【新作】最下位は処刑!?　見知らぬ10人がスロットで戦う極限サバイバル 『絶望ゲーム』

男女10人に隠された共通点が生存のカギ

3ヵ月前に仕事をやめて以来、パチスロに通って日々を過ごすようになっていた主人公。

「今日は新しいスロット台が入るぞ」と、ワクワクしながらなじみの店に向かっていたのだが、その道中で何者かに襲われ、見ず知らずの男女が集められた密室で目覚める。

そこに現れたゲームマスターを名乗るマスクの男に、「最下位の人を処刑します」と脅迫された10人の男女が、必至にスロットで好成績を目指していく。

それが、本記事で紹介するスリル満点の脱出アドベンチャー『絶望ゲーム』だ。

目押しOK!!　生死を決める恐怖のスロットバトル

不気味なマスクと黒いフードが特徴的なゲームマスターが監禁した男女10人は、ニートの主人公や大人しそう主婦、チャラいホストやアイドル、ギャルやゲーマーなど、いずれも個性派揃いだ。

マスクの男曰く、彼らには共通点があり、それがわかれば全員生きて帰れるというのだが、誰も思い当たる節がない。

さらに、スロットマシンでメダルを集めることを強要し、毎時間の集計時にもっとも少なかった人間を処刑するというのだ。

運命を決めるスロットの操作は、画面をタップするだけのシンプルなもので、絵柄も少なく目押しもしやすい。

また、広告動画を再生すれば、フィーバータイムを誘発することもできる。

さらに、全員のメダルを集計するグラフ画面では、各自の進行状況がわかると同時に、“TAP”ボタンで加算するたびにつぎの処刑が始まるまでのカウントダウンが進んでいく。

1タップするごとにグラフが目まぐるしく変動する光景は、とくに恐怖演出もないのに、とてもスリリングで興奮するのだ。

また、スロットの中にあるドクロを揃えてしまうと、集めたメダルを没収されてしまう。

これも広告動画を再生すれば阻止できるし、1度に持てるメダル数が上限に達すれば、その都度、集計画面に行くようメッセージが表示される。

ストーリーの進行度に応じて難易度は上がってはいくが、最大限プレイヤーが有利になるよう設計されているので、スロット経験がない人でもゲームを楽しめるぞ!!

人間の本性が暴かれるストーリーパート

首謀者の風貌や監禁対象者に共通点があること、全員に外すことのできない機械が装着されているなど、本作には映画『SAW』を連想させる点が多い。

最初は善人のようにみえた人も、死と隣り合わせの恐怖から徐々に本性が現れ、思いがけないカタチで命の駆け引きを強いられる場面も描かれていく。

性格も違えば会った覚えもない。

そんな彼らに、ゲームマスターは共通点があり、それがわかれば全員生きて帰れるという。

そのヒントとして開示されるのは、“見ざる言わざる聞かざる”を連想させる1枚のイラストだ。

さらに、対象者に応じてさまざまな処刑が執行される。

その様子はどれも残酷で、ときには理不尽な状況も突き付けられ、そうしたシチュエーションから、ますます『SAW』感が強まっていく。

シリーズのファンである著者としては、出だしこそ不安だったが、監禁者たちの人格が崩壊していくプロセスと、予想外の展開で死んでいく光景に、最後まで緊張感を持ってプレイできたぞ!!

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

動画でも新作紹介しています

気に入ったものがあったら更新
角満＆中目黒のこれ、知ってる？

毎日更新午前7時に更新中

編集長！これ、どうでしょう!?

YouTubeチャンネル登録して動画をいち早く見よう！

ファミ通AppのTwitterをフォロー