【新作】シュールなタイトルに騙されるなかれ!意外に本格的なアクションRPG『太極パンダ』

2017-03-29 12:00 投稿

パンダ率は意外と低め!?

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スネイルゲームズジャパンからiOS/Android向けに好評配信中の『太極パンダ ~はじまりの章~』(以下、『太極パンダ』)。

『太極パンダ』というタイトルから一瞬ネタゲーのような印象を覚えるかもしれないが、ゲームエンジン“Flexi”によって描かれる圧巻のグラフィック、シンプルかつ歯ごたえばっちりの戦闘など、中身はかなりしっかりしたアクションRPGとなっている。

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▲戦闘もサクサク進み、スキルで敵を一掃する爽快感はなかなかのもの。

ダンジョンは2、3分でクリアーできるので、サクッとプレイできる手軽さも魅力のうち。しかしながら、レベルアップなどで開放されていく要素が非常に豊富なので、腰を据えてじっくり遊ぶこともできるぞ。

また、使用するキャラによってアクションが大幅に変わるのもポイント。複数のキャラを遊ぶことで、長期間遊んでいてもマンネリがこないという設計もナイス。

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▲使用できるキャラは上記3キャラを含めた7名。パンダからケモ耳、はたまた完全な人間など、使用キャラの幅も広い。
ゲームの見どころ
・パンダやケモ耳、人間といったバリエーション豊かなキャラを使ったサクサク&爽快なアクション
・ダンジョンのクリアータイムによってボーナスアイテムが手に入るタイムアタック要素
・レベルを上げていくごとに増えていく対戦や協力などの豊富なマルチプレイモード

サクサク操作ながらスパイスの効いた難易度設定!

アクションRPGと銘打たれた本作だが、アクションといっても複雑な操作は必要なく、左手で移動、右手で通常攻撃&スキル発動、基本的にはこのふたつで進めていくことになる。

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▲移動用のゲームパッドは指を置いた位置に出現するので、視界のジャマになることはない。

通常攻撃を連続でくり出してコンボをつなげたり、密集する敵をスキルで一掃したりと、状況に応じてさまざまなアクションを楽しむことができる。この戦闘が爽快感バツグンで且つ、とにかくサクサク進むのが特徴だ。

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▲スキルにはクールタイムがあり、強力なスキルほど使用可能になるまでの時間が長い。
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▲ザコ敵がばんばん血をぶちまけながら死んでいく様は、国産ゲームではなかなかお目にかかれない光景だ。

自分で操作していても簡単にダンジョンを攻略していくことができるが、オートモードを使えば完全に自動でダンジョン攻略を進めることもできてしまう

オートモードには“通常攻撃のみ使用”“スキルもガンガン使用”の2タイプがあるので、ザコ戦とボス戦とでモードを切り換えていくといい。

また、オートモード中に移動や攻撃の操作を割り込ませてセミオート的に操作することもできるため、戦闘と戦闘のあいだの移動が面倒という人にもぴったりだ。

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▲オートモードのボタンを押すことで、“通常攻撃のみ使用”、“スキルも使用”、“セルフ操作”の3モードを切り換え可能。

しかし、簡単操作に加えてオートモードまで搭載しているとなると、アクションで肝心な“手応え”はあるのか?という話になるが、そこは心配ご無用。

ゲーム序盤でこそオートモードで放置していても余裕でクリアーできるが、ある程度ゲームを進めていくとボスの攻撃も激しくなり、猪突猛進なオートモードに任せるだけでは厳しくなってくる。

逆に言えば、敵のモーションを見てしっかりと攻撃を回避することで、オートモードでは勝負がきびしいような相手にも勝つことができるということだ。

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▲ボスの攻撃はモーションも大振りなものが多いが、そのぶん威力も高く攻撃範囲も広い。

「オートモード搭載とか、ぬるゲーだな~」などと思ってナメていると意外にも早い段階で撲殺されることになるが、むしろ簡単には勝てなくなってからが『太極パンダ』の始まりと言ってもいいだろう。

