スマホで楽しめる新しい『ドラゴンネスト』の世界『セレンシアサーガ:ドラゴンネスト』インタビュー
2017-08-14 17:00 投稿
新しい『ドラゴンネスト』の魅力に迫る!
『セレンシアサーガ:ドラゴンネスト』は、PCオンラインアクションRPG『ドラゴンネスト』を題材とした、シリーズ初のスマホ向けアクションRPG。
梶裕貴や阿澄佳奈、浪川大輔、小清水亜美といった豪華声優陣がキャラクターボイスを担当し、歌手の倖田來未が起用されている主題歌など、大作感溢れる本作の魅力をエグゼクティブプロデューサーの河野相基氏(文中は河野)に伺ってきた。
なぜ『ドラゴンネスト』なのか?
--PCのオンラインアクションRPG『ドラゴンネスト』の移植ではなく、新規スマホタイトルとなりますが、開発に至った経緯をお聞かせください。
河野:『ドラゴンネスト』の運営プロデューサーをやっていたのですが、日本のユーザーにこういうものは望まれない、こうしたほうがもっとよくなるのに……と運営する中でいろいろと思うことがありまして。それで自分で開発してみたいと思うようになったのが始まりです。
--その題材としてなぜ完全オリジナルではなく、『ドラゴンネスト』を選んだのでしょうか。
河野:自分が『ドラゴンネスト』に愛着があったということもあります(笑)。『ドラゴンネスト』は日本でも売れたタイトルでありますし、世界では2億ユーザーを超えてグローバルに展開しています。より凄いものを自分が作ってみたい、という考えがあって『ドラゴンネスト』のIPを使うことにしました。
--『ドラゴンネスト』のIPありきでスタートしたんですね。
河野:そうです。とはいえ、イラストや2Dの素材はすべてを日本向けに新しく描きおろしており、モデリングやアニメーションなど3Dの素材もPC版からそのまま使っているものはひとつもありません。全く新しい『ドラゴンネスト』の世界を楽しんでもらえればと思っています。また、『ドラゴンネスト』といえばハイテンポのアクションがウリですので、それを活かしつつ、日本でもウケるように王道RPG感や、ゲームサイクルなどを考えました。
かなりの反対を押し切っての導入
--縦画面と横画面、どちらでもシームレスに切り替え可能となっていますが、導入のキッカケは?
河野:日本のスマホゲームは縦画面のほうが多く、実際、通勤電車などで遊ぶには縦画面で指一本で遊べるほうがいいと思うんですよね。ただ、操作は横画面で両手を使ったほうが、いろいろとやりやすいので、どちらでも遊べるようにしたかったんです。
--画面をいつでも切り替えられるというのは難しかったのでは?
河野:実際に2倍以上の時間とコストがかかっています。一般的なタイトルでは、やりたくてもやれなかったと思うんですけど、コンセプトの段階でこれはやりたかったことなので、力技でなんとか。正直、内部ではだいぶ反対されました(笑)。
--そこを押し切っての導入なんですね。
河野:実際触ってみても、縦画面のほうが直感的でわかりやすいと思います。通常攻撃は押しっぱなしで連続で攻撃できますし、そこから派生する特殊攻撃もスライドすればいいので、指を離さず遊べるようになっています。
--実際に触らせていただきましたが、かなりわかりやすかったです。
河野:アクションゲームって、よくわからずにボタンを連打していても勝ててしまうこともあるじゃないですか。もちろんきちんと回避とかコマンド入力するのもいいのですが、気軽にも遊べる、そういうアクションを実現したかったんです。
--気軽にもできるし、しっかりもできる、と。
河野:複数人で巨大ボスに挑むようなときは、やっぱり横画面にして両手で遊んだほうがいいと思います。横画面はゲームパッドで遊ぶような感覚で腰を据えて遊べます。プレイするおもしろさがあると自信を持って言えるところまで、レベルの高いアクションが実現できたと思います。
ゲーマーにこそ遊んでみてほしい
--スマホゲームというよりも、PCのオンラインゲームに近い感じがしますが、これは意識してのことでしょうか?
河野:開発当時に出ていたスマホゲームのようなものではなく、PCでやることをスマホで実装したいという気持ちが強かったんです。
--PCやコンシューマーのゲームをスマホで、ということですか。
河野:そうですね。社内では反対意見も多かったんですけど。「こんなゴツイゲームをスマホでやる人はいないよ」、「手軽でいいんだよ」って。でも、スマホ自体がどんどん進化していますから、スマホでもPCのようなゲームを遊ぶ時代が来ると信じてやってきましたし、実際そういう時代になってきていると思います。
--目標にひた走ってきたという感じですね。
河野:本格的なゲーマーが遊べるタイトルが当時のスマホにはなかったので、そういう人に届けたいと思って開発してきました。主に自分みたいな人がターゲットです(笑)。PCやコンシューマーで深くゲームを遊んだことがある人は、ぜひプレイしてほしいですね。
--ターゲットはゲーマーということですか?
河野:比較的コア寄りだとは思いますが、ゲーマーじゃないと難しくてできないというわけではありません。誰でも気軽に遊べる要素は入れています。ストーリーを進める分は難しくないので、レベルを上げて装備を強くしてというRPGのだんだん強くなっていく過程を楽しめると思います。始めは気軽に遊びながら、深いところまでたどり着いていただけたら嬉しいです。
--入口はやさしくなっているが奥が深いと。
河野:アイテムの成長軸が4つあるので、いろいろと選択肢が広がっていきます。クエストをひととおりクリアーしたあとは、ひとりでじっくり遊ぶのもいいですし、仲間とギルドを結成するのもいいですし、そこでみんなでマルチプレイするのもいいです。自由に楽しんでいただければと思います。
--それでは、配信を楽しみに待っているユーザーにひと言お願いします。
河野:『ドラゴンネスト』を遊んだことがある人はもちろん、本格的なゲームをやりたいゲーマーの方にぜひ遊んでみてもらいたいですね。でも、気軽に遊べるようになっているので、そういう方にもぜひ。縦画面でも横画面でも、片手でも両手でも、ひとりでも、みんなでもと、ちょっと欲張りすぎました(笑)。こだわりの一作、自信を持って出せるものになったと思っているので、よろしくお願いいたします。
▼先行プレイ動画もチェック!
セレンシアサーガ:ドラゴンネスト
- ジャンル
- アクションRPG
- メーカー
- gumi
- 公式サイト
- https://www.seresaga.com/
- 配信日
- 2017年夏予定
- 価格
- 無料(アプリ内課金あり)
- 対応機種
- iOS/Android
- コピーライト
- © 2017 gumi Inc. / Primus Inc. © EYEDENTITY GAMES, Inc.
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