新たな『FGO』は聖杯を巡る3対3のお手軽アクション!『FGOアーケード』先行プレイリポート&新情報まとめ

2017-12-08 22:34 投稿

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Fate/Grand Order

これはまさにアクションゲーム版の『FGO』だ

東京・秋葉原にて2017年12月8日~10日に開催される『Fate/Grand Order』(以下、『FGO』)のミニイベント“FGO秋葉原祭り 2017”に先駆けて、『Fate/Grand Order Arcade』(以下、『FGOアーケード』)の“ゲーム機お披露目会”が行われた。

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ここでは、今回発表された新情報のまとめとともに、メディア向け体験会で20分ほど試遊した感想を先行プレイリポートとしてお届けする。『FGO』プレイヤーの目線から、アーケード版はどのような仕上がりになっているのか?操作性や手触り感などをお伝えしていこう。

※掲載されているゲーム画面およびカードに関しては、開発中のものとなりますので、製品版と異なる場合があります。

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▲白と青を基調とした、上品で『FGO』らしさを感じさせる筐体。見えるぞ。スマホで種火や宝物庫を周回しながら全国のマスターと対戦するぐだ男、ぐだ子たちの姿が……。
 【『FGOアーケード』新情報】
・『FGOアーケード』キービジュアル発表
→描かれている10騎のサーヴァントは8名の担当イラストレーターによる描き下ろし
・『FGOアーケード』第二弾PVが公開
【ゲームシステム・ロケテスト情報】
・『FGO』のゲームシステムを踏襲した3対3アクションバトル
・ロケテストで登場するサーヴァントは6騎
→アルトリア・ペンドラゴン(セイバー)
→エミヤ(アーチャー)
→エリザベート(ランサー)
→ジークフリート(セイバー)
→アタランテ(アーチャー)
→レオニダス一世(ランサー)
・ロケテストで登場する概念礼装は5種類
→カレイドスコープ
→プリズマコスモス
→月霊髄液
→2030年の欠片
→理想の王聖
【コラボ・出展情報】
・“JAEPO 2018”に出展決定
→2018年2月10日~11日に幕張メッセ国際展示場SEGAブースにて出展
・パセラコラボ開催店舗追加
→追加店舗:パセラリゾーツ横浜関内店、パセラリゾーツなんば道頓堀店

キービジュアル&第二弾PVお披露目!

お披露目会の冒頭では、『FGOアーケード』のキービジュアルと第二弾となるPVが公開された。正式稼働に向けてますます期待が高まるPVに仕上がっているので、ぜひともチェックしていただきたい。

FGOアーケード キービジュアル
▲普段のポージングとは異なるサーヴァントたちの勇ましい姿に注目!

▼第二弾PV

『FGOアーケード』先行プレイリポートをお届け!

ここからは、実際のプレイ画面とともに先行プレイの模様をリポート形式でたっぷりと紹介していく。ロケテストバージョンでは、サーヴァント召喚、チュートリアル、3対3のリアルタイム対戦をプレイすることができた。

正式稼働の際どうなるかわからないが、プレイヤーは手持ちの物理カードを筐体に読み込み、サーヴァントと概念礼装を使ってゲームをプレイする流れとなっている。

はじめての召喚……その男は、筋肉(マッスル)だった

Aime(アイミー)というICカードを読み込ませてゲームを始めると、初回プレイではサーヴァント召喚からスタートする。ロケテスト版の6騎の中から何が出るか、ドキドキの瞬間。『FGO』でも幾度となくくり返した召喚だが、結果は……。

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▲ロケテスト版では、この最初の召喚で6騎のサーヴァントからランダムに1騎入手できる。

躍動感溢れる筋肉と勇姿を見せつけて、“ゲーム機お披露目会”でも注目されたレオニダス一世! 同行した担当編集者の「ここはアタランテとかアルトリアでしょ!」という声も虚しく、筋肉と縁を結ぶことに。ちなみに、ロケテストでは備え付けの物理カードがあるので、召喚の結果に関わらずサーヴァントと概念礼装はすべて使えるので安心してほしい。

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▲ロケテスト版の物理カードはこんな感じですべて揃っている。
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▲カードは、読み込み専用のポケットにセットして読み込むことで、ゲームに反映される。
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▲さすがにすこしは華がほしかったので、主人公の性別は女性にして悲しい気持ちを和らげることにした。

シンプルでしっかりとした重力を感じるアクションバトル

召喚を終えると、まずは本作のチュートリアルからプレイ開始。『FGO』はターン制のコマンドバトルだったが、アーケード版では3対3のリアルタイム対戦アクションとなっている。

