『オルサガ』第三部テーマ曲『REVIVER』収録のアルバム『ALL LEAD TRACKS』発売記念!MY FIRST STORYのボーカルHiroスペシャルインタビュー
2017-07-19 12:00 投稿
『REVIVER』はこうして生まれた
セガゲームスより配信中のスマホアプリ『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』(以下、『オルサガ』)の第三部テーマ曲は、人気ロックバンド“MY FIRST STORY(マイファス)”と『オルサガ』のコラボで生まれた『REVIVER』。本楽曲が収録されたマイファスの最新ミニアルバム『ALL LEAD TRACKS』が2017年7月19日に発売される。
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2000円[税別]
発売日:2017年7月19日
通常盤5曲+「REVIVER」オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団- オリジナルver.全6曲収録
・Hiroモデルプレミアムスリーブケース
・その他豪華特典
これを記念して、マイファスのボーカルで楽曲の作詞・作曲を手掛けたHiro氏にインタビュー。制作時の出来事や歌詞に込めた想いなどを聞いた。お話の聞き手は、楽曲の制作に『オルサガ』側のクリエイターとして携わったf4samuraiの佐藤允紀氏にお願いした。
わりと泣いちゃう派
佐藤允紀氏(以下、佐藤) 本題に入る前に、Hiroさんは普段スマホゲームは遊ばれますか?
Hiro氏(以下、Hiro) けっこうやっていますね。軽いものが中心ですが。やり始めるとどうしてものめり込んでしまって、仕事に影響が……。何度か注意されたこともあるので、いまは重いものは避けています。
佐藤 となると『オルサガ』は……重いほうですね(笑)。僕は仕事柄ゲームを多くプレイしますし、いろいろなエンタメコンテンツも吸収するのですが、Hiroさんは普段どんなコンテンツを吸収して、インスピレーションを受けますか?
Hiro 映画、ドラマ、マンガ、アニメ、本、RPGなど、物語性のあるものには影響を受けますね。主人公の成長物語が好きなんですよね。すぐ入り込んじゃって、よく感動して泣いていますね(笑)。
自分たちと重ね合わせて
佐藤 では、そろそろ本題に。今回『オルサガ』第三部の主題歌を、ということでオファーさせていただいたのですが、正直受けていただけるとは思っていませんでした(笑)。
Hiro いやいや(笑)、お話をいただけてうれしかったです。
佐藤 ゲームの主題歌を制作するというのは初めてのことだったと思いますが、進め方なども含めていかがでしたか?
Hiro そうですね、僕の場合、楽曲をなにもないところから作るよりも、なにかテーマがあったほうが作りやすいです。本当になんでもいいので。ですので、しっかりとした世界観や物語がある『オルサガ』の楽曲制作はやりやすかったですね。
佐藤 『オルサガ』には“命を継いでいく”というテーマがあります。資料もお渡ししましたが、ここまでのストーリー展開も含めて「テーマとしては少し重いかな?」という部分はこちらも気になっていました。
Hiro 重い……重かったですね(笑)。正直、深すぎて歌詞やメロディにどこまで織り込めるのかなと。1曲じゃ収まらないんじゃ、というくらい。いただいた資料も何回も読み返しました。
佐藤 かなり悩まれている様子は、僕たちにも伝わってきましたね。
Hiro いちばん悩んだのは、主人公の気持ちになって詞を書いたほうがいいのか、物語を俯瞰的に見た僕として書いたほうがいいのかという点ですね。結局、俯瞰的に書くのはプロローグやエピローグの雰囲気になってしまうのかな、ということで主人公に感情移入していくことにしました。マイファスもいろいろなものを継いできたバンドですし、自分たちと重ね合わせたりしながら作り上げていきました。なので、かなり時間がかかってしまって(笑)。
佐藤 あがってきたのがレコーディングギリギリでしたね(笑)。
Hiro すみませんでした(笑)。
主題を作った人の想いを大切にしたい
佐藤 ギリギリだったので心配したのですが、あがってきたものを一読して「これはスゴイものを作っていただいたな」と思いました。加えて、レコーディングの様子にも驚かされましたね。一小節づつ時間をかけて調整していくというやり方、あれは一般的な手法なのでしょうか?
Hiro いえ、一般的ではないですね。ふつうは通して何回か歌って、そのなかからいいところをつまんで行くことが多いと思います。僕は、タイアップだったり明確なテーマがあったりするときは、一小節づつ手を入れながら作っていく方が合うと思います。ゲームやアニメといった非日常的なものはとくにそうですね。それから、今回はすばらしい映像も作っていただいて、そこに曲が乗ることも決まっていたので、映像に合わせる意味でも細かくやっていきました。
佐藤 こんなに丁寧に時間を掛けて作っていくものなんだな、と本当に驚きました。レコーディングも8時間ほどスタジオを押さえていただいていたのですが、まさかフルで使うことになるとは……。
Hiro やり方としては、どうしても時間がかかってしまいますね(笑)。
佐藤 レコーディングのときにHiroさんがものすごく気にかけて僕に話しかけてくださったのも印象的でした。レコーディングの時は会話などは極力しないものなのかなと思っていました。
Hiro 自分でひとつテーマを掲げて作るときはエンジニアさんとしか話さないということもありますが、主題が自分ではない場合はディスカッションやコミュニケーションを重視しますね。今回であれば『オルサガ』を作っている方となんでもいいので色々と話して、そこから制作意図にしっかり合わせたいということですね。それから、畑が違うものどうしの共同作業になるので、なんでも言いやすい雰囲気作りの面もあります。絶対あると思うんですよね「この歌詞は違うな」とか「ここの歌いかたはこうしてほしいな」とか。そういうときに、主題を作った人たちからちゃんと意見を言ってもらえたほうが、いいものができますから。
佐藤 『オルサガ』はおかげさまで長く続くタイトルになりまして、チームとしても思い入れが強いですから、Hiroさんのようなスタンスで受け止めていただけたのは本当にうれしいです。
Hiro 主役は『オルサガ』ですから。そこに僕たちのエッセンスが乗って、ファンによろんでいただけるものができれば。
佐藤 では最後に『オルサガ』ファンにメッセージをお願します。
Hiro まず『オルサガ』を遊んでいる方には、聴いて頂ければいろいろと詰め込んでいることがわかっていただけると思います。なので、曲の説明は不要です(笑)。ぜひ聴いてみてください。あえて直接的な言葉を使っていないところもありますが、いろいろと想像してもらえたらうれしいですね。逆に、『REVIVER』を聴いて「いいな」と思ったら、『オルサガ』を遊んでみてほしいですね。より曲を楽しめると思います。『オルサガ』とマイファス、双方のファンがつながるキッカケにもなればと思いますので、よろしくお願いします。
佐藤 今日は本当に、ありがとうございました。
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『オルサガ』と人気ロックバンド“マイファス”がコラボした最新ミニアルバムの限定盤スリーブジャケットが公開! |
オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-
- ジャンル
- 戦記RPG
- メーカー
- セガゲームス
- 配信日
- 配信中
- 価格
- 無料(アプリ内課金あり)
- 対応機種
- iOS/Android
- コピーライト
- (c)SEGA/f4samurai
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