スクウェア・エニックスより今冬配信予定の『トリニティマスター』(以下、『トリマス』)。本作は従来のタワーディフェンス系システムがアレンジされた戦略バトルが楽しめる、“新感覚”と謳われるリアル対戦ゲームだ。本記事では先行プレイでわかった3つの魅力をお届けしていく。
本作のシステムの基本は、いわゆるタワーディフェンスゲーム。フィールド左端に自軍の拠点、右端に敵の拠点が存在しており、味方の拠点を守りながら敵の拠点を攻め落とすのがゲームの目的だ。
アニマは細かなステータスから召喚時に消費するマナの量、同時に召喚できる数などがそれぞれ異なっている。中にはアニマの召喚に必要なコストが、使用できるマナの上限値を超えているケースも。
▲このアニマは召喚に8マナを消費するため、召喚には上限解放が必須となる。手間がかかるぶん、その強さは折り紙付きだ。
アニマの組み合わせによって、バトルの展開は大きく変化する。かわいい見た目ながらも、その戦略性はかなり本格的。
手持ちのアニマをうまく組み合わせ、自分なりの必勝パターンを築いていく楽しみには、骨太な戦略バトルファンもきっと満足できるだろう。
ちなみにアニマは、ガチャや対戦でもらえるアリーナBOXから入手することができる。
英雄を操作してみずから攻撃!
本作が普通のタワーディフェンスと大きく異なる点、それはプレイヤーキャラとなる“ヒーロー”の存在だ。
▲画面中央のひと回り大きいキャラクターがヒーロー。
▲ゲームスタート時に使いたいヒーローを選んで入手できる。選ばなかったヒーローも後に再入手可能だ。
ヒーローは戦闘中、フィールドの左右へと自由に動き回ることが可能。召喚したアニマ同様に、敵が近づくと自動的に攻撃を仕掛けるようになっている。
ただ左右に動かすだけと侮るなかれ、本作のベースはタワーディフェンスゲーム。このジャンルの作品をプレイしたことがある人なら、プレイヤーが自由に動かせるキャラクターというのがどれほど頼れる存在か、想像できるはず。
相手の攻撃タイミングを読んでかわし、スキを見て一撃を喰らわせるだけでも、バトルの結果に大きく影響してくる。ヒーローは本作の戦略バトルをより深めてくれる存在だ。
▲無理に目立った働きはしなくとも、コツコツと戦果を積み重ねていくことが勝利につながる。
ヒーローにはさらなる奥の手がある。それがスキルによる攻撃だ。
スキルは各画面右下に表示されているアイコンをタップすることで発動できる、ヒーロー固有の特殊能力。敵に大ダメージを与えるものや体力を回復するものなど、さまざまなスキルが存在する。
その強さはもちろんのこと、ド派手な演出も一見の価値ありだ。
▲ロウランのスキル“シールドバッシュ”は、敵を弾いて距離を取ることができるスキル。
▲マリージアのスキル“重力結界・星の産声”は重力結界が範囲内の敵を5秒間引きつけた後に爆発し、ダメージを与えるというもの。攻撃にも足止めにも使用できる、便利なスキルとなっている。
なんとも心強い味方となるヒーローだが、使用するうえでひとつだけ注意したい点がある。
それは、拠点と同様に、ヒーローのHPが0になった場合も戦闘に敗北するということ。
調子に乗ってヒーローを最前線で戦わせていたらいつの間にかHPを削られていて、気づくと敗北していた……、なんてことも。
基本的には敵の攻撃を受けないように動きながら、ここぞというタイミングで一気に攻め込み、スキルで敵を撃破していこう。
このゆにアニマとヒーロー、両方を操りながらじりじりと相手を攻めていく感覚が、従来のタワーディフェンスと異なる、まさに“新感覚”といったところだろう。
キャラクターを育てて誰よりも強くなれ!
この手のゲームに欠かせないのが、キャラクターの育成要素。本作ではアニマとヒーロー、それぞれに育成要素が存在している。
アニマの育成は、ガチャなどで獲得できる“アニマの欠片”を集めることで行うことができる。欠片が一定数たまったアニマは、ゴールドを消費してレベルアップさせることが可能だ。
▲レベルアップをくり返していくことで、体力や攻撃力などの基礎ステータスや、アニマが戦闘中に使用するスキルが強化されていく。
またヒーローの場合、育成可能な項目は3種類。
“装備”はヒーローの装備品に素材アイテムを合成して進化させ、ステータスをアップすることができる。
▲素材はソロプレイ用モードの“ダンジョン”から獲得可能だ。
“ルーン”はヒーローの特定ステータスをアップさせる装備品で、色によって上昇するステータスが変化する。
ルーン自体を強化して、装備時の効果をよりアップすることも可能だ。
▲同じ色のルーンを4つ揃えてセットすると、セット効果が発動。バトル中ヒーローの足元にルーンが発生し、近くにいるアニマにもルーン効果が及ぶようになる。
残るひとつは、スキルの育成。ヒーローのスキルはゲーム中に集めたSPというポイントを使って育成し、使用時の効果をアップさせることができる。一定の条件を満たせば、新たに強力なスキルを習得することも可能だ。
またスキルには戦闘中に任意で発動できるアクティブスキルのほかに、つねに効果を発揮し続けるパッシブスキルも存在する。
▲四角い枠のスキルがパッシブスキル。アクティブスキルのように戦局をひっくり返す力はないものの、戦闘を楽にしてくれるものが揃っている。
どのような順番でスキルを強化し、どのアクティブスキルを装備するかはプレイヤー次第。自分のデッキや戦闘スタイルに合わせて強化を進め、ライバルたちとのバトルを勝ち抜いていこう。
『トリマス』魅力はまだまだある!
“ライバルたちとのバトル”と表現したが、じつは本作のメインコンテンツとなる“アリーナ”では、他プレイヤーとのリアルタイム対戦が可能。今回の先行プレイでは体験できなかったが、ストレスのないマッチングで楽しめる作りになっているとのことだ。
ソロプレイ用のモードでアニマとヒーローを育成し、自慢のデッキで全国の強敵と戦えば、勝っても負けても熱くなれること間違いなし。戦略バトルが好きな人なら、きっと楽しめる作品になるだろう。
そんな『トリマス』では、現在事前登録キャンペーンを展開中。事前登録者数に応じて、ゲーム内でガチャに使用する“ダイヤ”が最大3000個配布されるほか、さまざまな追加報酬も決定している。
正式リリースまであと少し、事前登録をまだ済ませていない人はぜひ参加してみよう!