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▲操作方法はマシュが手取り足取り教えてくれる。圧倒的後輩力……!操作はとてもシンプルなので、アーケードゲームや3Dアクションになじみがない人もすぐに動かせるようになるはず。

チュートリアルでアルトリアを動かしてみると、意外なほどに“重さ”を感じる挙動で歩き出した。ダッシュをすれば軽快に走れるが、魔力を消費するので多用はできない。

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▲アルトリアといえば、すばやい身のこなしで立ち回るイメージがあるのだが、最初の印象はかなり“地に足の着いた”感覚だった。

攻撃は、敵に近づいてカーソルの色が赤くなったタイミングで攻撃ボタンを押すだけで行える。攻撃ボタンを連打してもいいし、スマホ版『FGO』のようにあらかじめ3つのコマンドカードを画面タッチでセットしてコンボを組むことも可能だ。

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▲ひたすらボタン連打でも攻撃できるので、まったくの初心者でも直感的に戦える。ただし、NP効率やスターを意識するとバスター、アーツ、クイックの特性を考える必要がある。
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▲敵の攻撃に対して、後から攻撃ボタンを押すと、攻撃をガードできる。攻め立てられたとしてもあきらめずに攻撃ボタンを連打すれば、被ダメージを軽減できる。

宝具はスマホ版『FGO』と同様に、NPゲージが100%までたまると発動可能だ。宝具発動には宝具ボタンを一定時間長押しする必要があるため、即座に放つことはできないが、その効果は絶大。

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▲アルトリアの宝具“約束された勝利の剣(エクスカリバー)”は、正面縦方向を一気にせん滅する範囲攻撃。宝具ボタンを長押しして構えているあいだに攻撃範囲が表示される。
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▲宝具演出は、まさに『FGO』で見るエクスカリバーそのもの!3Dならではの立体的な表現でくりだす一撃は圧巻。ひとたび宝具が発動すると、ほかのプレイヤーの画面でも演出が入るのがまたニクい。

3対3の対戦はクラス相性と位置取りが超大事

ひと通りのチュートリアルが終わり、つぎはいよいよ対戦。編成では、サーヴァント3騎と概念礼装を選択する。本作では、『FGO』と同じく、セイバーはランサーに強く、アーチャーに弱いといったクラス相性の概念があるので、アーチャーのエミヤ、セイバーのジークフリート、ランサーのエリザベートの3騎でバランスよく編成してみた。

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▲編成は、物理カードを読み込ませた後に、画面下部のカードリストから指でタッチしてセットするだけなので非常に簡単に行える。

操作するサーヴァントは、編成画面のいちばん左から順に、撃破されるとつぎに隣りのサーヴァントで再出撃するようになっている。どの順番で組むか、概念礼装をどう割り振るかが重要になりそうだ。

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▲マッチングが完了すると、自分のチームと相手チームの編成をチェックできる。アルトリアを選ぶ人が多いと予想し、初手にエミヤを持ってきたのだが、ズバリ的中!これで有利に試合を運べるはずだ。

本作のバトルでは、味方と協力して敵のサーヴァントを倒し、撃破ゲージを増やすことが目的となる。3対3のチーム戦となるため、敵と味方の位置に注意しながら慎重に進もうとした矢先に……。

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▲アーチャーなのに「弓は使わん」と言わんばかりに突撃する味方のエミヤ。エミヤさん、開幕から飛ばしすぎでは!?

急いで追いかけつつ、遠距離から援護射撃をしたものの、あっという間にこちら側のサーヴァントが撃破されてしまった。

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▲多勢に無勢。いくらクラス相性がよくても同時に相手をするのはきびしい。この後、敵に囲まれてガードで粘るが、あえなく撃沈。
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▲2騎目のジークフリートで再出撃。少しでも遅れを取り戻すために全力疾走!

敵チームの撃破ゲージが一気に増えて、形勢不利に追い込まれる。ここで何とか巻き返したいところ。しかし、現実は非情である。

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▲無慈悲な敵アルトリアの宝具演出カットイン。すまない……。

聖杯を獲得できれば形成逆転も夢じゃない

すまないさん(ジークフリート)が星になった後、エリザベートで敵を撃破して一矢報いると、なんと聖杯を獲得! 聖杯は、敵と味方のサーヴァントが7騎倒れると戦場に出現し、7騎目を撃破したサーヴァントが獲得できるチャンスアイテム。聖杯を獲得すると撃破時のゲージ獲得量にボーナスが得られるので、不利な状況でも一気に押し返せるのだ。

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▲聖杯をゲットして逆転の可能性が出てきた。なんという僥倖っ…!
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▲エリちゃんの宝具の餌食になるすまないさん。なぜジークフリートばかりが不幸な目に……。

