『スターホースポケット』攻略まとめQ＆A！ 強い競走馬のつくりかた、馬券の効率的な購入法は

『スタポケ』で強い馬を生み出すには!?

セガから好評リリース中の競馬ゲーム『スターホースポケット』（以下、『スタポケ』）。第1回プレミアカップも開催され、プレイヤーたちは日々強い競走馬づくりに励んでいることだろう。

今回は、開発を担当する岡林芳弘ディレクターに強い競走馬づくりの方法をお尋ねし、それをQ＆A形式でお届けする。さらに『スタポケ』の目指す先がわかるインタビューも敢行！

生産編

Q.生産でまず意識すべきことは？

A.今世代だけでなく次世代のことも考えること。

コストをかければかけるほど強い馬になる可能性が高い。そのため、調教や貴重な飼葉を育成中の馬に与えたあとに引退させて生産に回せば、そのかけたコスト分の素質が蓄積されることになる。

初代の株券どうしの配合だけでなく、次世代で強い馬を作りたい場合はあえて大量のメダルを投じて育成し、生産へと上げて次世代につなぐのもひとつの手なのだ。

Q.インブリードはどのような効果がある？

A.インブリードを重ねると、強い馬が生まれる可能性が上がる。

たとえば1000枚の種牡馬、繁殖牝馬を重ね合わせたとき、通常は2000枚だが、インブリードで2300枚の配合になることもある。結果、生産コストが上がるので強い競走馬になる可能性が高い。

Q.効果的なインブリード方法は？

A.奇跡の血量4×3を狙うこと。

インブリードした血統内の馬ごとに効果は異なり、A馬はスピードアップ、B馬スタミナアップだったりと、結果はさまざま。4代前祖先と3代前祖先が共通の馬となる、いわゆる“奇跡の血量4×3”を狙えば、能力が飛躍的に高まる可能性もある。

Q.インブリードにデメリットはある？

A.想定外のデメリットが現れる危険性がある。

気性が悪くなったり、丈夫さに難が出てきたりといった危険はある。逆に、アウトブリードは丈夫さが上向きに出る傾向がある。

Q.ハイレベルなレースに勝つ馬をつくるには？

A.それぞれのレースに対して、生産コストをかけた馬が勝利しやすい。

SSRの株券だと2000枚程度だが、種牡馬、繁殖牝馬ともに同じ設定だと4000枚のコストをかけられる。そして調教でコストをかけることで、競走馬にかかったコストが伸びる。さらに生産時の馬の素質にブレが出にくい“堅実配合”を重ねていけば、生産した馬の素質が伸びていく。

調教編

Q.調教はどのように進めていけばいい？

A.育てたい馬の方向性によって調教メニューを変えるのがポイント。

勝負根性を上げたい場合は、デビュー後序盤にその能力がアップする芝、もしくはダートの調教をしていくと伸びやすくなる。

距離適性を長距離に伸ばしたい場合は、スタミナが伸びるダート、ウッドチップ。短距離に伸ばす場合は、スピードアップ効果がある芝、坂路を重視していく。

気性が悪いが素質が高いなど、レースに出て安定して力を発揮してくれなさそうな馬は、あえて次世代に期待をかけるために、コストをかけた育成がおすすめだ。

Q.馬の特徴はどうやって知る？

A.秘書からのヒントが役に立つ。

「距離に強い」、「特定の競馬場ではよく走る」、「冬場は活躍する」など、秘書はそれぞれの馬の特徴や、ピッチをはじめとした走法の特徴をときどき教えてくれる。しっかりと耳を傾けよう。

Q.馬の距離適性も育てられる？

A.育てられる。ただし、その馬がもっとも得意とする距離を知る必要がある。

スタミナ寄りの調教をすれば長距離、スピード寄りならば短距離側に伸びるので、走らせたいレース、獲りたいレースに向けて調教を固め打ちをするのが理想。

ただし、持って生まれた才能も重要で、馬によって根幹距離（1200、1600、2000、2400mなど）、非根幹距離（1400、1800、2200mなど）の得意不得意があり、それを把握する必要がある。その距離を見極めるのにも、秘書との密なコミュニケーションが求められる。

レース編

Q.手っ取り早い馬の素質の見分けかたは?

