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Google純正スマホ“Pixel 2”は驚き性能持ち!? AR機能に同時通訳もできる最先端技術の結晶

2017-10-05 07:18 投稿

新型Google純正スマートフォンの魅力とは?

日本時間2017年10月5日1時から行われたGoogleの製品発表イベントにて、新型のGoogle製Androidスマートフォン“Pixel 2”と“Pixel 2 XL”が発表された。

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今回発表されたGoogle純正スマートフォンPixel 2は、昨年リリースされたPixelの後継機となる端末。残念ながら現状日本で発売される予定はないようだが、革新的なスペックを有した端末となっていたので、その情報を簡潔にまとめていこう。

Googleの粋を集めて作られた強力なAI

Google Pixel 2の特徴はさまざまあるが、それらを説明するのに、まず押さえておかなければならない情報がある。それは、マシンラーニングによってGoogle Assistant(※1)をはじめさまざまな機能が強化されているという点。Pixel 2の主要な新機能のほとんどは、このマシンラーニングによって成り立っていると言っても過言ではない。

※1 今年5月に正式リリースされたAndroid OSのAIアシスタント。「Ok Google」と話しかけるかホームボタンを長押しすることで起動し、会話形式でユーザーの疑問や要望に応えてくれる。

マシンラーニングとは、AIに膨大なデータを与え、そのデータから有用な情報、規則などを抽出することで、判断基準を正確なものにしていく手法。これは人間が生活を送るうえで自然と行っている手法でもある。

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▲このように、一枚の画像からさまざまな要素を抽出し、被写体が何であるのかをAIに思考・分析させるのがマシンラーニング。

たとえば、人はサイズや形状、デザインが違っていても、ペットボトルはペットボトルだと判別できる。これは脳がペットボトルという存在にたくさん触れることによって、ペットボトルというものがどういうものかというのを正確に定義できているからこそ判別できているのだ。

マシンラーニングは、このような人間的な動作をAIにも行わせてみるというもの。まぁそんな感じだと掴んでくれれば、これ以降の説明もわかりやすくなるだろう。

気になるPixel 2 / Pixel 2 XLのスペックをチェック

ではさっそく、Pixel 2とPixel 2 XLの情報をカテゴリ別に分けて見ていこう。

ボディ

ボディはオールアルミボディと説明されているが、厳密には背面上部、カメラ付近はグラスコーティングされたもの。グラスコーティングされている意図までは説明されなかったが、アルミとガラスの境界は滑らかに接合されているとのこと。

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また、こちらの端末に付いているインターフェースは電源ボタンとボリュームボタン、そして指紋認証パッドのみ。厳密に言えば、アクティブエッジというものもあるのだが、これについての詳細は後述する。

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特徴的なのは、やはり3.5ミリイヤホンジャックが撤廃されたというところにあるだろう。イヤホンを利用する場合は、Bluetooth対応のものが求められるようになった。こちらもまた詳しくは後述するが、これに起因してGoogleはPixel Budsというワイヤレスヘッドセットを発表している。

ディスプレイ

ディスプレイは、Pixel 2で5インチ、Pixel 2 XLでは6インチの有機ELディスプレイを搭載。XLは538ppiという驚きの高解像度を誇っているのも特徴的。

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アクティブエッジ

先に少し触れたアクティブエッジ。これはスマートフォンを握るという動作に反応するシステム。Pixel 2はこのアクティブエッジを通じてGoogle Assistantを起動させることができるようだ。それを証明するように、発表会では端末を握るだけでGoogle Assistantを起動し、セルフィを撮ってくれるよう音声操作を行っている様子が写されていた。

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ちなみに、このアクティブエッジにもマシンラーニングは活用されており、誤作動はほぼないようにデザインされているという。具体的にどのようなデータ収集が行われたのかは触れられなかったが、握る強さや力のかかりかたなどによって、その反応を変えるようにしている模様。ただ端末を持っているだけではGoogle Assistantは起動しないようになっているようだ。

カメラ

搭載カメラはシングルレンズで1200万画素。これだけでは何の特徴もないように思えるが、すごいのはカメラを制御するソフトウェア。このソフトウェアでも、マシンラーニングは活用されているという。

Googleは、これまでに収集してきた数十億という画像データをAIに学習させることで、シングルレンズで捉えられた平面的な画像からも、正確に被写界深度を測れる技術に到達したというのだ。

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これについて発表会では「iPhone 8 Plusがふたつのレンズで行っていることを、シングルレンズで行えるようになっている」という触れ込みのもとプレゼンが進められていた。その真贋については不明だが、シングルレンズであるPixel 2で撮影されたという写真は驚くほど美しいものだった。

なお、光学手振れ補正、電子手ぶれ補正にも対応しており、こちらもマシンラーニングによりかなり高精度な手振れ補正が実現されているとのこと。

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余談だが、Pixel 2で撮影された写真はGoogleフォトと呼ばれるオンラインストレージにバックアップされ、こちらはPixel 2で撮影した写真であれば容量無制限で利用できるとのことだ。

AR機能

カメラに不随する話となるが、Pixel 2のカメラはデフォルトでAR機能に対応しているという。これまでのARは、床や壁、テーブル上にARマーカーを置いて、そこに情報付加を行うという技術が限界だったが、Pixel 2のカメラは、マーカーなしでも正確に壁や床、障害物などを正確に認識し、そこに仮想オブジェクトを配置できるという。

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なお、発表イベントでは、その詳細にこそ触れられなかったが、テーブル上に『リーグ・オブ・レジェンド』の盤面が再現されている様子が流された。こちらは、スポーツやeスポーツの試合やハイライトをAR化するプロジェクトの一環であり、実際にARでプレイできるものではないと思われる。

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Pixel Buds

こちらはPixel 2に最適化されていると思われるワイヤレスヘッドセット。Bluetoothで端末と繋がり、音楽を聴いたり通話ができるのはもちろんのことだが、このヘッドセットには驚くべき機能が備わっている。

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それはPixel 2と連動することで、Google翻訳を利用したリアルタイム通訳が利用できるというもの。顔を突き合わせての会話シーンで、分からない言語で話しかけられても、Pixel Budsからはそれを翻訳したものが出力されるというのだ。

ちなみに、この通訳機能は日本語を含む40の言語に対応しているという。日本でPixel 2がリリースされないのが悔やまれる。

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価格、発売日

Pixel 2の価格は、64GBストレージモデルが649ドル、Pixel 2 XLは同ストレージサイズのモデルが849ドルでリリースされるとのこと。ストレージサイズはこのほかにも128GBモデルがあるとのことだが、そちらの価格は不明。

なお、予約は本日より開始されるとアナウンスされたが、発売日に関しては明らかにされていない。Pixel Budsも同様に本日から159ドルで予約が開始されるが、発売日は不明となっている。

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さて、これらのことを確認してもわかる通り、Pixel 2の有するスペックはかなりのものとなっているようだ。くり返しになるが、現時点では残念なことに日本でのリリース予定は発表されていない。しかし、ここまでの高性能端末であるのならば、ぜひとも日本でも手に入れられるようになってほしい。

HTCの一部チームを買収したことで本格的な動きを見せ始めたGoogleのハードウェア事業。これからどのような動きを見せていくのか、しっかりと注目をしていきたい。

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