聖杯の効果もあってか、敗北寸前の危機的状況ながらも撃破ゲージをグングンと伸ばしたが、残念ながら今回の対戦は相手チームに勝利を譲る結果となった。

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▲声優がすべて同じサーヴァントが揃うという味わい深い敗北画面に。すごく……諏訪部順一さんボイスです。

対戦には負けてしまったが、『FGO』といえば、やはり召喚でお目当てのサーヴァントを引けるかどうかが重要だ。ある意味、これが真の戦いと言ってもいい。ロケテストの最後では”FGO秋葉原祭り2017限定召喚”をゲームの最後に行うことができる。

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▲終わりよければすべてよし!

無事、アルトリア・ペンドラゴン(セイバー)の召喚に成功し、先行プレイは終了。正直物足りないが、正式稼働がますます楽しみになる20分間だった。

アーケードゲーム未経験でも気軽に遊べる、新しい『FGO』

ひと通りのプレイを終えてみて、印象に残ったのは、まずボタンの少なさとシンプルな操作によるわかりやすさ。3Dアクションでチーム戦というと敷居が高そうだと思うかもしれないが、複雑なコマンドを入力する必要はないし、視点は自動で変更してくれるので、初心者が不安を感じるポイントを丁寧に解消していると感じた。

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▲このシンプルな手元も「何だか簡単そう」と思わせてくれる。

また、『FGO』プレイヤーとしては、コマンドカードの選択やクラス相性、スキル、そして宝具など、『FGO』のゲームシステムを踏襲しているので、初プレイでもなじみやすく覚えやすいのがうれしい。概念礼装の効果などは、あくまでもアーケード用に調整されているため、まったく同じというわけではないが、間違いなく『FGO』の経験を『FGOアーケード』に活かすことはできるだろう。

今回の体験では時間が限られていたため、スターとクリティカルの関係や、攻防が入れ替わるタイミングなどを深く確かめることはできなかったが、編成での出撃順やクラス相性を意識した立ち回り、聖杯による逆転要素など、『FGOアーケード』独自の駆け引きと魅力が垣間見えた。

2017年12月8日~10日に行われるロケテストの受付はすでに終了しているが、“FGO秋葉原祭り 2017”に立ち寄る際には、ぜひとも足を運んで実際に動いている様子をその目でチェックしてほしい。

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▲今回の体験でゲットできた物理カードはこちら。アルトリア・ペンドラゴンやカレイドスコープもうれしいが、このアタランテ、なんと特殊加工がされたレアカードだった!
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▲実物のカードが手もとに残るのは、なんとも言えない満足感。ありがとう『FGOアーケード』!

最後に、今回の体験会で判明した『FGOアーケード』のバトルシステムをひとまとめにして紹介するので、ロケテストで戦うマスターたちは参考にしていただければ幸いだ。(Text / Leyvan)

◆ 判明したバトルシステムまとめ
・サーヴァントを直接操作するリアルタイムアクションバトル
・編成はサーヴァント3騎とそれぞれに概念礼装を設定
・操作するのは編成でいちばん左側のサーヴァント
→撃破されると順につぎのサーヴァントで再出撃となる
→3騎撃破されると、再びいちばん左側のサーヴァントで再出撃
・味方と協力して敵を倒し、撃破ゲージを増やすのが目的
・チェインやバスター、アーツといった『FGO』システムを踏襲
・コマンドカードを3枚選んで攻撃コンボを組める
→攻撃ボタン連打でも攻撃は可能
・攻撃をすることでNPゲージが貯まっていく
・NPが100%以上で宝具発動可能
・敵の攻撃に対して攻撃を重ねるとガードができる
・敵の攻撃に合わせて左右+ダッシュボタンで回避
・攻撃のリーチはクラスによって異なる
→セイバーよりもランサーの方がリーチが長い
→アーチャーは遠距離からも攻撃可能
・セイバーはランサーに強いなどクラス相性の概念あり
・ダッシュを長時間続けると魔力低下で一時的にダッシュ不可能に
→魔力は時間経過で回復する
・敵味方あわせて7機のサーヴァントが倒されると聖杯が出現
→7騎目を倒したサーヴァントが聖杯を得られる
・先に撃破ゲージをマックスにしたチームが勝利
→撃破ゲージは敵のサーヴァントを倒すことで溜まっていく。

▶『FGOアーケード』公式サイト

Fate/Grand Order

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
このゲームの詳細を見る
ジャンルRPG
メーカーFGO PROJECT
公式サイトhttps://www.fate-go.jp/
公式Twitterhttps://twitter.com/fgoproject
配信日配信中
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