A.デビュー後3戦終わった後に「伝説の序章ですね」と言われると期待できる。

秘書から「伝説の序章ですね」と言われたら、その馬は見込みがあると思っていい。ただし、そのコメントが出てもなかなか勝てないときがある。その場合は晩成だったり、時期が得意ではなかったり、調教が足りてなかったりと、オッズが上がらない要因があると言える。

Q.レースで大切なことは？

A.連勝することが大切。

連勝すると素質・強さが上向くが、逆に負けると下がってしまう。無理をしてGIに挑むよりも、勝てるレースを選ぶことが重要。負け始めてしまった場合、生産用と割り切って次世代にかけるという判断も、最強馬生産では重要となる。

Q.理想のレースのローテーションは？

A.GI→WBC→GI→WBC→SWBCというローテーション。

上記のローテーションで進めることがベストだが、連勝するには、かなりの素質が必要となる。SWBCでは、直前にWBCを何回勝利したかというのもオッズに関わってくる。

馬券購入編

Q.馬券のペイアウト率は何％？

A.85％

実際の競馬のペイアウト率は75～80％。『スタポケ』のペイアウト率は高くなっている。

Q.おすすめの馬券の買いかたは？

A.寝る前に購入し、勝負をする。

まずセレブランクノーマルの場合はメダルを2000、シルバー以上の場合は5000まで毎時100のメダルを秘書が支給してくれることを知っておこう。

この秘書がくれるメダルを利用すれば、8時間『スタポケ』から離れる場合、秘書がメダル800枚持ってきてくれることになる。このとき直前に800枚を賭けると考えればまったく損しないというわけだ。

十分にコストをかけた調教を行えるメダル3万枚以上を目指す場合、この800枚の予算をすべて4、50倍の馬券を1点で購入するのが正解。当たったらフィーバー、外れたら秘書にメダルを貢いでもらうというスキームが完成する。

岡林ディレクターに訊く『スタポケ』話

さらに今回は、第1回プレミアカップの感想、さらにはこの先の『スタポケ』に関する話を岡林ディレクターに伺った。

第1回プレミアカップについて

――第1回プレミアカップが終了しましたが、感想をお聞かせください。

岡林芳弘氏（以下、岡林）　出走頭数が27万頭いて、予選を参加できたのは10万頭。予選に参加できるボーダーラインは5080枚でした。想定以上にプレイヤーの方々がレベルの高い馬をつくってきましたね。

――決勝進出のボーダーラインはどのくらいだったのでしょう。

岡林　決勝に残った12頭はどの馬も5万枚以上稼いた競走馬。WBCを10勝以上しないと届かないというレベルでした。

――決勝に出場した競走馬の脚質に特徴はありましたか？

岡林　けっこう後方から行く馬に偏っていました。けっきょくレースも4番人気の馬が逃げ切り決着となりました。1番人気の馬が月間ランキングトップのほうで、8万枚稼いだ馬でしたが惜しくも4着と。

――今後、プレイヤーはプレミアカップにどのように臨めばいいと思いますか？

岡林　4万枚がひとつの壁になりますが、トップクラスのプレイヤーは6万、7万の馬をぶつけてくると思います。今後はもっと激しい戦いになりそうですね。

――参加者の配合などで注目ポイントはありましたか？

岡林　驚いたのは、12頭中10頭が牝馬だったとことです。最後に目指す血統の組み合わせが偶然、牝馬だったんでしょうね。

――代重ねについてはどうでしょう。

岡林　代重ねに関してはばらつきがありました。ランキングを見ていても、初代や二代目でも獲得ランキングが上のほうにいっているので、今後の配合に関しては、まだわからないところもあります。

この先の『スタポケ』

――今後『スタポケ』はどのように進化していくのでしょう？

岡林　まず軽量版をゴールデンウィークまでに実装したいと考えています。幅広い端末で遊べるようにするのが、直近の目標です。

――遊びやすくなるのはうれしいですね。

岡林　続いて、アーケード筐体との連動を目指します。『スタポケ』で育てた馬をアーケードで走らせたり、アーケードの馬を『スタポケ』で調教できるように、といったイメージですね。

――セガさんが唱える“マルチデバイス×ワンサービス”の一環ですね。

岡林　そうですね。あとは『スタポケ』とアーケードの『スターホース』と合同の全国大会を開催したいです。『スタポケ』とアーケードの馬、どっちが強いか決着を付けたいですね。

――ゲーム内ではどのようなコンテンツが用意されますか？

岡林　『スタポケ』は殿堂馬がアーケード版に比べて多く持てるのですが、いろいろな殿堂馬を持っていると遊べるコンテンツを用意する予定です。そのためにダート馬、短距離馬など、いろいろなタイプの競走馬を溜め込んでおいてほしいですね。

――直線1000mが得意な馬、逆に長距離が得意な馬などバリエーションを多く持っておいたほうがいいと？

岡林　はい。今回は新潟直線、つぎは京都3200、さらに小回りの2000mなど、さまざまな条件でユーザーどうしが戦えるようにする。毎週マッチングするリーグ戦などができるとおもしろいですね。いろいろ考えていますよ！

――ありがとうございます。それでは最後に『スタポケ』プレイヤーにメッセージをお願いします。

岡林　“馬券だけは計画的に”とだけは強くお伝えしておきます。いろいろな仕様の追加を考えていますので、今後にご期待ください！

この記事のタグ

• SEGA
• スタポケ
• セガ