名作死にゲーの予感!シンプルだがハードな塔踏破アクション『常世ノ塔』【デジゲー博2017】
2017-11-12 23:04 投稿
クセになる2Dアクション『常世ノ塔』に期待大!
秋葉原UDXで開催されたインディー、同人オンリーのデジタルゲーム展示・即売会イベント“デジゲー博 2017”。今年で開催5回目となり、徐々にその認知度が上がってきているイベントだ。
展示作の中には「これは本当にインディー作品か?」と思えるほどクオリティの高いものも多く、目を見張るものがあった。
ここでは、そこで見つけた新作スマホゲーム『常世ノ塔』を紹介しよう。
自動生成ダンジョン“常世ノ塔”との戦い
『常世ノ塔』は、さえばし氏と//commentoutが開発した新作2Dアクション。ジャンプと攻撃というシンプルなアクションを駆使して、さまざまなモンスターやトラップが待ち受ける自動生成ダンジョン“常世ノ塔”を踏破していくというもの。
なお、塔はいくつものマップチップの組み合わせにより自動生成され、1日毎に塔の構成が変わるという。いつプレイをしても新鮮な気分で遊べるため、挑戦欲を強く刺激してくれることとなるだろう。
また、こちらのタイトルはソーシャル機能もある。複雑なものではないが、たとえば塔内のある場所である人がゲームオーバーになったら、そこに墓が建てられ「ここは危険な可能性があるぞ」と教えてくれたり、またその日のうちに何人が塔の頂上まで登り詰めることが出来たのかが確認できたりするようだ。
歯ごたえのある2Dアクションを堪能!
さてそんな『常世ノ塔』だが、今回の出展ではプレイアブル出展をなされていたので、さっそくプレイをしてみた。
結論から言うと、これはいいものだ! まず見た目からもわかる通り、デザインはすべてドット絵で描かれている。これが愛らしくあり、またゲームらしさを強く引き立ててくれている。
ゲームそのものもよく出来ており、パッと見ではよくあるアクションゲームの縦スクロールステージに見えるものの、敵やトラップ、足場の配置、そのすべてが計算し尽くされておかれており、歯ごたえあるプレイが堪能できるようになっている。
筆者のゲームプレイが下手なだけという可能性もあるが、本作は死にゲーとして高い評価を得そうな匂いがプンプンしてくるタイトルだった。
これまでも死にゲーというものはたくさん世に出てきたが、やはりそれらは死にゲーではありつつも、ステージ構造が変化をしないため、ある程度プレイをすればクリアーできるようになっている。
しかし本作は違う。24時間ごとに塔の構造が作り替えられるのだ。つまり、塔の高みを目指していくには、プレイヤー自身の中にプレイヤースキルという経験値を蓄積していくほかない。腕に自身のあるプレイヤーほどドハマリ必至のタイトルになりそうだ。
ちなみに、こちらのタイトルは2017年中にまずはPCプラットフォームでのリリースが予定されており、スマートフォンでのリリースはそれからとのこと。
しかし、作者曰く「今回のタイトルは塔を上へ上へと登っていく仕様ですので、縦持ち(縦画面)であるスマートフォンとの親和性は高いと思います」とコメントをしており、スマートフォン版で得られる楽しみはPC版以上となる可能性をも示唆してくれた。
なお、価格は未定ながら売り切りタイトルを検討しているようだ。ちなみにこちらの作者様は過去にもスマートフォンタイトルをリリースしているので、気になる人はそちらもチェックしてみるといいだろう。
インディーゲーム開発チーム“//commentout”公式サイト
今週末11/12(日)に #デジゲー博 で作ってる #常世ノ塔 を展示するのでわかりやすいGIFを撮りました pic.twitter.com/szy4Q8A51J
— 今日はデジゲー博E01b (@saebashi) 2017年11月10日
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