【新作】ダンジョン探索RPG『悪夢の城』はカード収集による傭兵＆スキル獲得がキモ！

終わりなきダンジョンと幅広い育成ライフ

ハクスラ要素満載のダンジョンRPG『悪夢の城』。オート進行で気軽に楽しめるゲーム性だが、やり込み要素も十分な意欲作だ。

群がる敵をなぎ倒して主人公のアランがたどり着いたのは、真っ暗闇の中にそびえ立つ“悪夢の城”。武器や防具を現地で調達し、指定されたカードを組み合わせて傭兵を召喚しながら、魔物がはびこる城の最深部を目指していこう。

カードを集めて戦力を拡大させるハクスラ要素

本作のバトルは基本攻撃と移動が完全に自動で、主人公が持つスキルのみ任意のダイニングで発動させる仕組み。

敵から“図案”と呼ばれるアイテムを奪い、そこに描かれているカードを揃えると、新たな傭兵やスキルなどを獲得すできる。

また、倍速機能も3段階あり、ステージクリアー時にそのまま待機していれば、5秒後につぎのステージに出発してくれる遊びやすい設計だ。

図案を完成させるためのカード収集や、レア装備を狙った周回プレイは、まさにハクスラ要素。

限定ステージにチャレンジできる“Dungeon”では、貴重なカードや装備のほか、まとまった経験値や資金を稼ぐこともできる。

10層毎にボスが待ち受ける悪夢の城は、いったいどこまで続いているのか。節目ごとに発生する個性的なストーリー演出を楽しみながら、主人公のアレンが悪魔の巣窟に潜入した真の目的を追いかけていこう。

図案が購入できる秘密の図書館で傭兵を確保

Town（本拠地）にあるCard（図書館）では、ゲーム内で稼いたコインを使って傭兵や優れた装備のほか、戦闘不能から蘇生させる復活石などの図案を購入できる。

とくに、戦力拡大の要である傭兵はとても重要な存在なので、序盤のうちに購入しておきたいアイテムだ。

20層あたりまで進むと難度が上がり、初期状態（ふたり）では苦戦する場面も多くなってくる。

そのころには十分な資金が手元に貯まっているはずなので、図書館のラインアップからお好みの図案を選んで戦力の増強を図っていくといいだろう。傭兵を増やして4人パーティーで挑めば心強いぞ。

鍛冶屋で装備を分解＆強化しよう

Townの左下にあるBuild up（鍛冶屋）では不要な装備を分解し、入手した素材を使って装備の作成や強化できる。

装備の強化は5段階まで可能で、等級によって上昇率や必要な資金が上昇するほか、何度も利用することで得る強化ポイントに応じて設備のランクを上げることも可能だ。

本作を実際にプレイしてみると、ステージ進行もオートで任せられる手軽さとは裏腹に、10ステージ毎のボス討伐後に描かれるコミック調の独特なストーリー演出と、各所で挿入される設定画から、その世界にどんどん引き込まれていく。

ゲームを進めるたびに新たな発見を楽しめる、そんな作品だ。

P.N.深津庵
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