【今日の編集部】『ヒプマイ』カフェでえっかの真のたくましさを見た話

2018-05-23 20:00 投稿

やっぱりオタク女子は強い（確信）

【本日の担当：さとるり】

以前、いま女の子の中で密かに話題となっている『ヒプマイ』こと『ヒプノシスマイク』を、私が布教したらえっかがハマった話をしたと思う。

【今日の編集部】『ヒプマイ』では伊弉冉一二三くんと碧棺左馬刻くんを推していきます

コラボカフェは整理券配布終わって入れへんし、推しキャラＴシャツ売り切れやし、グッズは残り少ないし今日の戦争は完敗やったクソ野郎！！????
まぁ推しキャラ缶バッチ当たったから良しとする。 pic.twitter.com/aYRgKWzpRi
— えっか@ファミ通App (@ekka0705) 2018年5月12日

▲最近まで知らなかった『ヒプマイ』ニワカのはずなのにいつのまにやら推しが決まっているし、しかもキレてる！

あのとき『ヒプマイ』カフェにえっかが勝手に行ったことが許せなくて「キ～ッ！　私も連れてきなさいよ！」と彼女にパ●ハラした結果、「じゃあ今度はさとるりさんもいっしょに行きましょう！　私もまだ推しのグッズ買えてないんで」と言うので、先日、仲良くふたりでいっしょに行ってきたのである。

しかも池袋でふたつのコラボカフェが開催されていたから、まさかの1日で『ヒプマイ』カフェをふたつハシゴするという強引なプラン。（余談だけどその前にBLカフェも行ったから1日に3つカフェに行ったことになる）

女の子ならわかると思うんだけど、こういうコラボカフェの目的は、フードについてくる推しキャラのグッズ。ランダムに配られるそのグッズを当てるために、フードを頼むんだけど、私も人よりも大きな胃を活かしてけっこう頼んだ。

でも、どういうわけかえっかの推しは出たのに、私の推しキャラは出てくれなかった。

左馬刻さま……一二三くん……。

「これ以上フード食べれないし、まあしょうがないかな～これも運だし……ガチャみたいなもんか」なんてあきらめていたら、えっかが突然席から立ち上がり、「さとるりさん！　あそこのテーブルに左馬刻くん持っている人がいます！　私交換できないか聞いてきますよ！」などと言うと、私が止める間もなく彼女たちに交渉しにいってしまった。

さすがの私でも、見ず知らずの人に話しかけるのはなかなか勇気がいるというのに、あの子ってば、あんなにたくましかったっけ……？

いつもノホホン、悪く言えば“なんかトロそう”っていうようなイメージがあったというのに、このずうずうし……いやたくましさは、やっぱり『PUBG』で毎日戦っているおかげ？

えっかはそのまましばらく彼女たちと話していたと思ったら「さとるりさん！　交換してくれましたよ！」と、左馬刻さまのランチョンマットを片手に戻ってきた。

やだ、えっかってばイケメン、惚れそう……。

その後も、彼女は私の推しグッズを集めるためにあっちこっちのテーブルを巡ってくれて、交渉に交渉を重ねてゲットしてくれた。「いや～ありがとうね～えっか」と感謝を伝えたところ、彼女から「いえ、ああいうのは話しかけたもん勝ちなんで！　オジオジしてたら損するだけですよさとるりさん」と言われてしまった。

そう語る彼女の目は、何度パラシュートで降り、何度死んだかわからない、と本人が言うだけあって（『PUBG』のことらしい）百戦錬磨のハンターそのもの。それも、推しジャンルのこととなるといっそう研ぎ澄まされるようだ。

かわいいのにえっかって、こういうところやっぱりオタクなんだよなあと思った一日でした。でもありがとうえっかさま！