ふたりの少女が鍵を握るベルトスクロールアクション『Devilvery』【デジゲー博2017】
2017-11-12 23:39 投稿
愛らしくもありダークな雰囲気も感じる良作
秋葉原UDXで開催されたインディー、同人オンリーのデジタルゲーム展示・即売会イベント“デジゲー博 2017”。今年で開催5回目となり、徐々にその認知度が上がってきているイベントだ。
展示作の中には「これは本当にインディー作品か?」と思えるほどクオリティの高いものも多く、目を見張るものがあった。
ここでは、そこで見つけた光るものを感じる一作『Devilvery 魔王城からのお届け物』(以下、『デビルバリー』)の紹介をしていこう。
オリジナル要素が光る! しっかり遊べるシンプルアクション
本作はGAME FLOATが開発したベルトスクロール型の横スクロールアクションゲーム。プレイヤーはふたりの少女を操作して、横スクロールアクションステージを進めていく作りとなっている。
このタイトルの特徴は、ふたりの少女が別々のステージを進んでいるように見えて、じつはそれが連動しているという点。
少女は物理攻撃型と魔法攻撃型とに分かれているのだが、一方がある程度までステージを進めると、必ず行き詰まる箇所が出てくる。そんなとき、操作をもう一方の少女のほうに切り換えて先へと進んでいき、ギミックを発動させると、先の行き詰まっていた道が開けるという具合だ。
また、これはまだ開発中とのことだが、経験値によるレベルシステムや、さまざまな魔法や武器など、装備をカスタマイズする要素もあるとのこと。
プレイアブルではコイン獲得も獲得できたので、武器などの獲得(アンロック)には、このこのゲーム内通貨を使うシーンもあるのだろう。シンプルに見えつつ、その実中身はなかなかに濃いものとなるようだ。
ベルトスクロールアクション好きにオススメ!
先でも少し触れてしまったが、こちらも実際にプレイアブルを楽しませてもらったので、そのリポートを行っていこう。
まず開発者様に伺ったのが、本作のコンセプト。どういった想いを抱いてこのタイトル開発を行ったのだろうか?
曰く、その答えは「僕が遊びたかったから」とのこと。開発者様はかねてよりベルトスクロールアクションが好きだったが、最近はそういったゲームが出てきておらず、その不満を解消すべくみずからが開発に乗り出したという。
凄まじい熱意だ。しかし、これぞインディーゲームという感じもする。
その熱意があってこそなのだろう。本作のクオリティはかなり高い。アクションも豊富だし、魔法のエフェクトもよく作られている。なにより、久しぶりのベルトスクロールアクションということもあり、純粋におもしろかった。
操作した感覚はiPhoneゲーム往年の名作『Princess Fury』とXbox 360の名作『キャッスルクラッシャーズ』を足して割ったようなイメージといったところか。爽快感を感じさせつつも、ちゃんと戦略、立ち回りが必要なしっかり骨太のアクションだ。
しかしなにより、ふたりの少女のアクションステージが連動しているというインパクトが強い。ふたつに見えるステージが、じつはひとつとして繋がっている。それによりどのようなステージギミックが生まれるのかが非常に楽しみ。これはベルトスクロールアクションが好きな人なら、リリースされたらぜひダウンロードしたいタイトルだ。
明日のデジゲー博でオリジナルゲーム「デビルバリー」の体験版を展示します!
スペース番号「E-06b」です!
よろしくお願いしますー!#デジゲー博 #gamedev #unity #indiegame pic.twitter.com/diHECwqwej— Ameo@デジゲー博E-06b (@ameo_game) 2017年11月11日
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