善は急げ!クリアータイムでボーナスゲット

『太極パンダ』のダンジョンは基本的に2、3分程度でクリアーできるのだが、このクリアータイムが地味に重要

というのも、ダンジョンのクリアータイムに応じて、最高で三ツ星の評価を受けることができ、この評価に応じてボーナスアイテムをゲットすることができるからだ。

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▲複数ステージの評価合計で、課金アイテムの“ダイヤ”も入手可能。

また、三ツ星評価でクリアーすることの利点はアイテムだけではなく、なんと三ツ星評価を獲得することで、そのダンジョンを再び攻略する際のアクションをすべてスキップすることができるのだ。

つまり、ダンジョン挑戦に必要なAP(いわゆるスタミナ)を支払うことで、経験値や金貨、ドロップアイテムなどが、攻略部分をすっとばしてその場で手に入ってしまうのである。

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▲スキップボタンをタップすればダンジョンをクリアーしたことになる神機能。

これらの要素によって、プレイヤーとしては当然全ダンジョンを三ツ星評価でクリアーしていきたくなる。しかしここがミソで、ある程度ゲームを進めるとオートモードでは三ツ星評価を獲得するのが難しくなってくるのだ。

結果、敵の攻撃を受けることによる時間のロスを減らしたり、スキルの使い分けによってザコ敵を瞬殺したりと、タイムアタック的な楽しみが生まれてくるのである。

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▲あと数秒を縮めるためにはどうすれば……?と試行錯誤を重ねるのもおもしろい。

もちろんガチャで強力な装備を収集すれば一気にタイムを縮めることもできるが、ある程度はプレイヤーの工夫しだいでもなんとかできる。そこも本作の美点のひとつだ。

かけらを集めてレアアイテムを入手!

また、本作のユニークな点として、強力なレアアイテムや、ダンジョンでプレイヤーといっしょに戦ってくれる“使い魔”を、ガチャだけでなくドロップアイテムを集めることでも手に入れられる点が挙げられる。

“かけら”と呼ばれるアイテムを一定数集めることで、レア度の高い装備品などを入手することができ、これの“かけら”集めもダンジョン攻略の楽しみのひとつとなっている。

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▲ドロップ率は低めなので集めるのはひと苦労だが、そのぶん“かけら”を集めきった際の達成感も大きい。

装備品と同様に“かけら”を集めることで手に入るのが使い魔。使い魔は戦闘中に自動で戦ってくれるお供のような存在で、種類によって異なるスキルを使用できる。

使い魔ごとに見た目も大幅に変わるので、性能で選ぶか見た目で選ぶかはプレイヤー次第だ。

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▲使い魔にもパンダは存在するぞ。

対戦か、協力か!マルチ要素もかなり充実

本作はほかのプレイヤーのキャラクターと1対1で戦うものからパーティーを組んでダンジョンを攻略するものなど、はたまたプレイヤーどうしによる3対3のバトルなど、対戦や協力といったマルチ要素が豊富なのも魅力的だ。

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▲レベル60など、かなり後半で開放されるモードもあり、長期間プレイしていても新たなモードを楽しむことができる。

さらに、サーバー内のプレイヤー全員が挑むレイドボスなども用意されており、とにかく遊ぶことのできるモードや要素が盛りだくさんとなっている。

キャラクターの強化も、装備品や使い魔のレベルアップ、スキル強化、条件を満たすことで手に入る称号の付け替えなど、かなり多様なチューニングが可能だ。

APは8分に1回復、とややペースが遅めになっているが、逆を言えばAPが飽和することに神経質にならずに済むため、まったりと遊ぶにもちょうどいいタイトルだ。

『太極パンダ』というシュールなタイトルとは裏腹に、ゲームとしてはかなり真面目な作りになっている。本記事を読んで興味を持った人は、ぜひ一度ダウンロードしてみてはいかがだろうか?

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太極パンダ ~はじまりの章~

ジャンル
RPG
メーカー
Snail Games Japan,Inc.
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS 6.0 以降、Android 2.3 以上

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