ノクトたちの物語がWindows10で楽しめる!『FFXV ポケットエディション』UWP版配信スタート
2018-06-06 15:34
2017-08-24 15:49 投稿
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ファイナルファンタジーXV ポケットエディション
2017年8月22日(ドイツ・ケルン現地時間)より開催されている、ヨーロッパ最大のゲームのイベント“gamescom 2017”。本記事では、会場で発表された注目作『ファイナルファンタジーXV ポケットエディション』の試遊リポートをお届けします。
▼発表時の記事はこちら
【速報】『FFXV』の本編が体験できるスマホアプリが配信決定!【gamescom 2017】 |
本作はプレイステーション4・Xbox One用RPG『ファイナルファンタジーXV』(以下『FFXV』)の物語が体験できるスマホアプリ。コンシューマー版とはどこが違うのか? そんな着眼点でお伝えしたいと思います。
※本記事は開発中の端末を使用して制作したため、リリース後に仕様が変わる可能性があります。あらかじめご了承ください。
冒頭は、コンシューマー版と同じように進んでいきます。炎に包まれ、イフリートと戦うあのシーンですね。
暗転。そして旅立ちのシーンに入ります。
グラフィックはコンシューマー版とはだいぶ異なり、かわいい雰囲気になっているのですが、ボイスはコンシューマー版のまま。
聞くところによると、ボイスについては、ストーリー上重要なところをしっかり押さえつつ、ほとんど収録されているそう。
声を聞いたら、いろいろとストーリーを思い出してグッときてしまいました。ここはとくに映画の『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』を観たことのある方なら、ジワっときてしまうシーンですよね。
タイトル表示後、初めてプレイヤーが操作できる部分に入ります。“レガリア”(車)を押すのは、アイコンを長押しするだけ。全編通してスマホ向けに最適化された操作になっているようで、ストレスなく遊べそうです。
もちろんこのあいだも、仲間たちがひっきりなしに喋っています。スマホタイトルだと、こういう何気ないときまでキャラクターが会話をするゲームはかなり珍しいほう。『FFXV』をプレイしたことがなく、ふだんスマホゲームを中心にプレイしているような方は、驚くかもしれませんね。
最初の目的地“ハンマーヘッド”に到着し、シド、シドニーたちとご対面です。
シドニー、かわいい! ファンの方に「これは違う!」と思われることがないよう、キャラクターの顔は原作の特徴に寄せて作っているとのこと。かなりデフォルメされてはいますが、キャラクターごとにしっかり顔立ちが違うんですよね。
改めて確認してみると、グラディオは彫りが深めで、プロンプトはキリリとした雰囲気……。顔の話ではありませんが、グラディオの逆三角ボディにも注目です!
会話シーンが終わって、いよいよ主人公であるノクトを操作できるようになりました。画面をなぞることで、ハンマーヘッドを自由に歩き回れます。
つぎに何をやるべきか迷ってしまいそうですが、画面左上に赤いビックリマークとともに取るべき行動が示されるのでご安心を。この場合、イグニスに話しかけなければなりません。
フラグとなる人物の居場所は、右上の地図のアイコンを押せば表示されます。
さらに、わざわざ地図を開かなくても、ノクトの足元の青い光の矢印に従って進んでいけば、目的となる人物や行くべき場所にたどり着ける親切設計。遊びやすさを実感できました。
ちなみに、メインストーリーに関しては赤い矢印を追いかければいいのですが、それ以外にも特殊な会話が発生するところ、調べられるところなどには、わかりやすくアイコンが付きます。
コンシューマー版はとにかく世界が広いので、このようにちょっとした会話が発生するところは見逃していたプレイヤーの方も多いかもしれません。でも、このスマホ版の探索範囲であれば、見逃すことはあまりないはず。
ちなみに、ショップなどの小さな建物の中には入ることはできないようで、だいぶ探索しやすい仕様になっています。ぜひ隅々まで調べながら物語を進めてください!
