今年花粉症デビューした人へ……花粉症ライターが選ぶお役立ちアプリ5選

意外とあった花粉症アプリ！

今年もやってきた花粉症シーズン。この時期になると、鼻のかみすぎで鼻の頭が真っ赤になったり、意外と値が張るケアグッズで出費したりと、地味な辛さが付いて回るもの。

かく言う筆者も、スギ、ヒノキ、イネ、ブタクサのクアドラプル花粉アレルギーキャリア。強弱はあるものの、2月末から9月末ほどまでアレルギー症状に悩まされ続けている。

この辛さをどうにかできないものかと、これまで多くの治療を試してみたが、「ズバリ、これがいい！」というものと出会えていない。

そういった背景もあり、藁にもすがる思い……とまではいかないが、なんとなく花粉症アプリを検索してみたところ、意外とヒット。

今回はその中から一部を紹介をしていこう。

花粉チェッカー

『花粉チェッカー』は、設定した地域に飛散するであろう花粉の量とその種類を表示してくれるアプリ。週間予報なども表示できるので、花粉の飛散量が少ないタイミングを見計らって「よし、この日に布団を干そう！」などとスケジューリングにも活かせる。

が、花粉の飛散量が少ないときは大抵雨が降っているので「あ、布団干せないじゃん」となることもままある。設定地域を最大で9ヵ所まで設定できるので、「明日行くゴルフ場はどんな感じかな？」等の使いかたはできる。

花粉メーター

こちらは、花粉情報をメインに、設定地域の気候などを知れる情報アプリ。猫のかわいらしいキャラクターが花粉の多さを教えてくれるので「あー、今日も花粉多いかー……」という陰鬱な気持ちを「猫かわいい」という感情で相殺できる（かもしれない）。

花粉症の知識をまとめてくれている箇所があったり、週間予報を確認できる機能もあるので、見た目以上に機能性は高い。

花粉症予報・花粉情報アプリ ぐずるん

こちらも花粉の飛散予報や時間ごとの情報を確認できるアプリ。キャッチーで直観的に情報を把握できるインターフェースも特徴のひとつだが、それ以上にユーザーとの情報共有ができるのが最大の特徴。

ユーザーが花粉症の症状を大丈夫、ムズムズ！、グズグズ！、ツライ！、超ツライ！の5段階で投票できる。

まだリリースから間もないためユーザーが少なく、投稿件数が少なくはあるが、みんなと情報を共有し合って、この辛い季節を乗り切ろう！

花粉症レスキュー隊

花粉症とは何か？　セルフケアの正しい方法は？　症状別対策は？　気になる花粉対策情報がひとまとめにされた情報系アプリ。やはりケアをするのは病院に行くのがベストだが、自分でできるケアがあるのなら、そちらも併用したいところ。そんなときに役立つのがこちらのアプリだ。

花粉症歴の長い人からしてみれば知っていて常識と思われる情報も多いが「なんか花粉症っぽいかも？」と感じる程度の人はまずこちらを確認して、花粉症についてを学んでみるといい。

コンタクトレンズユーザーのための情報もまとまっているので、そちらが気になるという人にもおすすめ！

Yahoo!天気 – 雨雲の接近がわかる気象予報レーダー搭載アプリ

Yahoo!が提供する天気予報アプリ。通常の天気予報や災害情報の確認機能はもちろん、プラス季節情報として花粉情報が確認できるようになっている。

こちらのアプリの特徴は、花粉症にまつわるセルフチェックが行える点と、それに関連して近所の病院を検索できるという機能が搭載されている点。自身が花粉症なのかどうか、最近ちょっと怪しいと思っている人は、こちらでセルフチェックを行ってみるといい。

また、自身が抱える症状が重症なのかどうかを測れるのもポイント。症状によっては急ぎ病院に行ってちゃんとした診察をしてもらいたいところだ。

最近ちょっと花粉症の兆候が見られるという人は、こちらのアプリを使ってみるといいだろう。

と、とりあえず目に付いたよさげなアプリを5つ紹介してみた。「アプリを起動することによって、特殊な電波・音波などが発生し、それによって花粉を遠ざける」というような奇跡的なトンデモアプリがなかったのはおもしろ味にかけて若干残念だが……。

しかし、やはり花粉症対策は情報が命。対策を知っているのと知らないのとでは、とくに室内での症状の重さが変わってくる。

ちなみに、筆者おすすめの花粉対策は「私はもう完治した」と自己暗示をかけることによって、自分は花粉症ではないという設定で生きていく方法だ。ここ数年、この方法を使っている。効果はないが、なにか吹っ切れたおもしろさを感じられるので、花粉症に疲れた人は、1周回って変な方向に突き進んでみるのもいいかもしれない（※）。

※自己責任でお願いします