【新作】最恐のキャンプ場へようこそ!!　ジェイソン大暴れの殺戮ホラーパズル『Friday the 13th: Killer Puzzle』

残虐だけどパズルは本格的!!

時は1957年、ニュージャージー州ブレアーズタウンのクリスタルレイク付近にあるキャンプ場で、ひとりの少年が溺れて消息不明になってしまう。それから数年後、キャンプ場でいくつもの残虐な事件が起こり閉鎖される。

本記事で紹介する『FRIDAT THE 13TH KILLER PUZZLE』は、ホッケーのマスクを被った殺人鬼でおなじみ有名ホラー映画『13日の金曜日』を題材に、ジェイソンを操って1000以上あるパズルを解きながら人々に襲いかかるゲームだ!!

生存者に忍び寄る1000以上の殺戮パズル

本作は直進しかできないジェイソンをスワイプで生存者のもとに導き、問答無用ですべての命を奪っていくという残酷なもの。

障害物にぶつかることで立ち止まる特性を活かして正しいルートを探していく、某人気ゲームの金銀で当時の子どもたちを悩ませた“こおりのぬけみち”を思い出させるパズルゲームだ。

生存者に触れると自動的に命を奪うことができるのだが、近くでその光景を目撃してしまったものは悲鳴をあげて逃走。ジェイソンは障害物（生存者を含む）がないと立ち止まれないため、逃げた場所によっては追跡することができなくなってしまう。

それを前提に数手先まで行動を予測して、ジェイソンを導いていくのが本作のおもしろいポイントなのだ。

また、最後のひとりを倒す場面では画面下部にゲージが現れ、ジャストタイミングでタップすると残虐な手段で命を奪うフィニッシュアクションが始まる。

描かれる光景はデフォルメされたキャラクターからは想像もできないグロいもので、そのギャップに驚いてしまった。

万が一、フィニッシュアクションに失敗するとは生存者が逃走。そこまでの成果がスコアに加算されてステージは終了してしまう。

ハイスコアを稼ぐことでプレイヤーランクが上がり、さまざまな武器がアンロックされていくので、生存者には申し訳ないが慎重に狙ってズバッと仕留めてやろう!!

本編を彷彿とさせる多彩なステージ

『13日の金曜日』を象徴する舞台と言えば、第1作から登場するクリスタルレイクのキャンプ場だ。

本作ではそのほかにも、第8作目『13日の金曜日 ジェイソンN.Y.へ』の舞台であるニューヨークや、第10作目『ジェイソンX 13日の金曜日』を連想させる宇宙船の内部など、さまざまなステージを楽しむことができる。

また、『13日の金曜日』と言えばおなじみ、“キッキッキッキッ……マッマッマッマッ……”っというあの不気味な名曲も本編中でも再生される。

このフレーズを聞くだけでジェイソン気分が120％アップ間違いなしだ!!

ちなみに、このフレーズは殺す＝“キル”と母＝“ママ（マム）”の音からきたもの。本編を観たことがある人なら「そうか、なるほど」と納得してもらえるだろう。

さらに、ゲーム中の残虐なシーンを排除して純粋にパズルゲームとして楽しみたい場合は、設定項目で“PG”を選ぶとOFF（“R”でON）にすることができる。

ほどよいホラーテイストで十分という方、子どもといっしょに遊びたいという方はぜひ、キルシーンの表示設定を変更してジェイソン気分を満喫してほしい!!

P.N.深津庵
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