、ではあると思う。おそらくパズルゲームというジャンルになるだろう。

本作は、光の粒子を指先で導き、ターゲットを光で溢れさせればステージクリアーとなるシンプルなパズルゲーム。そのゲームシステムはあまりにシンプルであり、パズルゲームとしての難易度も高くはない。考えることと言えば、どれだけ効率的に光の粒子を取り込めるかということぐらいだ。

ただ、本作はとにかく美しい。粒子ひとつひとつが生きているようにすら感じられ、クリアーしたステージでも延々見続けていられる。それほど美しいデザインがなされたゲームである。これ以上の説明は難しい。筆舌に尽くしがたい美しさ、その点に興味があるのなら、ダウンロードしておくべきタイトルとだけ伝えておこう。

『オドマール』

ヴァイキングが主人公の横スクロールアクション。このアクションゲームのすごいところは、すべてが手書きであるということ。キャラクターはもちろん、背景やギミックにいたるまで、すべてが手書きイラスト。

一見するとユニークな世界観でくり広げられるアクションゲームのように映るが、よくよく見てみると、そのデザイン性の高さに納得することだろう。もちろん、ゲームとしてもかなり完成度が高いので、アクションゲーム好きにもオススメ。

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