【新作】釣り好き＆釣りに興味ある人はチェック必須！誰でも手軽に世界で釣りが楽しめる『フィッシングストライク』

世界の海でエンジョイフィッシング！

今回紹介するのはネットマーブルの新作『フィッシングストライク』。全世界リリース前に行われたカナダでのソフトローンチで、多くの高評価を得た期待のタイトルだ。

釣り初心者でも手軽に本格釣り体験！

趣味としての釣りに興味を持っている人はいると思うが、しかし釣りとは「始めよう」と思っても、なかなか手を出しにくい趣味でもあるだろう。

実際、筆者も周囲に釣りを趣味にしている人がいるならば、いろいろ教えてもらって趣味にしたいと思っているものの、そういう人がおらず、なかなか1歩を踏み出せずにいる。

そんな中、カジュアルに釣りが体験できるゲームが出てくれた。それが『フィッシングストライク』だ。本作は、釣り竿も船もカスタムしていくことができ、それらを担いで世界中のフィッシングポイントを回ることができるのだ！　なんと魅力的な!!

世界中を旅しながら、珍しい魚、巨大な怪魚を釣る醍醐味を手軽に味わえるカジュアルゲームの本作。ゲームなのであくまでも得られるのは疑似体験であり、魚の重さを感じたりといった生の体験は出来ないが、しかしそれでもスマホのバイブ機能がうまく使われているので、釣りの疑似体験をしているという気分は十分に味わえるものとなっている。

ちなみに、操作は至って簡単。ルアーを投げ込みたい位置を決め、リール巻き、魚が食いついたら上フリックで合わせ、後はリールを巻きつつ魚とバトル！

この魚とのバトルも非常に良く出来ており、ちょっとしたアクションゲームを遊んでいるような感覚が得られる設計になっている。

基本的には魚が画面外に逃げないように、釣り糸のテンションを気にしながらリールを巻けばオーケー。ただ、それだけではただの釣りシミュレーターとなってしまい、ゲーム要素は薄くなってしまう。

しかし、本作はしっかりゲームとしての感覚が味わえるような設計もなされているのだ。

たとえば、プレイヤーと魚との距離をゼロにしたら釣れたという判定になるのではなく、魚のHPをゼロにすれば釣りが成功になるという点や、スキルシステムなどがその代表格となる。

これらゲームならではのシステムによって、本作のプレイはシミュレーター以上の体験を実現している。

ド派手な演出とAR/VR機能は必見！

続けてゲームシステムについて、もう少しだけ触れておこう。それはスキルについて。これを外しては本作のレビューにならない。このゲームにとってスキルは、それくらい重要な要素である。

釣りゲームで使えるスキルといって、皆さんが想像するのはどのようなものだろうか？

「釣り糸の張り具合（テンション）を強化する」、「魚の動きを大人しくさせる」、「巻き取る力（スピード）を強化させる」。

まぁ、こんな感じだろう。だが残念、そんな一般的なスキルは、本作には登場しない。『フィッシングストライク』に出てくるスキルは、とにかく現実離れしていて、派手でユニークなのだ！

たとえば、鳥を召喚して魚を襲わせたり、雷や雹を落としてダメージを与えたり、謎の巨大肉食魚を召喚して対象をバクッといったり、生簀（いけす）を召喚して魚を一定時間閉じ込めたりと、まぁそんな具合だ。

これらのちょっとアホっぽいスキルは、正直使うだけでもニヤニヤできるおもしろい。そして、このおもしろさを支えているのは「そんなところに力入れ過ぎじゃない？」と思えるほどハイクオリティに描かれるグラフィックや演出だろう。

もう、本当にビックリするほどグラフィックと演出がスゴイのである。釣り上げる魚や水槽に入れた魚のグラフィックもそうだが、ド派手なスキル演出のクオリティは、それと一線を画すのではないかと思えるほど、力が入れられている。

これは必見だ！

そうそう、演出といえば忘れてはならないのが水槽の要素。本作は釣り上げた魚を水槽に泳がせて成長させることができるのだが、この水槽機能もユニークでおもしろい。

ただ魚たちが泳いでいるのを眺めるだけでなく、VRゴーグルを使って水槽の中を遊泳する気分を味わったり、AR機能を使って現実世界を水槽の中のように演出することも可能となっているのだ。

先述の通り、魚たちのグラフィックもかなりいい出来になっているので、リアリティ溢れる水槽の観察が楽しめるようになっているぞ。魚が好きな人は、ぜひとも試してみるべし！

白熱釣りバトルは駆け引きがアツイ！

最後に触れておかねばならないポイントは、やはり対戦だろう。本作にはオンライン機能を使った対戦が楽しめるモードも実装されているのだ。

対戦は、ゲーム内通貨を賭けて行われるもので、かけ金を決めてからマッチングがスタート。世界中のプレイヤーの中から、同じくらいの実力を持ったユーザーとマッチングされる。

競技内容は、言わずもがな釣り！　同時に釣りを初めて、どちらが先に対象を釣り上げられるか、そしてどれだけスタイリッシュに釣ってポイントを稼げるか、どちらの魚が大きかったのかが評価ポイントとなり、評価ポイントの高いほうが勝利となるルールだ。

この対戦がけっこう熱い。相手より早く釣り上げるよう努力するのは当たり前。相手より早く対象（魚）のHPをゼロにすることができれば、相手が釣りを完了するまでの時間が、ポイント稼ぎのボーナスタイムとなるのだ。

だからこそ早く釣り上げようと努力するようになるのだが、しかし早く釣り上げたからといって勝利が決まるわけではない。

釣り上げるまでのテクニックが相手より遥かに勝って入れば、相手にボーナスタイムがたくさん入っていても、テクニックポイントで逆転できるし、こちらの魚のほうが大きければ、テクニックと魚の大きさというふたつのポイントを獲得できるため、見事勝利を収めることができる。

この駆け引きが熱いのだ！　まず何がなんでもスピード重視にするのか、テクニック重視にするのか。スピードを重視しすぎてはテクニックで負けてしまうし、テクニックを重視しすぎては、相手がボーナスタイムを使ってテクニックポイントをガッツリ稼いでしまうこともある。

正直、魚の大きさに関しては運要素となる（ような気がする）ので、ここの2点をいかに獲得するかが勝負のポイントとなるのである。相手の魚の残りHPをしっかり確認しながら、自分の戦略を組み立てていくバトルは、かなり熱いものとなっているので、対戦系ゲームが好きという人にも満足してもらえることだろう。

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