【新作】未知の惑星で消息を絶った仲間を捜索＆マッピングしていくスペースアドベンチャー!!『INO』

死と隣り合わせの宇宙開拓へ

いまより少しだけ先の時代、各国は調査チームを結成して宇宙の開拓と研究を活性化させるため、新たな資源を求めて広大な宇宙へと飛び立つ。

その船団に所属する一員となり、効率的な調達をサポートする地図の完成を任命されるのだが……。

本記事で紹介する『INO』は、自分以外の船員が行方不明になってしまった最悪の状況下で、地図の完成を目指していくサバイバルアドベンチャーだ。

自分の足で歩き開拓していく命がけのマッピング

効率よく資源を調達するために必要な地図を完成させるべく、未知の惑星を訪れた4人の調査員たち。こうした活動を何度もこなしてきた彼らにとって、今回の任務も簡単に終わる程度のものになるはずだった。

しかし、1日、2日、5日と日を重ねるごとに仲間は消息を絶ち、自分だけが取り残されてしまう。

プレイヤーが操るキャラクターには調査する時間の経過に応じて低下していくBATTERY（青ゲージ）と、宇宙生命体からの攻撃を受けると減っていくLIFE（赤ゲージ）があり、どちらかが尽きると死んでしまう。

つねに死と隣り合わせの状況でみずからが歩き地図を完成させていく展開は、息を呑むスリルとなってプレイヤーをいざなってくれる。

また、武器を装備した状態で宇宙生命体に接触すると自動で攻撃を開始。各地に点在するワープポイントを使えば宇宙船を始めとする特定のポイントにすばやく移動することができる。

すべてが謎に包まれた惑星調査もワープポイントの開拓とマッピングをくり返すことで、自分の庭を散歩しているような安心感に変わっていく。

その手応えをしっかり感じながら仲間たちの生存を願い、広大な惑星を隅々まで調査していこう!!

惑星に存在する資源を集めてライフラインを構築

未開の惑星には、自生する星草や無数に転がっている石、エナジーストーンと呼ばれる鉱石らが採掘できる岩場など、本来の調査目的でもあった豊富な資源が存在している。

それらに重なるようにして立つとゲージが上昇、最大になると自動的に採集してくれるのだ。

集めた資源を宇宙船に持ち帰ると、バッテリーやライフをチャージするアイテムに加工できるほか、装備している武器やステータスの最大値を強化することができる。

序盤は遠方への探索を控え、初期バッテリーで行き来できる範囲で資源を集め、十分アイテムを確保しておくと生存率が大幅に上がっていく。

少々回りくどい工程ではあるが、こうしたフィールドワークはロールプレイングゲーム的でとてもいい。

最初は青白く冷たい雰囲気が漂う景色が続くが、調査を進めていくと文明を感じさせる巨大な遺跡や寒冷地帯など、この惑星はさまざまな表情を見せてくれる。

宇宙生命体もスライム状のものだけでなく、遠方から視線を送ってライフを奪い取る長身で不気味なものなど、ゆく先々でプレイヤーを驚かせる未知の生命たちが襲いかかるので気が抜けない。

ピクセルアートで表現された無機質で静寂に包まれた世界から、無事生きて帰還することができるのか。

加工と強化をくり返して、生存者の有無と惑星に秘められた真実を解明してほしい!!

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

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