ちなみに、微妙に受け答えが変わる選択式の質問などは、コンシューマー版と同じものが反映されている模様です。
フィールドに出ると、マップが切り替わります。オープンワールドではないので、決められたエリアの中で、特定の個所に登場するモンスターを倒していくことに。
地域の名前やフィールドの雰囲気はコンシューマー版が踏襲されていますが、かなりコンパクトになっていて、小屋や障害物の場所などは異なるようですね。
ちなみに、カメラの視点も固定。コンシューマー版のようにグルっと見渡すようなことはできませんが、スマホ向けにとことん遊びやすく設計されているのは好印象。
モンスターが現れたら、仲間たちがオートで戦い始めます。
ノクト(プレイヤー)はタップで通常攻撃、遠くの敵を長押しすることで、移動しながらのシフト攻撃をくり出します。スワイプによる回避も重要ですよ!
剣がぶつかり合うアイコンが出たら、タップをすることで“パリィ”が発生。これで反撃を狙いましょう。もたもたしてゲージが半分を超えてからのタップになると、ただの回避になってしまい反撃は発生しません。
このパリィの要素によって、程よい緊張感が味わえます。
ちなみに、MP不足のときは自然回復するのを待ちますが、回復速度はさほどシビアではない印象でした。
戦闘中にピンチになったら、回復アイテムのポーションやエーテルを使っていくのも手です。
タップで攻撃、スワイプで回避をかねたシフト、長押しでシフト攻撃。パリィの合図が出たら反射でタップ。
こういった一連のバトル操作は、スマホのアクションゲームをプレイしたことがある方であれば、わりと直感的に操作できると思います。
コンシューマー版と同じように、仲間のアビリティも発動します。
仲間アビリティは、自動で行われる仲間の動きですが、“アビリティコール”を開けることで使える種類が増えます。もちろん、プレイヤーであるノクト自身もアビリティコールで強化可能。
このあたりはコンシューマー版と同じ仕組みですが、本作にはグラディオの探索・プロンプトの写真といった要素がなく、より戦闘向けのアビリティが揃っています。
今回は体験できませんでしたが、魔法攻撃もあるとのこと。エレメントを吸収することで使えるようですが、コンシューマー版のように素材を混ぜて強化するものではないそうです。
また、レベルアップに関しても、コンシューマー版のように宿に泊まって上げる形ではなく、クエストが終わったタイミングや、場面が切り替わったタイミングで実行されます。
探索に関してもう少し説明をすると、フィールドの中にはキャンプができる、おなじみの標があります。ここで、イグニスがときどき閃くレシピによってレパートリーが増える“食事”をすることで、戦闘中にバフの効果がかかります。
イグニスが作るメニューに関しては、探索中に手に入れたアイテムによってグレードが変化。自分で選んで好きな料理を食べる、といった形ではありません。
フィールドにはアイテムが落ちているので、よいバフのかかる食事をとるためには、そちらをしっかり入手しながら進めていくといいでしょう。
なお本作は、街やフィールドといったステージごとに区切られた進行形式となっていて、ストーリーを進めてつぎの町に到着すると、基本的に戻ることはできません。サブイベントもすべて網羅したい方は、その点にも注意が必要です。
ひと通り紹介してきましたが、『FFXV ポケットエディション』は、スマホ向けにかなりカジュアルな仕様に落とし込まれている印象でした。その中での本作の魅力は、やはりコンシューマー版と同じく、キャラクターが生きている感じがすること!
キャラモデルはデフォルメされていますが、止まっていても足遊びをしたり腰を曲げたりといったリアルな動きをすることや、「これでもか」というほどキャラクターどうしがフルボイスで日常会話を交わすので、ともに旅をしている感覚が味わえます。
本作は、2017年秋配信予定。
全10エピソードを収録した買い切り型のアプリとして配信されますが、エピソード1は無料でプレイ可能。『FFXV』をプレイしたことある人もない人も、試しに1話だけでもプレイしてみてはいかがでしょうか?
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対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | RPG |
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メーカー | スクウェア・エニックス |
公式サイト | http://www.jp.square-enix.com/ff15pocket/ |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | © 2016, 2018 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. |
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