不正アクセス被害のマイネットグループが経緯報告。被害届提出済みで今後は捜査に全面協力

2018-03-23 18:21 投稿

今後のため対策を強化中

ゲームサーバーに断続的な不正アクセスがなされ、一時はサービスを停止するほどの被害を受けたモバイルゲームの運営専門会社マイネットグループが、経緯と再開状況の発表を行った。

マイネットグループは3月1~3日にかけて、VPNを利用した断続的な不正アクセスの被害を受ける。これにより同社がサービスを提供している13タイトルがサービスを正常に提供できない状態に陥り、一時的にサービスを停止することに。
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現在はサーバーのセキュリティを再構築し、セキュアな環境でサーバーを順次再起動しながら、データベースなどへの影響を確認している段階だという。

また、サーバーの復旧作業、サービスの再開作業と平行して、VPN経由での不正アクセスが行われた原因特定も進めているとのこと。

なお、被害が検されるクレジットカード情報などの漏洩だが、同社は外部事業者にこれを委託しており、クレジットカード情報を保有していないため、これの漏洩は起こっておらず、また同時にユーザーから預かっているメールアドレスについても漏洩したという確認は取れていないという。

マイネットグループは今回の被害を「グループへのダメージを企図した悪意ある攻撃である」と考え、警察に被害届を提出。今後全面的に捜査に協力をしていく旨を述べている。

今回の被害を受けて、マイネットグループは「現時点で不正アクセスへの対処は完了しておりますが、未知の残存リスクの可能性を否定できないため、セキィリティの強化策は継続して実施しております」とコメント。

合わせて、「今回の事態を厳粛に受け止め、抜本的な情報セキュリティ強化対策を取るプロジェクトを立ち上げる」とも発表。再発防止に着手していることも公表している。

今回発表の詳細は以下のリンクを参照。

マイネットグループプレスリリース“当社サーバーへの不正アクセスに関する概要、経緯及びサービス再開状況”

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